SUZUKI GSX1300R 隼

☆ メンテナンス編 ☆

シートステー交換記


パーツNO:45116-24F10

 交換記   その後 


<2006年4月>

耐久性に難あり?

  2003年の9月、俺がHOC(ハヤブサオーナーズクラブ)のBBSにアップしたものにこんな文章がある。

===
> 先日、隼で走っていたところ、どうにも尻が落ち着きません。
> で、降りて調べると、シートを留めているボルトが2本ともありませんでした(笑)
> とまぁここまではありがちな話(?)なんですが、「なんでボルトが緩んだのかなぁ?」と調べてみると、シートの裏側、ボルトの受け側ステーにカマせてあるゴムのパーツが千切れ、ステーがカタカタ動いてしまったのが原因のようでした。
>#ボルトの締めが足らなかったのも原因の一つでしょうけれど
> パーツがちぎれてしまった原因は不明。
> パーツの形状は上手く言えませんが、ゴム製のクッションになるようなビラビラのもの(笑)で、シートを裏返しにするとすぐに判ります。
> 皆さんの隼はいかがでしょうか? ちなみにうちの隼は'99式です。
===

 この文章のとおり、うちの隼('99カナダ仕様)のシートステーは下の画像のように左右分割式になっている。
 


別れてます
 
 ステーとシート本体の間には、1箇所に付き上下2枚の「ビラビラパーツ」が挟み込まれている。
 
 このパーツが、ステッププレートのゴムやトップブリッジのクッション同様、ライダーに伝わる振動を減少させる役割を持っているのだろう。

 そして上記文章をアップしてから2年半。

 伊豆まで一泊ツーリングに出かけ、走った距離は2日間で800kmほど。
 帰宅後チェックしたら、シートを留めるボルトがまたまた抜け落ちて無くなっている。
 あれれとシート外し裏返してみると、例のビラビラはボロボロで、ステーがカタカタと動いていた。
 


また無くなってました>ボルト
 
 う~む、耐久性はこんなものなのか。
 まぁゴムパーツだし仕方ないかなぁ…

 ところで、HOCで頂いたレスの中に「新しい型の隼はここ(シートステー)が改良されている」との情報があった。
 よし、どうせパーツを注文するのなら、この「改良」の内容も確認してみるとするか。

 某日、ショップへ。

 パーツリストで確認してもらうと、後期型は確かにシートステーの形が変っている。
 左右分離式ではなく、一体型になっているのだ。
#確か'00から…だったかな?

 なるほど、これなら左右がばらばらに動くことはないから、ステーにかかる負荷も少なくなるだろう。
 
 うちの'99型にボルトオンで付くかどうかはわからなかったが、「シートの品番が変ってないから大丈夫じゃないか?」というはなはだいい加減な考えの下に注文する。
#価格は500円ほど、まぁ昼飯を1回抜けば…

 数日後、パーツ到着。
 
 早速取り付けてみる。


んじゃ入れ替えますか。
 


外した「ビラビラ」はぼろぼろでした。
 
 


交換完了

 心配した互換性は、完全ボルトオンで問題なしだった。
 
 「成程、表にでない細かいところも日々改良されているんだねぇ…」などと関心してみたりする。

 さて、これでビラビラへの負荷が減り、耐久性が上がってくれればいいのだが。
 



<2008年6月>

その後

 2年経過。
 ビラビラ異常なし(笑)

 やはり耐久性は上がっていたようだ。

copyright 2006 Akira




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