■ツーリングレポート セロー 北海道

 

北海道ツーリング 2011 何を今更記

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ここはもはや定番

 

 

garage Ak!rA

 

<2011年8月13日(土)>

がっつりダートに行きますよ

 盛大に寝汗をかいて7時起床。
 「あ~宿泊だと朝ゆっくりできていいなぁ…それでもつい4時頃に起きちゃう事が多いんだけどさ」(笑)

 寝汗の原因はどうやら気温。
 窓から吹き込む風は北海道にしては温かく、外は完全に晴れ!雲ひとつ無い見事な青空が広がっている。そうそう、北海道ツーリングはやっぱこうでナイト。


 ゆっくり食べる宿の朝飯は、昨夜同様「それはもう」な量が出た。
 昨夜はあの量をほぼ完食(毛蟹1匹だけ土産に残した)+生ビール3杯いったので「判定勝ち」くらいで良いと思うのだけれど、この朝飯はもちろん完全勝利のKO勝ち。俺の旅先の朝飯は何時いかなる時でも3杯飯が基本なのだ。何を今更


 宿付きの直売所で土産の手配をし、えんやら準備しての出発は9時過ぎ。皆ここからは別行動となる。

 お初だった岩氏と「んではまたどこかで」と挨拶して、56号氏、こたろー氏とは「んではまた来週」と謎の挨拶。
 しかしまぁ、俺は栃木だし、この人たちは愛知・大阪在住だし、なのになんでこんなに頻繁に会うんだろう?何を今更


朝から元気なオヤジ連

 皆を見送り、1台でぱたぱた走り出すセローは今日も快調。さて、またまたサロマ湖まで来たわけだし、今日はきっちりニーシンパッドも付けてきたし、まずは例のあそこへ行ってみますかね。


 毎度お馴染み(?)コムケ湖畔の海岸道路。右がオホーツク海で左がコムケ湖という絶景ポイント。
 相変わらずの景色だが、今年はちょい草が延び、コムケ湖の水量も少なく様変わりしていた。これはこれでまたよし。
※言うまでもなくページトップの画像もここ。


景色は相変わらずです


海側もこのとおり


うははは…

 ペットボトルのお茶を飲みながらしばらくぼーっとする。「あ~、トンビが飛んでらぁ…」

 景色を愛でながらゆっくりと走り、国道へと復帰する分岐路へ到着。そしていつぞや同様「その先」まで行こうとしたら道が見事に無くなっていた。今年は気候が変だし何かあったのかな?ま、無理せず国道へ戻るとしよう。


そうそう、今日はダートはまだまだあるんだし


 国道238を北上。
 天気は変わらず最高、気温も更に上がりウエアのベンチレーションは全開となる。

 今日はツーリングの雰囲気を出すべく、リアバッグにを差し込んでみた。
 旗と言ってもホクレンのそれではなく(そういえば今年はまだホクレンで給油していないや…)去年の宿で買った2010年のとほ宿旗だ。
 そのおかげかどうか、昨日に比べてピースサインの来ること来ること。まぁここはメジャールートだし、今日は天気も最高だからねぇ。

 11:40am、音標あたりで小休止。

 海辺にセローを停めて海岸へ。「うへ~、バイク降りると結構暑いわ~」
 ウエアをばさばさやりながら波際を歩く。素敵な景色の広がる海岸線だが人の気配はなし。ここ独り占めってのは贅沢な話だよなぁ…


綺麗な砂浜が延々と


コーヒーでも買っておくんだった…


 「よぉし!んじゃ林道行くぞぉ!」と出発する。
 このすぐ先が風烈布林道の入り口になる。目印は見覚えのある工事看板。

 それっと進入。入り口は舗装だがすぐにダートへと変わる。牧場を突っ切るコース脇には牛も健在だ。


行きまっせ~

 いつぞや同様快晴の風烈布。

 前回はちょい砂利が深くて苦労した覚えがあるのだけれど今日はすこぶる走りやすい。
 時間も違う(今は昼、前は朝)ので雰囲気も新鮮。ま、どちらにしても晴れてりゃ気持ちいいものなんだけどさ(笑)何を今更


そうそう…


林間もありますよ


ごちそうさまでした


 ずばっと一気に走って道道120へと出る。
 迷うことなく右へと曲がり、何故か酷寒(夕べの冷えの残り?)の天の川トンネルを抜けるとそこが道北スーパー林道(美深歌登大規模林道)の入り口だ。さあこっちも行くど~!

 こちらも前回より走りやすい気がする。
 もちろん満載の荷物は重いし、ロングツーリング仕様でパンパンのタイヤ(しかもブロック減り気味)はずるずる滑るのだけれど、それを差し引きするとなかなか快適とさえ言える。
 もしかすると、新キャリアで荷物が完全に固定されているからかも。だとすれば作って正解だったな、新キャリア。


直線ではもちろん全開…には荷物があるのでしませんが


でも開けたくなっちゃうよな~


林間はゆっくりと


尾根に出たからといって道路の真ん中に停めるのはやめましょう
(後続車あり)


 「こんなに短かったっけ?」というくらい快適に走り、函岳レーダーサイトへの分岐へと到着。
 もちろんゲートは開いていてウエルカム状態。そして驚いたのだけれど、この辺りには2輪・4輪共に結構な交通量があった。

 「交通量」といってもほんの時たますれ違う・追い越されるくらいのもの、それでもここまでほぼ単独走だったのでびっくりする。
 この先、美深方面へ降りる側はさほど荒れていない道だし、そちらから登ってくる車が多いのだろう。
#比較的走りやすかったとはいえ、俺が来た天の川トンネル側から上がってくる方の道はオフ車(2輪4輪とも)じゃないと多分無理。


 頂上レーダーサイトまでは10kmほど。
 「うは~、深砂利は厳しぃ~」とか「んでも天気サイコー!」とか喚きつつ、写真を撮りながらゆっくりと上がる。


眺望最高!


天気良すぎて車に追い越されると砂煙が


でもこんな景色なんで気にもならなかったり


 頂上到着。駐車場にセローを停めてやれやれとヘルメットを脱ぐ。
 丘の上(レーダーの建物がある)から降りてきた男性に「今日は最高の景色ですよ」と言われうなづいてみる。

 歩いて上ったその丘の上はなるほど絶景だった。
 前回のようなマッパレも凄いけれど、今日のようにほんの少し雲があると遠近感が出てまた違う美しさが出る。
 「いや~凄いわぁ…」としげしげ眺め、後から来たタンデムライダー(親娘)と写真を取りあったりする。
#しかしこの道をオフ車タンデムで来るってのも凄いよな…


駐車場着


上は絶景


お約束ショット


にしてもいい天気だよなー


画像をクリックすると大きな画像が出ます


 景色をたっぷりと楽しんで丘から降りる。
 さて、名残惜しいけど下るとしましょうか。

 まずはレーダー分岐までゆっくりと降りる。「ああ、こっち側から見る景色もまた素敵だなぁ…」


何故かぽかんと帽子みたいな雲が

 分岐まで戻ったら、そこから西の美深側へと下りていく。
 先に書いたとおりこちらは走りやすい普通の林道だ。砂も薄くて四輪車でも問題なし、もちろんセローならうきうきと下っていける。

 あっという間に降り切って、お馴染みの看板の前で画像を撮ったのが15時。
 「そうか、気づかなかったけど結構走ってたんだなぁ…」


下りは楽ちんでした


これまたお約束ショット


 国道40まででてふうと息をつく。

 そして3時を過ぎているというのにまったくお腹が空いていない
 朝飯のあと摂ったのはペットボトルの烏龍茶のみ、これが今朝の朝飯がいかに凄かったかの証明になるだろう。

 R40を北上。
 今日の宿はクッチャロ湖。本来ならそこまでマイナーな道道を使いたかったのだけれど、何しろ朝から走りっぱなしなのでさすがのセローもガソリンが心もとない。
 国道を離れてしまうとGSの場所が今一不明瞭で心配だったのだ。

 音威子府で給油。給油量は7.9Lと久々にリザーブ(8L)直前まで使ってしまった。


国道脇の小さなスキー場

 その先、R275は交通量も多い。ピースサイン多し。

 途中(ガソリンも満タンになったので)道道647を使ってショートカット。
 中頓別→浜頓別と通って、クッチャロ湖畔の宿へ着いたのは17時だ。


お世話になります

 さて、今日は洗濯をしておかなければ。そして夜はジンギスカンの食べ放題だぞ!

※そしてまたまた食べ過ぎましたとさ何を今更

本日の走行距離:330km 
本日の教訓:やっぱ晴れですよ晴れ!

 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。

 

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