意外と簡単なんです。ユーザー車検
思い切ってあなたもチャレンジしてみませんか?
なお、この文書は1997/8/4にNIFTYのフォーラムにアップした文書に大幅に加筆修正したものです。
<1997年8月>
まずは下準備
突然思い立つ、「そうだ、ユーザー車検、やろう・・・」(爆)
まずは現在の改造個所をチェックし、車検に関係すると思われる部分を洗い出す。 ・スーパートラップのマフラー:皿(バッフル)を2枚程度まで減らせば車検OKとの情報もあったが、念のため純正マフラーに交換。
残った改造個所は・・・ ・コワースのバックステップ
さて、次は陸運事務局へ電話し、必要なものの確認。 ・車検証
このへんはショップに頼んでも同じかな? 仮ナンバー(後述)の関係で、あらかじめ24ヶ月の自賠責に入り証書を準備する
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検査予約と仮ナンバー
さて、書類が揃ったら車検場の予約。 もちろん予約は平日のみ可能(土日祝日不可)、会社休まなきゃいけないのがユーザー車検のネックだ。午前の部と午後とあるけどせわしないから午後の部を予約する。
肝心のバイクは洗車もしたし、オイル類は新品だし、整備点検は大丈夫。前回の点検簿をもとに各個所をチェック済み。はっはっはっ余裕だな。
ただバイクは車検が既に切れているので自走できない。さすがにレンタカーを準備する余裕はないので、町役場へ出向き仮ナンバーをGET。
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いざ、ユーザー車検!
さて、検査当日、晴れているのがありがたい。自走していくのに雨じゃ困るものなあ。 午後からの車検にあわせ、仮ナンバーをつけて車検場まで自走。
指示されたバイク専用自動検査ラインに並び、検査官に「ユーザー車検初めてなんですけど」と正直に告げる。
スピードメーターのテスト。足元のスイッチを踏むとタイヤがローラーに挟まれ回転、前面の表示板に表示されたスピード(40KM/H)になったら足元のスイッチを外す。 ブレーキのテスト。前面の表示板に表示された指示に従い「情け容赦なく」ブレーキをかける。 どちらのテストもスイッチは足元だし、前の表示板は見逃しやすいし、素人にはなかなか難しい。何度かやりなおしたけどとりあえずOKとなる。 次は光軸のテスト。ライトを点け待っていると、正面にセンサーがうねうねとせり出してくる。映画「エイリアン2」の冒頭で出てきたセンサーみたいでなかなかに気色悪い(爆)。数回検査し直したけどどうやらずれている様子、う~む、どうしよう? 最後は検査官によるチェック。「光軸の他は大丈夫だよなあ?」と思っていたのだが・・・W球の入ったフロントウインカーが指摘される。「同時点灯のウインカーは、片方の点滅時にもう一方は消えないとだめ」との事、う~む、知らなかった・・・。
検査ラインを降り、駐車場へ。検査官の方に聞くと、15:45までなら再検査可能(指摘された不良個所のみの再検査)とのこと。この時点で14 :30。よおし、一丁がんばるかあ! |
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自業自得か?再検査
何かあった時の為に持ってきた工具一式を取り出し、駐車場で整備(?)開始。
テスター屋で光軸検査をしている余裕は到底ない。「全開」で車検場へ戻る。
再検査開始。ウインカーOK、ホーンOK、光軸は・・・おおっ!奇跡的に一発OK!(エンジンの回転を上げ、ライトの光量を上げておくと良いらしい) 検査用紙(申請書)に不備があり、購入(50円)した後はあっという間。 16:00には新しい車検証とシールが手に入っていた。 |
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反省点やらなにやら
まず、「ちゃんと整備しとけよ。おい。」(核爆)
意外にも(笑)各検査係員の方のきちんとした態度にはちょっと感動。
なれないうちは全てにつけ時間に余裕もったほうがよさそう。今回は午後の検査だったけど、ホントは前日までに全ての準備をしておき、午前の検査を予約するほうが初心者には○。何があるかわからないしね。
持って行った方が良い物。
ユーザー車検のメリットといえば、やっぱり「安さ」 かかった費用
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ああ後日談・・・
さて、今回車検場での書類の手配等について、どうやら必要以上にうろうろしていたらしいということが判明。(笑)
長々と書いてきましたが、最後に一言「あーやってよかった」。
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