☆ ツーリング紀行 ☆
V-MaxML全国大会参加記
日頃お世話になっているV-Maxのメーリングリスト。
第一回の全国大会ともなれば参加しないわけにはいかないでしょう!
<1999年9月中旬のある日>
行くぜ!全国大会!
インターネットで参加している<V-Maxメーリングリスト(以下、ML)の第一回全国大会が静岡県の渋川で開催>される。 実は、大型の台風の接近に伴い直前まで開催が危ぶまれていたこの大会。しかし足を速めた台風は前夜までに東北へ抜け、関東以南は風こそ強いもののなかなかの上天気となる。「うんうん、さすがは晴れ男だねぇ…」と自己満足(笑)しながら、6:00am家を出、いつものように東北道を南下する。 大会の開催地は静岡県と愛知県との県境あたり。栃木県からだと結構な距離だ。まあ、全国大会だけあって、今日は東北、関東、中部、東海、関西と様々な地方から参加するメンバー集まってくるはずだ。(北海道から来る予定だったメンバーもいたが、台風でフェリーが欠航し断念)日本の中心に近い場所と言うのは開催地としてはしごく妥当であろう。 これまたいつもの通り蓮田SAで給油&休憩をしていると、1台のV-Max乗りが声をかけてきた。 |
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全部V-Max
週末の朝の首都高は案の定渋滞中。動かない車の群れを縫って2台のV-Maxが前へ進む。「すり抜けが苦手で・・・」と言っていたS氏だが、どうしてどうして、付いて来るペースはなかなかのものだ。箱崎からC1、3号渋谷へ抜けるルートは先日のツーリングで使ったばかりなので戸惑う事はない。思っていたより早い時間で無事に東名高速へ乗り継ぐ。 当初、現地まで一人で行く予定だったのだが、S氏を伴っている事もあり、関東出発組の集合場所である海老名SAへ立ち寄ってみる事にする。(※ML上にて「一緒に行く人があればここに集合ね…」との連絡が回っていた。) そこここで交される挨拶、光るストロボ(笑)。 |
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高速哀歌
この先、東名高速は「右ルート」と「左ルート」に分かれる。(やがて合流するのでどちらを選んでも同じ) 待ってましたとばかりに後方からK氏とM氏の2台のV-Maxが飛び出してくる。K氏のV-Maxは某誌の表紙を飾った事があるほどの大改造Max(というかチェーンドライブ化を含め、ほとんど原型を留めいていない)対するM氏のMaxはポイントをきちんと抑えたライトチューン、更に加速して行く2台、これは見逃せないぞとその後を追う。 小さなスクリーンに体を押し込み、Vブースト全開。車体を踝で挟み込み、左手でステアリングダンパーを締め込む。 前を行くM氏もコーナーでは苦労している様子、その横を走るK氏のマシンは(補強&足回りの違いか?)さすがに安定しているようだ。もっとも自分もゆっくりと他人を観察している場合ではない、腕が違う、マシンが違う、そして何より若さが違う(爆)、じりじりと遠ざかって行く2台のV-Max、うおおおお、待てぇ・・・ うかつに飛び込んだ右300Rのコーナー、バンクさせた瞬間に気づく。「あ、ヤバ・・・」 SAでは早速先程のルートの検証が始まる。 |
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腹が減っては・・・
今度こそ本当にゆっくりと走って(笑)浜松西ICへ到着する。 さて、そうと決まれば話は早い。まずはお約束となった給油(4回目)の時にスタンドのお兄さんから情報収拾を行う。時は丁度お昼、ここは浜名湖のほとり、とくれば・・・「うなぎ」しかないでしょう! 教えてもらったうなぎ屋までバイクを急がせる。 |
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いざ会場へ。
途中のコンビニエンスストアで先発隊(の一部)と合流する。 会場の中へバイクを進める。「おおっ、すごいすごい!」既に数十台のV-Maxが集まっているではないか。 早速、「Ak!rA@宇都宮」と書いたラベルをTシャツに貼って会場をうろつき回る。 V-Maxの集会だけに強面の人が多いかなぁ?と邪推していたが(笑) なんのなんの、皆さん紳士淑女ばかりで交わされる挨拶も穏やかなものだ。まあ、まだアルコールも入っていないしねえ(笑) 時間と共に続々と数を増やすV-Maxは何時の間にか50台をオーバーしているようだ。こりゃあ今夜は盛大な宴会になるぞぉ・・・ |
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開演!全国大会。
実行委員会連の挨拶で全国大会は幕を開ける。 突然、「キャブ同調講習会」の講師を依頼される。 西の空を赤く染めて陽が暮れていく。 準備完了!とっぷりと日が暮れれば、さあ、お待ちかねの宴会だ! 良い具合にビールが回ってきた頃始まったのはビンゴ大会。幹事連の根回し(笑)により、多数の協賛スポンサーからの商品が山積みだ。時計にTシャツ、ブレーキパッドにステアリングダンパー(!)はもちろんV-MAX用。これだけ商品があると、日頃この手のものにはまるで縁のない自分にもTシャツが当たる。「お~、V-Maxのシャツだぁ」今着ているのとお揃いかな?(笑) アルコールは、ビールが終わりチューハイへ。怪しいウォッカの瓶が飛び交い、日本酒と赤ワインのちゃんぽんカクテルの味見(&一気飲み)が始まる。ドラム缶を2つに切って作られた炉では薪が火の粉を飛ばして燃え上がる。宴会宴会ぃ~、寝床は準備してあるし、つまみはたっぷり。さあ、思い切り飲めるぞぉ! 夜半、まだまだバイクネタ(&下ネタ)で盛り上がっている会場を尻目に、へろへろになってテントへ転げ込む。 |
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朝から快晴
翌朝、顔をなでる冷気で目を覚ます。 朝飯はコーヒー&ロールパン&ソーセージが配給となる。これまた裏方の皆さんのご尽力の賜物だ。なんか今回はお世話になりっぱなしだなあ・・・ 閉会は10時少し前、実行委員連の挨拶で第1回全国大会は幕を閉じた。 |
余談
それにしてもお疲れ様でした>実行委員会連
あれだけの人数を取りまとめるのはさぞかし大変な事だったでしょう。頭が下がります。
なんでも来年は京都で開催とか?う~む、行けるかなあ・・・京都・・・
<2日間の走行距離=約600マイル=約960KM><本日の教訓=V-Maxってやっぱりいいなあ・・・>