これまた某所でぶつぶつ呟いていたネタですが、なんとか完成したのでまとめました(笑)
で、VMAX用にと去年(2009年)買ったのがこちらのジャケット。
カドヤのLAYER-JACという奴だ。
夏用としてはちょいゴツいです
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以前も書いた気がするのだけれど、基本的にメッシュジャケット不要論派の俺。
メッシュは確かに涼しいのだけれど、走って風が当らないと冷えないのは3シーズン用と同様。
そして走ってる時なら、しっかりしたベンチレーションのある3シーズン用はきっちりと冷える。
そして何より、メッシュのみだと高地での気温の変化や突然の雨に対応できないのだ。
買ったジャケットは、「メッシュジャケットの上にウインドブレーカーを被せたタイプ」というと判りやすいだろう。
春夏の涼しい時期でも充分に着られる、暑くなったらベンチレーションを開ければ良い。
そして真夏は、カバーを外してメッシュのみでも着られるのだ。
がばっと開く前面ベンチレーション
首周り&袖&ウエストを外すとウインドブレーカーを丸々脱げます
ウインドブレーカーとメッシュジャケットに分離
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昨年、ヤボ用でカドヤ本社を訪れた時、試着。
「格好いいな」と思い、その後WEBを見ていたらセールをやっていたので通販経由で買ってみた。
物が届き、自宅で袖を通して思う、「あれ?これ、ちょいきつくないか?」
試着した時と同じサイズ(L)なのに窮屈な感じがする。
腹周りがきついならわからないでもないが、締め付けられているのは胸周りと腕だ。
確かにタイトな造りのジャケットではある。
そしてその分スリムに見えるのが売りでもある。
「こんなものかな?」とそのままテスト走行へGO、そして…
「キツい!キツいってんだろべらンめぇ!」【誰?】
やはりキツい。バイクに跨ってフォーム作ると脇の下が突っ張ってしまう。
腕もパンパンで、ぐっと力を入れるとウエアが膨らむのがわかるほどだ。
返品も考えたが、炎天下で1度使ってしまっているので気が引ける。
試しにウインドブレーカーを外し、メッシュのみにして着てみると…「あれ、きつくないや」
伸びる素材(メッシュ)のせいかきつさはまったくない。というかジャストフィットだ。
「う~ん、ならこのウインドブレーカーのところだけなんとかしてやるか…」
※実は「もしかしてウインドブレーカーだけサイズが小さい(セット違い?)んじゃないか?」とも思った。
だが、ウインドブレーカー自体にはサイズ表記がないので判断がつかない。
カドヤにもそれとなく問い合わせたけど「そんなはずはありません」の一点張り。でもなぁ、うーむ…
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さて、まずは胸周り・・・ということで、最初に背中の折り返しを拡大しよう。
折り返し(正確にはなんというのか知らない)の縫い目を解き、折り目を延ばしてから縫い付ける。
解けないようにと端にハトメを追加。「よ~し、かなり拡大できたぞ…」
標準では上のハトメの位置まで縫われてました
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次に背中。サイズ拡大の意味を含めたベンチレーションを追加する。
背中を1文字に切り裂いてファスナーを縫い付ける。
着ていても開け閉めできるように、ファスナーには長めの紐(革ツナギをサイズ変更したときの余り革)を結びつける。
全開にした時ぱっくり口を開けないよう、内側に革も縫い付けよう。
真ん中に見えるのが広がりすぎ防止用の革
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最後に袖口。これまたばっさりと切りこみを入れてファスナーを縫い付ける。
こちらもファスナー分だけ太くなるのできつさ軽減に貢献するはず。
「あ~、うちのミシンだとこの手の細いところ縫いにくいんだよな~…」
本当の「袖口」にはメッシュジャケットとの連結用ファスナーが存在するので切れません
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どれどれと着てみる。「うん、これなら大丈夫」
サイズはかなり大きくなった。
追加したベンチレーション(ファスナー)を締めた状態でもきちんとライディングフォームがとれるし窮屈感も無い。
もちろんファスナーをあければこれまで以上の風が通り抜けていく。
よし、1年越しだけど(笑)これでなんとか満足できる仕様になった。
しかしまぁ、これならベンチレーションがたっぷり付いたジャケットに買い換えたほうがはるかに楽だったなぁ(笑)
#自己満足自己満足…