＜２００３年１月＞

 

ＭＦバッテリーだしねぇ… 　昨年暮れあたりからその傾向はあったのだ。 　隼のエンジンをかける時、セルの回りがちょいと弱い。 　寒い朝には特にその症状が顕著に出る。典型的なバッテリー上がりの症状である。 　買って２年半ちょいの隼。ヘッドライトは常時点灯だし、インジェクションもコンピューターも電気仕掛け（笑）、出先でのバッテリー上がりはなんとしても避けたいところだ。 　んじゃ思い切ってバッテリー交換を・・・とも思ったが、Ｖ魔と異なり最新鋭（？）の電気系だ。屋内保管でもあることだし、そうそうバッテリーが劣化することはないだろう。ともかく一度充電して様子を見る必要がある。 　さて、充電となればバッテリーの種類が問題になる。隼はもちろんＭＦバッテリーなのだ。 　Ｖ－Ｍａｘのそれは昔ながらの開放型（ドライ）。 　現在これの充電に使っているのはホームセンターの安売りで買った充電器で、残念ながらＭＦタイプには使えない。 ＜余談＞ 　よくわからないのだが、ドライとＭＦでは具体的に充電方法がどう違うのだろうか？単に流せる電流の問題なのか？それとも過充電に対する耐久性の違いなのだろうか？ 　隼のバッテリーをパンクさせるわけにはいかないので、ＭＦ用の充電器を買う必要がある。 　そしてどうせ買うならば・・・やっぱりトリクル機能が付いた奴がいいよねぇ。 トリクル充電器とは？ 　一般的な充電器の場合、気をつけるのは「過充電」だろう。 　充電しすぎてしまうと、バッテリー内部の水分が蒸発してしまったり、ひどい時にはバッテリー自体が破裂してしまう場合もあるという。 　これを防ぐために、頻繁に充電状態をチェックしてやる必要があるのだ。 　対して、トリクル機能の付いた充電器の場合はこの必要がない。 　充電が完了し、容量が一杯になった（？）後には、自動的にちびちびと電流を流す「維持充電モード」に切り替わる。 　つまり「充電しっぱなし」にできるのだ。ものぐさな俺には実にありがたい機能である。 　早速パーツショップへ出向き品定め。う～む、確かに安い買い物ではないが…長く使えば元は取れるに違いないと自分に言い聞かせて購入する。 　帰宅後、早速隼に充電を開始する。 　取扱説明書によれば、なんと３ヶ月程度の「充電しっぱなし」も可能だという。 　さすがにそこまで放置する事はないだろうが、乗り出すときにバッテリーの心配をする必要がないというのはありがたいものだ。 　ＭＦに限らず開放型（ドライ）にも使えるこのトリクル充電器。そうだ、隼に限らず、時々Ｖ魔の方へも繋いでやる事にしよう。

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