☆ ツーリング紀行 ☆
林道オフオフ記


なるか?定期開催(笑)
 


<2008年9月>

宣言した事ですし

 午前8時、栃木県宇都宮市内某コンビニ駐車場。
 集まったのは5台のオフ車。皆「こんな天気」(後述)の中、山の中へツーリングへ出かけようという物好きばかりである。

 今日はオフロードのオフ会、題して「オフオフ」である。

 今年の餃子オフの際、オン車とオフ車の両方を持っている人の多さに驚いた。
 それならいっそのこと…と、このイベントを計画してみたのだ。

 最初は「天気悪かったらやらないよん」のはずだったのだが、諸般の理由により開催決定。
 今日の予報は「午後から雨!絶対雨!」なのだけれど。
※この天気じゃキャンセル続出か?と思っていたのは秘密。

 「午後から雨」ではあるのだが、今のところ天気はそう悪くはない。
 参加車両は125‐250cc、まったくの初心者はいないし台数も丁度良い。空さえ持ってくれればきっちりと走れるだろう。


さぁてどうなりますかねぇ…

 それっと走り出す。
 まずはいつもの河原から。

 締まった路面の河原は比較的走りやすかったが、道が土手に変ると様相が変った。夏草の量が半端ではないのだ。

 路肩から覆いかぶさってくる草を掻き分けて走る。
 もう少し前なら除草されていたはずだし、もう少し後になると枯れてくるはず。
 「むー、そうか、この時期は結構走りにくいんだな」

 それでも足慣らし代わりに快走、空はまだまだ大丈夫。

 1時間後、いつもの林道入り口へ。
 「んじゃ軽く行きますか」と走り出すが…「うひー荒れてるぅ…」

 実は、昨日台風が通過したばかりの北関東。
 直撃ではなかったので雨はそう降らなかったはずなのだが、さすがに林道は大荒れになっていた。
 
 路面には水溜りと深い溝、路肩は崩れ、山からはゴロ石が転げ落ちている。
 タイヤが飛ばされると横の川まで一直線かも?くれぐれも気をつけて走りましょう。(←主として俺)

 わいわいやりながら走る途中、こんなに荒れている林道で、なんと四輪とすれ違う。
 すれちがいざま「この先車でも通れる?」と聞かれたので「ここまで来られたならいけるでしょう」と返答。
 いや、だってそこに見える崖崩れ跡越えてきたんでしょ?
#ニッサンADバンって走破性あるんだな…


入り口はそう荒れてはいなかったんですけどね

 もう少しで県道へ…という頃、空からぽつりと雨粒が落ちてくる。
 くっそー、やっぱ山は降りだすのが早いな。早めに雨具着ておきますか。

 林道通過完了。
 峠を越えて龍王峡から川俣温泉方面。
 この先長いし念の為ここで給油って、え?今日お休みですか。

 目当てにしていたガソリンスタンドはどうやら改装中のよう、むー、他にGSどこにあったっけ?

 確かもう少し西に1つあったはず?と走り出す。
 数キロで別のGS発見、「良かった良かった」はいいのだが…「なんで本降りになるんだよぉ」

 これまでぽつりぽつりだった雨が突然本格的に降り始める。
 いわゆる「ザーザー降り」という奴である。
 
 雨は覚悟していたけれど、正直ここまで降るとは思わなかった。
 ブーツカバーまでは持ってきていないし、足は濡れるなこりゃ。


結構な降りです

 道をちょいと戻り、次なる林道目指して山を登る。

 ここで某氏のバイクがグズりはじめる。
 どうやら雨の影響で電装系がヤラれたらしい。そりゃまぁこの降りですからねぇ。

 林道入り口手前。
 雨の中、目の前に現れた景色に呆然と立ち尽くす我々。その前には……巨大な池が広がっていた。
 渓谷を跨ぐ橋の欄干が凹状になっており、そこに泥水がこれでもかと溜まっていたのだ。

 恐る恐る進入してみる。

 深さは約40cm。ホイールの半分近くが沈みざばざばとそれはもう凄い状況である。

 後続の某氏が考え込む。
 現在ゲホゲホ咳き込んでいる某氏のバイクだと確実にエンストするだろう。そしてルートはまだまだ長い。

 熟考の末「名誉の撤退」を決意した某氏。いや、残念ですがそれが正解かもしれませんね。

 涙ながらにUターンする某氏に手を振り見送ったら、さて、こっちも頑張るとしましょうか。


気をつけて帰ってねぇ~

 残り4台で走り出す。
 雨は…少し小降りになってきたかな?

 進入した某林道、ここもまた荒れ荒れだ。だが何故か結構な台数の4輪が走っている。
 ほとんどは例によってスズキジムニー、まぁ好きモノオーナーが多いからね、この車両は。
※知り合いでコレに乗っている(いた)連中は皆それはそれは…(略)

 草で両サイドをがさがさ摺りながら現れたのは1台のトヨタカリブ。
 挨拶してすれ違うも、さて、さっき追い越したジムニー軍団とどうやってすれ違うのやら。


人の心配の前にまず自分たちをって?

 小降りになったとはいえ相変わらずの雨模様。
 だが面白い事に、雨に慣れてくると濡れた路面(というか砂利)が気にならなくなってくる。

 タイヤの滑る量が一定だし、乾いている時より石が落ち着いている気がする。
 いつもは気になる水溜りもどうせ濡れているので関係なし。思い切って通過できる。
 唯一気になるのは路面そのものが見難いことだろうか?そうか、こういう時にもゴーグルって有効なのかもしれないな。
#ジェットヘルとはいえ、やっぱりシールドは曇るんだよな。


さぁ、もうひとっ走り

 せっかくなので順番を入れ替えて走る。
 
 これまで最後尾を守ってくれていた某氏は先頭になると同時にあっと言う間に見えなくなった。ああ、2ストオイルが香るねぇ…

 峠の頂上で休憩。ゆっくり山を下り、桧枝岐温泉郷へ出たのがお昼ちょっと過ぎ。
 さて、昼飯にしますかね?

 (雨具をあれこれしなければならないので)駐車場が大きそうな蕎麦屋へと飛び込む。
 うひぃとヘルメットを脱ぎ、屋根下で雨具を脱ぐ。
 「あー、ブーツの中が(水で)キュパキュパ言うぞ」

 さすがに「寒い!」という事はないが、雨に当たった後なので暖かい蕎麦を頼んでみる。
 味はまぁ、可もなく不可もなくといったところ。

 それっと出発。
 次は定番、安ガ森林道。ここは景色もよく走りやすい林道だが、その分交通量が多いので注意が必要だ。

 「こんな雨だしそれほどでは?」と思っていたが、やはり対向車は多かった。
 4輪に加え2輪も多数。
 しかしまぁ、こんな雨の中好き好んで林道を走るような莫迦な奴らがこんなにいるとはねぇ(←お前だお前)

 それにしてもこの道はやっぱり走りやすい。
 雨に濡れた木々も綺麗だし、下を流れる川も濁りはない。
 うん、雨の林道ってのもそんなに悪くないんじゃない?
※ブーツの中はキュパキュパだけどな!

 大きなギャップでジャンプを試し、ガレた岩場をスタンディングでやり過ごす。
 砂利同様、砂も締まっていてすべりが一定。俺の腕でもドリフト風味で走ることが出来る。あはは、こりゃぁ結構楽しいや。


雨もあがってきたしねぇ

 到着したのは湯西川温泉郷。
 ここから最後の林道に突入する前に給油を…って、ここも休みかよぉ。

 日曜日のせいか他の理由か、ロープが張られた大きなGS。
 むー、この辺りには他に思いつくGSないんだよな。

 仕方なく、一般道を川治温泉まで降りていく。
 以前も書いたバイパスは現在も工事中。これができると普通の温泉街になっちゃうんだろうな、湯西川。
#昔は秘境だったんだけどねぇ

 川治温泉で無事給油の後は、これから戻るのもアレだし、素直に引き上げるとしましょうか。

 コンビニで熱いコーヒーを腹に入れ、南へと走る。
 今回の参加者は皆県内在住、ならばと途中で流れ解散
 16時の解散ってのは、この天候でこれだけ走ったにしては順調だったんじゃないでしょうか?

 コイン洗車場でバイク洗い、給油しての帰宅は17時。
 ふうん、雨だとそんなにバイクは汚れないんだな…

 というわけで、天気がアレでもそれほど走りにくくはなかったオフロード。
 いや、またいい経験をさせていただきました。

 そしてこんな悪天候の中参加してくれた各位には感謝感謝。
 またやりましょう、ええ、今度は天気の良い日にね(笑)

#うひー、足の指がふやけて真っ白だぜぃ!

 

<本日の走行距離=約210km><本日の教訓=覚悟していけば雨でも結構楽しめる>





 ツーリング紀行へ戻る