☆ ツーリング紀行 ☆
天神岬バブルキャンプ記
一体何が「バブル」なのか?
それはもう、「キャンプ場代」に決まっているじゃないですか(笑)
<2000年9月中旬のある日>
参加は2回目。
お馴染みamiさんから「キャンプですよ…」の便りが届く。 場所は福島県の海岸沿いにある「天神岬」、一昨年に一度利用した事のあるキャンプ場だ。(福島天神岬キャンプ記参照) 当日朝は曇り。天気予報によれば今日の天候は曇り時々晴れとの事だが、ここのところの様子(秋雨前線停滞中)を考えると雨の可能性もないとはいえない。 さて、これから行くのは北にある福島県、なのに何故南へ向かうのかといえば……それは「道が無いから」(爆) 自宅から1時間程走り、R50へ出る直前で、どんよりとした空からとうとう雨粒が落ちてくる。 予想の通り、20分ほどで雨は上がる。とりあえず荷物にだけカバーを掛けて雨具は着けずに出発。 水戸から常磐自動車道へ乗り北上。空は相変わらず雲の流れが速い。 北上するにつれ空の状態は次第に良くなって行った。 決して急ぎはしなかったのだが、集合地点の中郷SAには約束の40分も前に到着してしまう。さすがに未だ誰も来ていないようだ。 集合時間丁度に、amiさん(Raid)完治さん(GSF1200S)キミさん(GSF750)が到着する。お初の完治さん、キミさんにどもどもと挨拶。 「amiさんがいつものGSF1200だったら、噂のトリプルGSFアタックが見られたのに…(笑)」などと話している所へGENさんが登場、今日は残念ながらキャンプには参加できないそうなのだが、四輪でこの周辺を釣りして回るとの事だ。 わいわい騒いでいるところへカラテカさん(DR250)が到着、これで第一次集合地点の参加者が全員揃った。 勿来ICで降り国道6号へ。国道から工業団地へ入り海沿いを進めば、そこが小名浜漁港の「いわき ら・ら・みゅう」、市場に海産物の売店、食堂、レストランのパワーセンターと言ったところだ。 時刻は12時ちょっと前、互いの挨拶もそこそこに昼飯を食う事にする。 膨れた腹を抱たら、さて、夕食の買出しをしておこう。 海岸沿いの県道を北上、天気は上々、松林の間から吹いてくる潮風がすばらしく気持ち良い。 |
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キャンプ!キャンプ!
このキャンプ場は、オートキャンプ場が併設された大変設備が充実しているキャンプ場だ。 受付を済ませて、バイクのままテントサイトへと向かう。 ひとしきり落ち着いたところで一休み。この後、オフロード組は近隣の「乙次郎林道」へ出かけるという。雨上がりの林道だ、当然V-Maxで走れるわけも無く、俺はテント番を申し出る(笑)。 2台のオフローダーと2台のオンローダーがキャンプ場を出て行く。日帰り組のマスヤンさんとはしピーさんも出発するとの事、皆が出かけてしまうと・・・あ~、なんか急に寂しくなっちゃったぞぉ・・・(笑) 先日買ったタープの下にドカシーを敷き、上にエアマットを置く。 1時間ほど経ったところでごそごそと起き出す。 夕刻、約束通り四輪車でGENさんが現われる。林道組みも「ほぼ」無事に帰還。(キミさんのGSF750のマフラーが何故傷だらけになってしまったのかは秘密) 生きたホタテはもちろん刺身にする。醤油と山葵で食う貝柱の甘い事・・・ 飲み、そして食う。 皆に次第に酔いが回ってきた頃、なっきぃさんがRaidで登場する。まあまあとビールとホタテの刺身を勧める。 酔った勢いで、なっきぃさん持参の「遊遊ドーム」を皆で大騒ぎしながら組み立てる。 |
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霧の朝
翌日、例によって6時に目が覚める。 ごそごそと着替えて外へ出る。 次第にメンバーも起き出して来る。どもどもと挨拶をし、そのままなし崩しに朝飯へとなだれ込む。 朝霧は次第に薄くなるが、相変わらず天候はぱっとしない。食事が終わり洗いものを済ませ、皆がテントを畳み終わった頃、とうとうぽつぽつと雨が降り出してくる。 さて、帰り仕度を・・・と言う頃、突然修ちゃんがBAJAで登場する。 出発の準備が整う。帰る場所もばらばらなら帰るルートも皆ばらばらだ。 一人になった帰り道、どのルートで帰ろうかと迷ったのだが、天候を考えて昨日とまったく同じ道筋をたどる。 朝のうち、あんなに降っていた雨なのだが、小名浜漁港を出る頃からは天候が次第に回復してくる。 午後、無事帰宅。 |
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<2日間の走行距離=約240マイル=約384KM><本日の教訓=現地で晴れて欲しかったよなあ。>