SUZUKI GSX1300R 隼

☆ メンテナンス編 ☆

ブレーキパッドピン交換記

GSX1300R 隼
デイトナ SUSパッドピン #37599
\1,470(税込み・定価)


<2005年3月>

外からは見えません

 ブレーキキャリパーを清掃する際、気をつけるものに「パッドピン」(スライドピン)がある。

 これはその名の通りブレーキパッドを支える為のピンで、このピンに沿ってパッドが動き、ブレーキがかかるのだ。

 つまりここが汚れていたり、錆びていたりするとブレーキの効きやタッチに影響が出る。
 キャリパーメンテの際には、パッドがスムーズに動くよう綺麗に磨き、シリコングリスを塗ってやる必要があるのだ。

 ところで、素人サンデーメカニックがそうそう頻繁にブレーキのメンテをできるわけがない。

 結果、パッドを外す度に汚れたパッドピンに気づき、「いかんいかん、こんなことではいかん・・・」とキコキコ磨く羽目になる。
 
 「まぁこれもメンテの一部…」といいつつも、錆び・傷のつきにくいステンレス製にできればなぁとは思っていた。

 実は、その「錆び難いパッドピン」という市販品はかなり前から存在している。
 「某みゅ~」のパッドピン。能書きはまさに俺の希望どおりなのだが問題は価格。たかだかピン2本に7K円というのだから恐れ入る。
 それを横目にこれまでは「俺には関係ないね…」と強がっていたのだが・・・え?デイトナから安いのが出たんですか?

 価格はなんと1,400円
 安い分、特別な機能(クイックリリースとかなんかそんなもの)は付いておらず、純正の形状のまま素材がステンに変わっただけのようだ。
 うむ、これなら俺にも手が届く、早速購入することにしよう。

 某日、無事入手完了。
 早速交換作業に入る。

 作業はごく簡単なものだ。
 ブレーキキャリパー背面のカバーを取り外し、パッドピンを留めているベータピンを抜き、交換するだけである。パッドすら外す必要はない。

GSX1300R 隼
コレを交換します。

 ごそごそとピンを抜き、しげしげと眺める。「う~む、やっぱり傷ついてるなぁ…」

GSX1300R 隼  GSX1300R 隼
結構磨いてるんですが…          どちらが新品かは書かなくても

 

 新品のピンと並べると一目瞭然。
 まぁ並べなくても判るのだが(笑)

 シリコングリスを塗った新しいステンレスピンを組み込む。
 ゆっくりやったのだが、20分程で作業は完了となる。

 さぁて、これでパッドの動きが良くなるはず。
 どれくらい違いが出るか…を見る前に…アレ交換しちゃうからなぁ…純粋な効果はわからなくなるだろうなぁ……【と、引っ張る(笑)】
 

Copyright 2005 Akira




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