☆ ツーリング紀行 ☆
第11回VMAX_ML全国大会
&山陰ツーリング記

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今日もまたまた良い天気


<2009年9月20日>

いよいよメインイベントです

 7:30起床。
 さすがはホテル、昨夜はぐっすりと眠れたので心配していた疲れはさほど感じられない。
 
 荷物をごそごそととりまとめ。
 今回は荷物の量が中途半端(?)だったので、まとめて防水ダッフルバッグに入れてきた。
 久しぶりに使ったこのダッフルバック、改めて考えると使い勝手はいまひとつ
 なんでも放り込んでおけば良い反面、きちんと入れるには一旦全部出す必要がある。必要なものを探す時にも同様。
 2、3泊(宿泊)向けのツーリングバッグを一つ買おうかな?これくらいの買い物は贅沢じゃない…よね?(←貧乏性)

 ホテルの方に挨拶しての出発は8:30。おお、今日も良い天気じゃアルマイカ。
 ウエアのベンチレーションは全開、グローブもメッシュにチェンジする。
 
 手近なコンビニにMAXを停めて、朝飯のパンと缶コーヒーをやっつけながら今日の予定を立ててみる。
 
 ML全国大会会場の大山までさほどの距離はない。(直接行くなら昨日高速を降りてから走ったのと同じくらい)
 午後2時過ぎに到着すればいいのだから、日本海の海岸線をぷらぷら走っていっても充分に間に合うだろう。
 
 まずはR431を東へ。宍道湖の湖畔(昨日と反対側)をほこほこと走る。
 湖に見えないほど大きい宍道湖、やや強い風に雲がぐんぐんと動いていく。


海かと思いますよ

 松前市の手前から県道264を北へ。
 畑というか水田のなかを大きく曲がりながら走る道路、交通量は少なく、気持ちが良いのでゆっくりと走る。
 「あ~、やっぱツーリングは午前中が一番だなっ!」

 県道37へと変わるとそこはもう日本海。
 海沿いの細い道は小さな集落を抜け、急な峠を上っていく。うむ、なかなか良い雰囲気ですな。


静かな道でした

 細い県道をとぽとぽ走っていて、岬をぐるりと回ったら、真下に唐突に大きな工場のようなものが見えた。
 「なんだなんだ、なんでいきなりこんな大きなものが出てくるんだ?」
 
 巨大な施設に大型のクレーンが10機近く、一体何を建設中なんだか…


いきなりこれが現れると驚きますよ

 VMAXを道端に停め、カメラを取り出し上の画像を撮影。「ホント、なんだろうな?」と考えて出発するまでの間は30秒から1分というところ。
 そして200mと走らないうちに、前から警備会社のマークの付いたバン(四輪)がやってくるのに気づく。そしてバンと併走する警備員が一人。
 
 ゆっくりとすれ違い、何気にバックミラーを覗くと、バンは停まり警備員はこちらを向いていた。
 ここで気づく「あ、これ原子力発電所か!」
#島根原子力発電所
 
 原発の建設現場を写真に撮る怪しいバイクの男(=俺)が現れたので警備員が出動したのだろう。
 「くっそー、テロリスト扱いかよっ!ずっと停まっていたら職務質問(警官じゃないから違うけど)とかされてたかな?」
 それにしても、あの僅かな時間で現れるとはよほど厳重に警戒してるんだな…
 

 あまり良い気持ちではないので、原発が見えなくなるまでは停まらずに走る。
 まぁ比較的大きな入り江なので反対側からも小さく見えてしまうのだけれど。
 
 その入り江の途中で休憩。天気はいいがやさぐれてみる。
#ここまで他に走る車なんかなかったのに、この先しばらく軽自動車が付いてきていたけどまさかそこまではねぇ?
 
 


やさぐれ中

 気分を変えて先へと進む。
 相変わらず道は狭いのだが、ここから先はあちこちで拡張工事(バイパス)が行われている。「これも原発効果かねぇ?」などと邪推してみたりする。

 海沿いに細い道を見つけては寄り道を繰り返す。
 
 「島根の桜並木」は今の季節は普通の並木道だが春はさぞかし綺麗なことだろう。でも道に木が覆いかぶさっているだけに夏は毛虫が心配だ(笑)


「チェリーロード」だそうで

 多古岬(?)を先まで行ったらバンガロー付きの立派なキャンプ場が現れた。
 今日のように晴れればロケーションは最高、ただ見るからに料金が高そうで…と思って帰ってきてから調べたらそれほどでもなかった。家族連れにお勧めできそうなキャンプ場だ。


「マリンパーク多古鼻」で検索してください

 この辺りは大小の岬と入り江が交互に現れる。

 箱庭のような小さな入り江に民宿が数件。夏はきっと完全プライベートビーチになるのだろう。
 先のキャンプ場といいここといい、この辺を夏にツーリングというのも楽しいに違いない。
#やっぱり混むのかな?それともさほどじゃないのかな?
 


この反対側にも砂浜が
 

こっちはダイバー向けかな?


 11時、境港
 
 境港水産物直売センターが安いとのことなので寄ってみる。
 成程盛況で品物も安い。マグロの切り身とカニ、エビを購入して自宅へ送る算段をする。
 
 宅配伝票を書いていると、店のオヤジさんが「栃木からバイクかい、凄いねぇ、どれくらいかかるの?」と聞いてくる。
 「いやまぁ高速を半日も走れば着きますよ」と強がってみる。
#九州行ったときと同じセリフ(笑)


あまり意味の無いあおり画像

 ここで昼飯を…と思っていたのだけれど、本当に直売所だけで食べるところが無い。
 ツーリングマップルによれば、この先の「境港さかなセンター」がお勧めだとのこと。どれどれとでかけてみる。
 
 さかなセンターは確かに大きな店舗だった。
 ただやはり観光客向け。売っている水産物の値段は先の市場よりやや高めの感じがした。

 丁度お昼ということで付属の食堂は大混雑。とりあえず並んでみたが、中に入るまで20分ほどかかってしまう。
 頼んだのは海鮮丼。確かに旨いのは旨いのだが、量・質共にインパクトに欠ける。海沿いで魚を売りにしてる店でこの値段を取るならもう少し頑張って欲しいところだ。


 更に上がってきた気温にウエアをフルメッシュにチェンジする。
 Tシャツ&フルメッシュだとさすがにちょいと冷えすぎだが、目的地も遠くないし、飛ばすつもりもないからこれで行ってみよう。

 「水木しげるロード」ってどんなのかな…と境港市内へ戻るも、あまりの混雑にびっくりし引き返す。
※車はそんなに走ってないのに、歩行者天国のメインストリートだけもの凄い人出なんだものなぁ…

 国道431号、弓ヶ浜。見える海があまりに綺麗なので海岸まで行ってみる。
 
 砂地の道を慎重に進む。
 遠くにこれから行く大山が見える。おお、絶景絶景…


固そうな砂地だけどあまり中に入ると出られなくなりそうで

 そのまま進むR431、街中は混雑&ペースが遅い。
 前が空いていてもゆっくり走っているので、どこかで取り締まりでもあるのかと思ったほどだ。
 ま、慌てる旅じゃ無し、慌てず行くとしましょうか。

 街中を抜けると混雑はなくなった。
 国道9号へ乗り換え海沿いを走る。そしてまたまた風車を発見して見物に行く。


やっぱ巨大建造物には惹かれますね

 14時過ぎ、VMAXメーリングリスト全国大会会場へと到着。

 駐車場にMAXを停め、顔見知りの方にどもどもと挨拶する。
 続々集まってくる参加者は総勢50台以上(うち新型が数台)、関東ならともかく、この場所(失礼)でこの台数が集まるって凄いことですよ。
#最北自走参加を狙っていたけど、仙台・盛岡組がいて負けた…


現地到着

 夕暮れ、バーベキュー開始

 わいわいやるMAX話は尽きる事が無い。
 夜には室内に場所を移しての更なる大宴会となる。
 
 夜半、盛り上がる会場を後に、寝室のあるコテージへ移動する。
 「うー、ビールしか飲んでいないのに酔ったど~」(←泡盛のカップを持ちながら)

#「ウコンの力」を持っていかなかったのは失敗だったな…

<本日の走行距離=140km><給油回数=1回><平均燃費=10.0Km/L>
<本日の教訓=燃費が異常に悪かったのは誤差なんだろうか?>
 
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