<2005年10月>
■まだイケそうではありますが
隼を買って5年半(そうか、もう5年が過ぎたのか…)
一見、きちんとメンテナンスしている風を装ってはいるが、実は手をつけずに放りっぱなしの場所も多い。
例えばこれ、バッテリー
メンテフリー(MF)だし、トリクル充電器で頻繁に補充電しているので現在トラブルはない。
しかし、なにしろ5年半の歳月('99式なので作られたのは更にその前)が経っている。
FIやらダイレクトイグニッションやら電気式メーターやら(V魔に比べれば)ハイテク機器満載の隼、電気がなくなると身動きが取れなくなる。
早めに交換したほうが良いに違いないのだ。
★
さて、これまでノントラブルだったし、純正(OEM)への交換でまったく問題ないのだが、「せっかくだから…」と考えてしまうのが俺の悪いところ。
「どうせなら、ちょい容量の大きいものに交換してやりたいな…」
隼の標準バッテリーは、YT12A-BS(10.0AH)という型番のものである。
四輪車と異なり、バイクのバッテリー交換でまず問題になるのは外形のサイズである。
格納スペースが無い&動くとまずいので、車種毎にぎりぎりの設計になっている事が多いからだ。
#本当は他に+?端子の配置や形状もある。
もちろん隼も同様。
今回、バッテリーケースを弄るつもりはいないので、外形は同じでないと拙い。
その上で容量の大きいバッテリーとなると…
困った時のHOC(隼オーナーズクラブ)。
過去ログを探すとちゃんと交換可能バッテリーのデータが載っていた。いや、毎度お世話様です。
型番 | 容量 | 外形サイズ |
YT12A-BS:標準 | 10.0AH/10HR | W150*T87*H105 |
YTX12-BS | 10.0AH/10HR | W150*T87*H130 |
YTZ12S | 11.0AH/10HR | W150*T87*H110 |
YTZ14S | 11.2AH/10HR | W150*T87*H110 |
上のバッテリーは、全て外形の幅と長さが同じなので、上から入れるタイプのバッテリーケースへの格納は問題ない。
残るは高さ。
標準バッテリー上端と上に乗るシート下端の隙間がどれくらいあるかわからないが…まぁ数ミリという事はないだろう。
という事で、この中で一番容量の大きい YTZ14S を使ってみることにする。
このバッテリー、本来はホンダのCB1300SFやシャドウスラッシャー、それになぜか発電機に使われているらしい。
正直、値段は純正より大分高い。
安心料…というか自己満足料としては結構な差額なので、あちこち安売り店を探し、なんとか純正の定価程度での購入に成功する。
※余談
ヤフーオークション等を探すと「○○互換」という外国製安売りバッテリーが売られている。
表示上の外形や容量はまったく同一、しかし価格は半額以下。
性能や耐久性がまったく同じであれば「買い」なのだろうが、こればかりは外からは判断が付かない。
余計な心配を解消する意味でも、今回は「GS-YUASAの製品」を購入した。
★
購入後、まずは補充電。
これを行うと、以後のバッテリーの持ちがよくなると言われている。
あらかじめ補充電を
※また余談
以前、V魔のバッテリーを某ショップで購入した際「補充電済み」の表示があり安心していたら、その補充電というのが買う半年も前の話だった事があった。
わざわざ「補充電済み」の表示をするんだったらもう少し考えてくれよ→某ショップ
取り付けはもちろん問題なし。
高さも許容範囲(+5mm)だったようだ。
高さが5mmだけ違いますが
エンジン始動はもちろん無問題。
心持ちアイドリングが力強い気がするのは…プラシーボだろう(笑)
さぁ、これで今年の冬も安心して走れるぞ。
#をっとっと、メーターパネルの時計を合わせておかないと…