<2003年10月>
■ そりゃぁまぁ電球ですから
V-Maxのスピードメーター内照明の1つが切れた。
夜間やトンネルで非常に見にくいし、何より見た目が貧乏臭い。とっとと交換することにしよう…
…なんて話は簡単すぎて、レポートするほどの事でもないと思っていたのだが、どうしてどうして、いざやってみると結構ネタになるものだ(笑)
さて、ともかくもメーターを外さねばならない。
さすがにこんな簡単な作業はサービスマニュアルにも記載されていない。まずはV-Maxのメーリングリストで情報収集。「特に難しいことはないよ」との答えにほっとする。
#takaさん、hideさん、ありがとうございました。
うちのMAXの場合は、まず初めにカウルを外す必要がある。
お手製のステーをうんとこしょと外す。そういえばこのカウルを外すのは久しぶりだな、この機会に内側を磨いておくとしよう。
#ノーマル車の場合はメーターとライト間のアルミパーツを外す。
赤丸:メーターとライト間のアルミパーツ用ボルトの跡
緑丸:メーター下の10mmのボルト
メーター下の10mmのボルトを2本外せばメーターはフリーになる。
メーターケーブルを外し、ヘッドライト内のコネクタを外してコードを抜き取れば取り外し完了である。
メーターカバー下部のプラスネジを外すとメーターカバーが外れる。
あとはメーターステーのボルト2本を外せば、メーターカバーとステー、本体が分離できる。
赤丸:メーターカバー下部のプラスネジの跡
緑丸:メーターステーのボルト
どれどれと本体に付いたバルブを引き抜いてみる(単純に引っ張れば良い)
小さなウエッジ球に緑色のカバー。これで色をつけているようだ。
上下2つある照明を両方外して入替えて確認。うむ、確かに片方が切れてるぞ。
切れたウエッジ球を持ってホームセンターへ。「合うサイズがあればこれを機にLED化を…」などといろいろ考えていたのだけれど
サイズが無い…
4輪コーナーにあるのは皆大きいサイズばかり。工業用コーナーにあるものを1つ1つ確認していくが形や大きさが微妙に違う。
ホームセンターを3件回って考える。「もしかして専用品?」
2輪専門店へと出向き確認する。
探し回ってやっと見つけた球の裏には「ヤマハの一部車種用専用品・他と互換性はありせん」の文字。
どうやら差込み部の幅が特殊らしい。
このサイズの球だと通常は7mm幅らしいのだが、これは6.5mm。何故こんな仕様なのかはわからないが、かなりレアな球らしい。
「どうせ特殊な奴なら、LED買ってって自作した方が得だよ…」の悪魔の声に逆らってこれを購入する。
※今回は1.7Wの球を購入したのだが、他に同サイズで3Wのものもあるらしい。明るい方がよければそちらが良いかも。
新しい球を入れて確認する際、まずは緑色のカバーを付けずに試してみる。
光ったメーターパネルはというと…白というより黄色に近い、白熱電球のような色は見た目ちょっと貧弱なので、元通り緑のカバーをつけてやる。
さくさく組んで交換完了。動作確認もOK。
今回使った専用ウェッジ球はなかなか手に入りにくいし価格もちょいとお高め。
よし、次に切れた時には本格的なLED化を考えてみよう。