☆ ツーリング紀行 ☆
信州ツーリング記
軽井沢から先へバイクで行くのって初めてだったりします。
すばらしい天気でしたよ。
<1999年7月下旬のある日>
祝!梅雨明け!
待ちに待った梅雨明け。誘われて<信州まで一泊ツーリング>に行く事にする。
週末の朝6:30、V-Maxのエンジンを始動する。 東北道を佐野藤岡で降り、国道50号線を西へ向かう。朝の50号線はペースが早い、ここは高速じゃないよなあ・・・っというくらいのスピード(笑)で周囲の車が流れている。まあ急ぐ旅じゃなし、ゆるゆると行こう。 |
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高崎の駅をぐるりと回りこみ国道18号線へ。気温が次第に上がってくる。空に浮かぶ雲はすっかり夏の気配だ。 上信越道の下をくぐると「軽井沢」の標識が見えてくる。高原へ上がれば気温も下がる事だろう、しかしその前に・・・お約束「おぎのや」で釜飯の朝食を取ろう! 時間が早いため(9:30am)「開店していなかったらどうしよう?」と心配していたのだが、そこは観光(?)名所、しっかりと営業していた。 うむ、相変わらずなかなかに美味い。「気持ち薄味かな?」とも思えるが、飽きがこない味だ。 |
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さて、満腹したところで出発だ。 「おぎのや」を出るとすぐに道は左右に別れる。右は有料道路(とは言っても2輪は50円)の碓氷バイパス、左は旧道碓氷峠、迷うことなく「旧道」へ向かう。 考えてみれば、碓氷峠をバイクで走るのは10年ぶりくらいだろうか?以前来た時には・・・Vガンマだったかな?登りのタイトコーナーで苦労した記憶がある。 |
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久しぶりの軽井沢駅は何時の間にか新しくなっていた。 そろそろ増えてきた観光バスを尻目に「鬼押出し」へ向かおう。浅間山の噴火ででた溶岩が作った奇観が見られる観光スポットだ。 軽井沢の駅前からはゆっくり走って20分ほど、高度をあげたせいか涼風が胸元をなでる。あ~、気持ち良いぞぉ・・・ 150円を払って有料道路を進み左手に広がる浅間山を眺める。木が一本も生えていないので「ハゲ山」のようだ(笑)そのせいで冬になると真っ先に真っ白になる山でもある。栃木からでも見えるんだよなぁ・・ 鬼押出し園で休憩。ベンチに座ってコーラを飲む。 しばしの休憩の後、出発。一旦軽井沢市内まで戻ってから国道18号、141号と乗り継ぎ、佐久市を抜ける。 |
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さあ、ここから国道299号へ入る。 通称メルヘン街道(←この名前はちょっと・・・)ひたすら登りで一気に高度を上げるルートだ。 登り始めは広かった道も次第に細くなって行く。片側1車線のつづら折れのワインディングロード、すばらしく気持ちの良い道だ。2速と3速を使用してがんがんと登る。コーナーを一つクリアする度に気温が下がって行くのが肌で感じられる。交通量は少ないし、空は晴天。あ~、バイクってのはなんでこう気持ち良いのだろう・・・ 途中のレストハウスで休憩後、麦草峠へ入る。 バイクの調子は良好だ。さすがに2000mを超える場所ではガスが濃い兆候が見られるけれどさほどの事もない。 |
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麦草峠の頂上を過ぎ、下りに入ったあたりの別荘地の中にある1軒のコテージが今回の目的地。例によって現地集合のメンバーがぞくぞくと集まってくる。 さあ、今夜も宴会だ! |
余談
翌日はほぼ同じルートで帰宅。しかしあまりの暑さに脱水症状寸前だったとか・・・
<2日間の走行距離=約400マイル=約640KM><本日の教訓=夏!>