SUZUKI GSX1300R 隼

☆ メンテナンス編 ☆

ハーフカウル装着記


<2002年10月>

交換作業 / 走行インプレッション

GSX1300R 隼
コワース RSハーフカウル(カーボン)

交換作業

走行インプレッション
 
 走ってナンボ

 さて、それでは走行テストに出かけよう。 
 服装は革ジャンパーにGパン、ジェットヘルという俺的にはごく普通の格好。ウエアのバタつきチェックには3シーズンジャケットの方が良いのだが、10月の気温にはちょっと寒いだろう。

 まずはアイドリング時のチェック。
 特に異常な振動やビビリ音は感じられない。
 念のためハーフカウルのあちこちに触れてみるが震えている場所はないようだ。取り付け時に感じたとおり結構しっかりと留まっているようである。
 信号待ちで変な音が聞こえるとかなり気になるものなので、まずは一安心。

 どれどれと街中を流してみる。
 軽量化が効いているのかバイクの動きが軽く感じられる。まぁ半分は気のせいかもしれないが(笑)

 1.5~2.0IS(IppanSeigen:意訳)で走っていると革ジャンパーが妙に風をはらむ
 「あ~やっぱ空力が変わったかぁ…」と思っていたら、なんの事は無い、肩のベンチレーションが全開になっていただけだった。きちんと閉じたら問題解消、風切音もごく普通である。

 フルカウル時にはまったく風を受けなかった下半身だが、さすがにハーフカウルとなるとそれなりの風圧を感じるようになった。
 とはいえ不安な感じではない、却ってこちらの方がバイクらしいとも言えるだろう。

 一般道をいろいろ試しながら100km程走った後、高速道路へ。
 制限速度での巡航から少しずつスピードを上げてみる。

 1.0~1.5KS(KousokuSeigen:意訳【適用からずいぶん経ったので"NewSeigen"から改名】)今までと違うのはジーンズの裾が多少パタパタいうようになった事位である。
 若干風切音が大きくなったような気もするが…まぁ許容範囲だろう。

 1.5~2.0KS、これまた問題なし。
 速度が上がるにつれ下半身への風圧は却って減っていくような気がした。
 風切音もノーマルレベル。

 2.0~2.5KS、直進安定性問題なし。
 空力の悪化によるフロントのリフトが気がかりだったのだが、どうやら杞憂だったようだ。
 重量配分の変更によるサスペンションのリセッティングは…不要かな?

 2.5KS~、カウルの中に潜りこむ。
 しまった、こんな状態じゃチェックなんてできるわけないじゃん(爆)
 風圧の為、鼻にぶつかってくるジェットヘルのシールドの下でぶつぶつ言いながら走る。

 結果として、俺程度のレベルではまったく問題なく走れることが判明した。
 雨中走行とかはまた別の話だが、フルカウルとさほど変わりないウィンドプロテクションが得られる(と感じられる)ようである。

 唯一違いを感じたのは低いギアでのフル加速時。
 料金所からの一気加速の時にフロントが浮きやすくなったのは確かである(笑)

 余談だが、テスト翌日には早速オイル&フィルター交換。
 うむ、カウルを外さずにフィルター交換できるってのはやっぱりいいなぁ。