＜２００２年５月下旬＞

せっかくの機会ですし。 　Ｖ魔乗りなら一度は目にした事がある超有名ムック本、「Ｖ－ＭＡＸＦＩＬＥ」（スタジオタッククリエイティブ　１～３巻既刊） 　この本の第４弾の製作に伴い、掲載車両の募集＆撮影会が執り行われるとの情報が、Ｖ－Ｍａｘのメーリングリストにアップされた。 　うちのおんぼろＭＡＸは凝った改造がされているわけでもないし、変わったパーツが付いているわけでもない。 　乗ってる人間も極めて地味（笑）だし、雑誌に載って大騒ぎする歳でもない。 　初めは「関係ないね…」と柴田恭平風(古)に気取っていたのだが、風の噂によると結構な台数が集まるらしい。 　ここのところご無沙汰の人達に会えるかもしれないし、いろいろなＭＡＸを見物するのは楽しいものだ。 　「ま、せっかくの機会だしな」と参加表明を行う。 　当日は土曜日。 　平日東京出張中の身としては、前日早めに栃木へ戻ってゆっくりと準備を…と思っていたのだが、こんなときのお約束、金曜日は爆忙で帰れず、土曜日朝の始発電車での帰宅となる。 　「間に合わん間に合わん」と出発の準備。 　幸いＶ－Ｍａｘは先週入念に洗車したばかり。このまま乗っていっても汚くて恥ずかしい事はないだろう。 　リアシートにお昼寝マットと念の為の洗車用「ヴェガ」を括り付けて出発する。 　集合場所は茨城県と埼玉県と千葉県の県境付近。自宅からだと100km２時間といったところだろうか。 　高速道路も使えないことは無いのだが、時間的なメリットはほとんどない。国道４０８と２９４を使って栃木県から一気に南下して行く。 　空は快晴である 前日までのじめじめ陽気が嘘のような青い空。水田に囲まれた田舎の国道は、走っていて実に気持が良い。 　交通量は…まぁそこそこといったところ。しかし田舎の事ですり抜けに苦労する事がないのが有難い。 　途中までは筑波サーキットへ向かう時と同じルートなので迷う心配はない。さくさく走って予想していたよりずいぶん早く現地付近へと到着することができた。
集まりましたねぇ 　ＭＬにアップされた地図を元に集合場所を探す。 　「この先だよなぁ」と川原の土手を登る、すると・・・「だ、ダートぉ？」 　う～む、確かに河川敷とは聞いていたが、そこへ行くまでがこんな立派な（？）ダートだとは思わなかったぞ。 　土ぼこりの舞い上がる道をスタンディングでぽこぽこと走る。 　その昔、富士見ゲレンデの頂上で走った丸々５ｋｍの極深砂利道に比べればなんの事はないのだが、やはり未舗装路は気は使う。 　「俺はいいけど、今日着飾って（？）くる改造車は大変だろうなぁ…」 　集合場所の芝生の広場には、既に多数のＭＡＸが集合していた。 　顔見知りの人たちにどもどもと挨拶、どうやら今日の参加台数は８０台近くになるらしい。恐るべし「撮影会」の甘美な響き。 　早速他のＭＡＸを観察させて頂く。 　派手なもの、地味なもの。お金かかっているもの、出所不明のパーツが付いたもの、ＭＡＸの原型を留めていないもの…とその改造は様ざまである。 　俺的に興味を持ったのは、デュアルヘッドライトとかＬＥＤのテールランプとか。 　車検やらなにやらを考えるとなかなか難しいけれど面白いアイディアである。 　雑誌社の一行が到着して撮影会開始。なにやら青いカードを貰って順番を待つ。 　やはり最初は「大改造ど派手組」からの撮影である。ま、順番が回ってくるまで気楽に待ちましょう。 　空は相変わらずの快晴、時折ヒバリが鳴く実にのどかな気候である。 　ダート走行で汚れたＭＡＸを掃除しながら、メンバーとあれやこれやのＭＡＸ話。 　ここのところの寝不足解消に芝生にマットを敷いての昼寝。 　あ～、こんな事ならもっと「くつろぎ用品」を持ってくればよかったなぁ。 　太陽がゆっくりと空を回り、順番が回ってきたのは結局午後３時近くであった。 　かしゃかしゃ撮影。遠くから望遠レンズでというのがやはり基本のようである。 　カメラ（撮影）も面白そうなんだけどねぇ…手を出すとお金かかりそうだしなぁ… 　自分はかなり遅い順番だと思っていたのだが、まだまだ撮影待ちの車両が残っている。 　う～む、これ、日暮れまでに終わるんだろうか？ 　んでは引き上げますかと、皆に挨拶をして現地を出る。 　ぱたぱたと走り出すが、一日ひなたに居たので喉がカラカラである。 　途中のモスバーガーで一休み。ハンバーガーと共にアイスコーヒーのＬサイズを注文する。 　ごくごくやりながら、ふと首筋に手をやるとなにやら痛い。 　あ～、焼けたのかぁ、こりゃぁ。	これで1/3位です もちろんライダーも大勢です
プロが撮った画はどんな感じなのでしょうかねぇ？	見学させて頂きます

＜本日の走行距離＝約１３０マイル＝約２０８ＫＭ＞＜本日の教訓＝でもやっぱりうちのＭａｘが一番だな・・・＞