SUZUKI GSX1300R 隼

☆ メンテナンス編 ☆

リアウィンカー交換記



 

<2003年7月>

GSX1300R 隼
'88年式RGV250γ(VJ21A)純正リアウィンカー

 前々から気になっていました。

 以前、Vガンマをバラしているときから「格好いい形だよなぁ…」と思っていたウィンカー。
 ふと思い立って隼にあててみるとなかなか面白い造形になる。フェンダーレスキットを入れたとき"「どうせならリアウインカーも小型のものに交換して…」とも思っていたが、これなら純正でも充分格好良いぞ"…と書いた俺だが、思い立ったが吉日、試しに交換してみるとしよう。

 
 簡単だと思っていたんですが。

 取り付けるガンマウィンカーはなにせ15年もの。古くさい感じが出るといやだなぁと思っていたのだが、某アーマオールで磨いたらピカピカになってしまった。う~む、恐るべし某アーマオール(←どこが某なんだか)

 さて、先に書いたとおり、隼にはフェンダーレスキットが入っている。
 つまりウィンカー穴も汎用である。「なら簡単に付けられるだろう」と思いきや、ガンマウィンカーの飛び出したソケット部が太くて穴に入らない。
 あれこれ苦労した挙句、防水ゴムを外す事で通す事ができた。

 次は取り付け用ボルト穴。
 純正ウィンカーはステーが取り付けボルトと兼用になっているが、ガンマウィンカーは細いボルトが別途付いている。
 これはどうしようもない、ドリルでフェンダーに穴を開けるとしよう。
※この時点で「試しに…」という状態ではなくなっている。

 外した純正ウィンカーの配線を見て気づく。「あ、コネクタが専用品だ…」
 車体からの配線との接続部分のコネクタが、市販の丸型平型のコネクタではなく、細い2線のソケットになっているのである。
 ガンマウィンカーのコネクタは昔ながらの丸型(オス)
 「ええぃ、叩っ切ってやるぅ・・・」
 隼純正ウィンカーの配線を途中で切り、丸型コネクタ(メス)をハンダ付けする。
※この時点で「試しに…」という言葉は頭から消えている。

 これで配線はOK。
 取り付け部分も防水ゴムを後から差込みなんとかOK。よし、これで完成と思いきや…「あれ、ナンバープレートが付かないや」

 フェンダーレスキットのナンバープレートステーにベタ付けしたウィンカーの後端が、ナンバープレートに干渉してしまうのだ。

 ううむと悩んだ後、厚さ1cmのゴム板を2枚重ねして6mmの穴をあけ、ナンバープレートの後ろへスペーサーとしてセット。
 更にナンバー取り付けボルトを30mmのロングボルトへ交換する。よし、これでなんとか取り付けできたぞ。
※この時点で「試しに…」という言葉は…(後略)
 


GSX1300R 隼  GSX1300R 隼
左:使用前              右:使用後

 つらつらと眺める。
 思いつきで始めたにしてはなかなか格好良く仕上がった。特に真後ろから見たスタイルが良い。
 「試しに」って思ってたけれど、しばらくこの仕様で乗ってみるとするか。
※いや、試しも何も…
 

GSX1300R 隼
でも格好良いからいいか…




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