<2005年7月>
というわけで、無事30000km走った隼、特に問題もなく順調に…といいたいところだったのだが。
少し前、某ツーリングに参加させてもらったときの事。
朝のうちはいつもどおり調子良かったのだが、昼前からちょいと機嫌が悪くなる。
最初にでたのは、「スロットルがば開け時の詰まり感」
「2速全開!」という時に、6000rpm前後で少しだけ「ガホッ」と息継ぎが起きた。
続いて起きたのがアフターファイア
2速キープでタイトコーナーの峠を下っている最中、リアから派手にパンパン音がした。
2次エアを対処する前…とまではいかないが、かなり気になる音である。
次に出たのが巡航時の息継ぎ。
3000rpm前後で巡航していると、時折、上に書いた「がば開け時」同様の症状がでるようになった。
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原因だが、実は明確なものがある。ハイオクガソリンである。
このツーリングの直前、「いい機会だから久しぶりに比較テストをするか」とハイオクガソリンを入れた。
症状の出始めたのは、まさにハイオクガソリンが燃え始めた後あたりからなのだ。
昼過ぎの給油時にもハイオクを導入。午後は更に症状が悪化。
ちなみにガソリンスタンドは馴染みの店で、走りに影響が出るほど悪質なものを売っているとは思えない。
事実、同じ店でレギュラーガソリンや四輪へ給油した時にはなんら問題は起きていないのだ。
隼にハイオクガソリンは合わない、などという事はあるのだろうか?
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調子が悪くなった他の要因として、気温も考えられない事は無い。
#当日は30度オーバー
しかし、昨年の夏を考えれば、今年突然発生というのは考え難い。
当日の気になる現象といえば、燃費が良かった事。
一般道オンリーで、峠も多数。
2、3速多用にも関わらず、メーター計算で18Km/L(ドリブンスプロケ2丁アップに伴う補正を入れると17km/hちょい)と、普段に比べて1割以上良かったのだ。
この辺りに何かヒントがあるような気がするのだが。
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翌週、ガソリンをレギュラーに。
一度、空近くになるまで走り、再度レギュラーを入れたら現象はきれいに消えた。
これはやはりガソリンが原因と考えるのが妥当だろう。
WEBを回ると「隼にはハイオクが一番」と考えている人もいるようだ。
しかし、どうやらうちの隼('99式)の場合は、V魔同様レギュラーが無難そう。
ハイオクとの差額で添加剤(FUEL1)の購入すれば、洗浄効果も期待できるというものだ。
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