今回は画像少な目です。
だって、ずっと走ってて…
<2008年9月>
■久しぶりですねぇ
V-Maxメーリングリストの全国大会に参加する。
参加はなんと6年ぶり。
毎年「どうしようかな?」と思い、「どうするんですか?」と聞かれていたのだが、諸般の事情によりこの時期は休日の予定が立てにくい。結果、前もっての予約が必要なイベントへの参加表明ができにくかったのだ。
幸いな事に今年は大丈夫。久しく合ってない人達も多いことだし実に楽しみだ。
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当日、暖機を済ませたMAXで走り始めたのが朝の8時前。
目的地が静岡県と遠いのに遅めの出発になった理由は、「寝坊したのにしっかり朝飯を摂っていた」から。
「だってぇ~、朝飯って大事だしぃ~」(←まぁね)
リアシートには例によってデカバッグ。
今夜はテント泊だが、泊まるだけなので大荷物は不要。だがパニアケース的な意味を込めてデカバッグを積んでみた。
いま一つ心配な明日の天気、リアバッグだと突然の雨への対処が圧倒的に楽なのだ。
いつもの姿で
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朝の新国道4号を南下する。
交通量はそこそこか?3連休初日の今日は対向車線を北に向かうバイクが多数。皆気をつけて行くんだよぉ~
首都高速では久しぶりにC1外回りをチョイス。
C2は例のタンクローリー事故の影響が残っているはず…と思ってこちらにしたのだが、これが大失敗だった。
大渋滞に巻き込まれ、すり抜けのペースも上がらない。
ううむ、さすがはこれまた3連休初日だな。
「すいませんすいません、ちょっと通らせてくださいな」とC1を抜け、3号渋谷から東名高速。
こちらも混雑は変らず。ゆるゆる動く車の間をふらふらとすり抜けて行く。あーもう面倒ったら…
やっとの事で海老名SAへ到着。
サービスエリアは中も外も当然のように大混雑。そりゃまぁあれだけ渋滞してたしお昼も近いしねぇ…って、もうお昼近いのかよ!
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どうりで他のV-Maxの姿を見かけないはずである。
今回のような百台以上の車両が集まるイベントでは、行き帰りには何台かと一緒になるのが常。(←前回もそうだった)
しかし今日はそれらしいMAXの姿をまったく見ていないのだ。
実は、今日は大会の前に「お楽しみイベント」がある。
イベント地点は東名袋井IC先のヤマハコミュニケーションプラザ。
イベントの開始は14時、ここから袋井ICまでの距離は190km弱、高速を降りてから現地までは更に数キロ。
距離を考えると皆は既に現地へ向かっているのだろう…って、
「まだ200km近くあるじゃねぇかよっ!ゆっくりペスカトーレの大盛り食べてる場合じゃねぇよっ!」
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ムール貝の殻を咥えたまま走り出す。(嘘)
幸いな事に、本線の混雑は少しずつ解消してきた。
スロットルを開き、久しぶりに「外道モード」へ突入する。
※外道とは、人の道を外すと書く。
外道とはいえ、18年もののうちのV魔では隼のような走りは出来ない。
メーターの針はせいぜい95どまり。
瞬間的には125くらいまでいくが、それ以上は長時間持続できないのだ。いや、これはMAXじゃなくて乗り手の方が。
#カウルって偉大だよな…
スピードを出して走っていると、ハンドルのブレがなくなったありがたみがひしひしと感じられる。
それはもう、以前に比べ圧倒的に楽なのだ。
軽くハンドルを支えていれば、勝手に真っ直ぐ走ってくれる。
いやぁ、ハンドルを押さえ込む必要がないってのはこんなに楽な事だったんだねぇ…(しみじみ)
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袋井ICへの到着は13時半。
「凄いですねぇ!栃木から来られたんですか…」と聞いてくる話好きのGS店員をさりげなくやりすごし(←相手できずにすまん)現地への到着は14時15分前。
「ひー、間に合ったあ…」
#慌ててる割に、途中で44444マイルメータの撮影は欠かさない。
44444マイル≒71111km
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現地でわくわくしながら参加したイベントの内容は・・・別コンテンツにて。
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「そうかそうか、そうだったのか…」とヤマハを後にする。さあ、それでは全国大会会場へと移動しよう。
今度は十数台のMAXで連なって走る。
いやよかったよかった、ここから会場までの道、覚えてる自信なかったんだよな(←地図を見ましょう)
1時間ほどで現地へ到着。おお、さすがに集まっているじゃありませんか。
ずらり並んだV-Maxの列、その数数十台。
こうして見ているうちにも次々とやってくる。
うちのMAXを末席に並べ(何故隣にエスパーのターボが…)顔見知りに挨拶し、受け付けを済ませる。
どれ、明るいうちにテントを張っておくか。これさえやっておけばいつ(呑んで)倒れても大丈夫だしな。
隣に凄いのがいますけど
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夕刻、イベント開始。
幹事の挨拶の後は大宴会となる。
鉄板で肉と野菜を焼き、ビールを飲む。
数年ぶりに会う知人に挨拶し、「Ak!rA]と書いた名札を見て声を掛けてくれる人に頭を下げる。
「ええ、まぁ私がそのようなものなんですが」
これまた前回同様、ヤマハのこんな方やあんなショップの方やそんなHPの管理人の方とビール片手に酔っ払い話。
「ほう、そうなんですか、やっぱこれからのバイクは…」(秘)
毎回盛り上がるじゃんけん大会では、なにやら怪しいHARD製のハーネスをゲットする。
なんだろこれ?後で調べてみなければ。
※レギュレータのアーシングのようでした。
酔っ払った勢いで、じゃんけんにあぶれた方への残念賞用にとナンシーバッヂを数個提供。いや、洒落ですよ洒落。
夜半、案の定「ビールだけでもこんなに酔えるんです状態」でテントへ帰還。
うーい、飲んだ食った。やっぱ大勢の宴会は楽しいわぁ。
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翌朝、配給のパンとコーヒーで目を覚ます。
心配していた雨は大丈夫そう。明け方ぱらぱら降っていたが、日の出と共に雨雲は去ってくれたようだ。
濡れたテントを畳み、ぶらぶらと駐車場のMAXを見学する。
改めて見ると、相変わらず凄い仕様のMAXばかりだ。純正のままが一番目立つのも以前同様。
さすがに低年式の車両は減ってきているが、「皆綺麗に乗ってるよな」(←掃除しましょう)
※リアブレーキキャリパはやっぱY'SギアのMOSキットが多いなぁ…(ぶつぶつ)
天気はなんとかなる・・・かな?
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9時過ぎ、大会閉幕。
記念撮影の後、三々五々MAXが動き出す。
いやお疲れ様でした。来年は中国四国ですか。さて、どうやって行こうかなあ?(←会社は?)
空には雲も多いが、とりあえず太陽も見え隠れ。気温も高くなってきた。
東名高速に乗り、最初のPAで休憩。朝昼兼用のネギトロ丼を食べながらさてと考える。
ここしばらくの例に違わず、今日もゲリラ豪雨の危険性があるらしい。
荷物もあるし、真っ直ぐ帰るのが無難なんだろうが…どうせ雨に降られるなら寄り道したって同じでしょ?
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富士で東名を降り、国道139をまったり北上する。
雲が多いおかげで富士山は見えず。あー、まあ仕方ないかぁ…
ゆっくり走っていると、久しぶりに「夏のV魔は熱い」を思い出させられる。
股間から立ち上る熱気についつい股が開く。そうそう、これに比べればブサの熱なんぞ大したものじゃないんだよ。
ここは観光道路なのでバイクも多数。じろじろ見ていたが雨具をつけている対向車はなし。
朝霧高原で小休止、やっぱり見えない富士山に中指を立て(やめましょう)コケモモアイスで一息ついたら、さて出発しよう。
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国道北上継続。
原生林の中を走る国道はやや車が多いか?ま、3連休中日だし。
#そうか、青木が原樹海ってこの辺りなんだ。
道が東へと変わり、県道21へ。
湖を繋いで走る道が気持ち良い、右手に見え隠れする湖面がいろいろな表情を見せる。
うん、ここは晴れている時にもう一度来よう。
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空は曇りだが、時折薄日もさしてくる。
しかし、真正面に広がるのはデカい入道雲。
むー、あの下入ったら間違いなく雨だよな…
微妙な空です
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幸いなことに、道はぐるりと雲を回り込む形になった。
後ろになった入道雲にやれやれと「御坂みち」へ進入。
旧道は前に走っているし天気もいまひとつ、今日は素直にトンネルを通るとしよう。
トンネルを抜け、山梨県へ入ると急に天気が良くなってきた。へぇ、峠一つでこんなに変わるものなんだねぇ。
んじゃ休憩するか、と路肩の出店へ。
やきもろこしをオーダーすると…「ありゃ、凄い甘いぞこれ」
とんでもなく甘い焼きとうもろこし。なんでこんなに甘いんだ?もしかして新種とかなのか?(おばちゃんに聞けばよかったな)
あまりの甘さに感動したので、一緒に売っていたピオーネ(ぶどう)を購入。
ぶどうは勝沼で買おうと思っていたのだけれど、ここのも充分旨そうだ。
画像撮る前に一口齧ってしまいました
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一宮御坂から中央道へ、相変わらず天気は悪くない。
ふんふんふんと上機嫌で走っていたら、ぽつりと大粒の雨が落ちてくる。なんだなんだ?空は全然暗くないぞ?
そこそこ晴れている風の空なのに、なぜか降り続ける雨。
「談合坂5km」の看板にペースを上げる。
2分とかからず到着したSAで屋根下駐車場へMAXを突っ込む、やれやれ、まさかここで濡れるとは思わなかった。
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傾いた太陽にサングラスを外し、19時前無事自宅へと到着する。
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6年ぶりに参加した全国大会はやはり楽しかった。幹事役の方はとても大変だと思うのだが、これからも続いて欲しいと思う。
さて来年の大会には…何台かは新型MAXに入れ変っているのだろうか?
当日の記念品
考えてみれば10年って長いよねぇ
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