コールマン・コンパクトツーリングテントST
この後継として選んだのが、これまたコールマンの「コンパクトツーリングテントST」
買ったのは確か一昨年(2006)のオフシーズンだ。
※オフシーズンに型遅れモデルを購入するのが俺の買い物スタイル…って威張れることではないけれど(笑)
使用回数はまださほど多くない(10泊以下)のだが、実は書いておきたい事がいろいろとある。
愚痴になるかもしれないが、俺メモとして書き出しておこう。
★
<運搬>
・決して軽いテントではないが、不便に思うほど重くも無い(4kg以下)
・大きさも大きからず小さからず。まあまあ及第点と言えるだろう。
<設営>
・設営作業自体に問題はない。前テント同様さくさくと立てる事ができる。
・実は構造には不満がある。アウター(タープ)が自立型でないのだ。
ポールを張り、インナーテントを吊るした後でないとアウターを被せられない。つまり雨の時には設営時にインナーが濡れてしまうのだ。
まぁ、これを「仕様なので」と言われれば仕方がない。自立型だと勘違いして買った俺が悪いのだから。
※同時期に売られていたコールマンのテントに自立型があった。
・ペグ打ちが必須である。
きちんと立てるには、最低3箇所(前2後1)のペグ打ちが必要となる。
無くても立てられないわけではないが、アウターがふにゃふにゃになりバタつく。木の床やコンクリートの上には立てるなという事だろうか?
でもまぁ、これも仕様といえば仕様。旧テントも同じだった。
・見た目、アウターの前後がわかりにくい。
これはあら捜しレベルかも。
<使用>
・使う(泊まる)際の問題は特に無い。
大きさそこそこ、前室充分。色も悪くない。
入り口のメッシュのしくみも前より考えられている。
あえていうなら、前のテントのような「釣り棚」が欲しかった。あとは後方のエア抜き穴が小さい事くらいだろうか。
※同じモデルの後期型では、後部も全面メッシュとなった(はず)。
<撤収>
・雨の日インナーが濡れる云々は設営時同様。
・そして一番の不満がこれ、収納袋だ。
収納袋が小さい。余裕が無い。しかも防水仕様のせいか材質に「滑り」がまったくない。
従って、きちんとテントを畳んで小さく丸めてやらないと入らないのだ。「まったく、どうにかならんか、これ」
テントの袋なんてのは大雑把で良いのだ。
とにかく放り込んでコンプレッションコードで締め上げ、形にできればそれでいい。
防水なんて必然性はゼロ。テント自体が防水なのだし、気になるなら丸ごとゴミ袋にでも突っ込んでおけばいいのだ。
また、キャンプを続けていると、テントと一緒にしまっておきたいものも増える。
曰く予備のペグ、曰くハンマー。
袋がぎりぎりサイズではこれらをしまっておく余裕がない。別の袋に入れて別に持ち歩く・・・ってこれ、忘れ物の一番大きな原因になるんだよな。
この点において、前のテントは良かった。
袋でなくバッグ型だったので「とりあえず突っ込んで引き上げる」が簡単だった。
テントが空になってからなら2分で撤収できたものだ。
ハンマーは付属していません、あしからず
★
<総括>
正直、安いテントだから仕方がないという気もしないでもない。
だが、「譲れない欠点」があると不満がつのるものだ…とここまで書いて気づいたのだが、俺の不満はほぼ「収納袋」に集約されるのではないだろうか?
袋だけ別のものを探してみようか?そうすれば満足度はかなり上がるはず…だよな?
※このテント使ってる人、文句つけてゴメンねぇ(笑)