奨められたら試してみましょう。
先日の九州ツーリングの途中(?)、名古屋のビーバスさんのご主人に奨められたケミカルに、表記のガソリン添加剤がある。
俺は普段、基本的に添加剤の類は使用しない。
良い物は良い。しかしそうでないものが多いのもまた事実。
下手な物を試して、エンジン内にカーボンやらスラッジ(って言うのか?)やらを溜め込んでしまったら目も当てられない。実は昔、四輪車でそれをやってしまった事があり、以来慎重になっているのだ。
しかし、プロが奨めた(&普段使っている)といえば試してみるのも悪くないだろう。
これからの季節、水抜き剤代わりの添加剤があれば便利なのは間違いが無いのだ。
V-Maxではなく隼へ。
早速購入してみる。
ビーバスさんから奨められたのはもちろんV-Max用としてなのだが、先日から低速でちょいグズり気味の隼にまず試してみることにする。
キャブとインジェクションの違いはあるが、ガソリンの添加剤としてなら効果は同じはず。FUEL
ONEの説明書きにも「問題なし」と明記してある。
1本300ccのこの添加剤は、ガソリン50Lに1本添加すべしとの事。
隼の燃料タンクは23L、丁度半分入れておけば良いだろう。
添加後、ガソリンスタンドで改めて満タン給油。うむ、ではテスト走行に出かけるとするか。
いいな、コレ。
まずは街中。
今日の天候は晴れ、気温も20度前後で乾燥した空気はエンジンに一番良い環境かもしれない。
しかし、それを考慮しても妙に調子が良い。
添加剤を入れてからまだ20km前後しか走っていないのだが、信号待ちでのアイドリングや、2000rpm以下の極低回転域での安定感がはっきりと感じられる。
3速2000rpmだと速度は約40km/h、ここからじわりとスロットルを開けた時、ゴボッとかズボボと言った感じにぎくしゃくすることが多かったのだが、それが見事に解消されている。
「プラシーボ(気のせい)じゃ・・・ないよな?」
峠でも好感は続く。
上の回転域は相変わらず好調だが、それ以上にコーナー立ちあがり時のスロットルワークがスムーズになったような感じを受ける。
極論を言うと「排気量が落ちた」ような感じである。
「それじゃダメじゃん!」という声が聞こえてきそうだが、「安心して開けられる」と言う意味なのでお間違え無く。
※四輪のターボ車のセッティングで、どっかんターボではなくきれいな山が出来たような感じ・・・といえば近いか?
ともあれ、これは良い。
プラシーボだろうが何だろうが、本人が乗って気持ち良く感じられるならそれでいいと思う。
早速残り半分をV-Maxへ導入する。(試乗は未だ)
とりあえずもう1本購入して、連続使用してみる予定である。 |