GAERNE EDPRO ART.404
価格:OPEN
メーカーはガエルネ
製品名はED-PRO
ART.404というモデルである。
このブーツはいわゆるエンデューロブーツ。
何故エンデューロブーツを選んだか?についてはこちらを見ていただくとして、ここでは初めてオフロードブーツを買った感想などを書いてみる。
まずは初めてブーツを見た時の感想。「デカっ!」
大きい。いや、大きいというより「太い」だろうか。
バックルやプロテクターの類で大きく見えるのだろうが、見た目は完全にスキーブーツのノリである。
高さも結構ある。脛の半分以上は覆われるに違いない。
どれどれと履いてみる。
Gパンの裾を畳み、ごそごそと足を突っ込む。
上部のベルクロで仮留めし、4つあるバックルを下から留めていく。
このバックル、止め具とベルトの2箇所で調整ができ、かつ止め具自体の取り付け位置も変更できるらしい。
相当な範囲で調整できるから、後でインナータイプのニーシンガードを買っても問題はなさそうだ。
久しくブーツインにしていなかったので、パンツの裾の調整に手間取る。
「あ~、角が腿に当たると気になるぅ~」
Gパンの畳み方も考えておかないといけないだろう。
それではと、その場で歩いてみる。
「あ、結構歩きやすいじゃん」
箱から出したばかりでオイルも何も塗っていないのだが、足首は特に意識することなく普通に曲げられる。
つかつか歩いてみても違和感は無い。「オフロードブーツはガチガチに固い」と聞いていただけに拍子抜けである。
#まぁこれがガエルネのエンデューロブーツの売りらしいのだが。
これなら普通に乗れそうだな。どれ、んじゃ試乗に行ってみるか。
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それではと出発。感想は、「む~、普通に乗れるぞぉ…」
確かにつま先に厚みのある分、シフトチェンジを意識する必要はあるが、操作自体はごく普通に行える。
よく聞く「足首じゃなくブーツ全体を持ち上げるようにシフト」する必要は無い。
従って足が疲れるような事はなさそうだ。
そして気づく。「温かい…」
11月の北関東。空は晴れ渡ってはいるが気温は低い。その中でも足首から脛がぽかぽかと温かく、実に快適なのである。
まぁ逆に言えば、真夏は相応の温度で蒸れ蒸れになる予感がするのだが。
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林道へと突入。
うん、良い。
やはり心理的な安心感は大きい。
(初心者レベルで)ガレガレの場所でも砂利砂利の場所でも、前回より思い切って走ることができる。
バイクを降りて歩く時にも特に不満はなし。
ビブラム張りのタンク底だが、さくさく歩行する事ができた。
こんな感じの靴底ですが
初め、軽めに止めていたバックルを徐々に締めこんでみる。
フィット感は格段に良くなるが、操作性に変りは無し。
俺レベルの走りなら結構ルーズな留め方でも大丈夫そうだ。
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100kmほど走って帰宅後チェック。
やれやれと脱ぐが、足にブーツと擦れた後は皆無。どこかが痛いような事もない。
どうやらブーツの型と俺の足との相性は、そう悪くは無いようである。
ブーツを見ると、内側に緑色の跡が付いていた。
なんだろう?と思ったのだが、どうやらセローのサイドカバーの塗装のようだ。
高さ的に丁度当たるのだろう。サイドカバーには何かガードを貼ってやろうか。
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林道走りで付いた泥とホコリを布で拭く。
特にやわらかくする必要性は感じなかったが、一応保護用としてミンクオイルを塗ってやる。
そういえば保護オイルとしては、ガエルネで出している撥水性のある専用品があるはずだ。
わざわざ通販で買うほどの価格じゃないから、実物を置いてあるところを探してみようか。