SUZUKI GSX1300R 隼

☆ メンテナンス編 ☆

トップブリッジカバー製作記



 

<2003年7月>

GSX1300R 隼
カーボントップブリッジカバー

 一番目立つ場所ですし。

 隼に限った話ではないのだが、バイクのキーシリンダ周辺というのは傷つき易いものである。

 原因は主としてキーホルダ。
 バイクに金属製のキーホルダを使う人はそうはいないだろうが、皮製でもコスレがおきるのだ。

 うちの隼も同様。
 新車で買ってすぐにコスレ防止にシートを張っては見たものの、見た目質感共に今一つ。
 専用のカバー(プロテクタ)も市販されてはいるものの価格が…というわけで自作してみる事にする。
 
 
 作るならカーボンで。

 まずは材料の手配。
 これまで当HPをご覧になってきた方ならお解りのとおり、当然のようにドライカーボン製のシートを手配する。
※「カーボン柄の粘着シート」ではなく、本物のドライカーボン素材。

 通信販売で購入したシートは厚さ0.2mm。
 硬いカーボンシートとはいえ、この厚さなら普通のハサミ&カッターで切ることが可能である。素人のお手軽加工にはぴったりの素材なのだ。
 

GSX1300R 隼

 実は、南海部品等でも同様のカーボンシートを入手する事が出来る。
 こちらは光沢のあるカーボンの裏がシールになっていて便利ではあるのだが、なにせ価格がちょいと張る。
 下手をすると市販のトップブリッジカバーの価格を上回ってしまうので今回はパスとした。
 

 作業開始。

 作業のはじめは型紙の作製である。

 ステアリングヘッドにコピー用紙を置いて鉛筆で擦り型を移す。いわゆる石刷りである。
 外枠とボルト穴周辺は特に念入りに型取りしよう。

GSX1300R 隼




 型が取れたら、型紙をシートに張り、切る。
 小さめのハサミとカッターで慎重に慎重に。

 ちなみに切る際には中央のエンブレム部をまず切り抜き、トップブリッジの実際に当て、クリアランスを確認した後に他の部分を切ると良い。
 中央がズレてしまうと、いくら周りを上手に切ってもぴったりにはならないのだ。

GSX1300R 隼

  
 満足のいったところで、裏側に両面テープをべったりと張る。

 ステアリングヘッドは念のためパーツクリーナーで油分を除去。
 慎重に張り込めばこれで完成である。
 

GSX1300R 隼
 雰囲気良いでしょ?(笑)

 うむ、なかなか綺麗に仕上がった。
 例によって近くで見れば粗が目立つが、近くで見なけりゃそれでよし。

 さて、購入したカーボンシートはまだ半分も使っていない。
 残った部分でナニしようかな?




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