その5
10:00、ホテルをチェックアウト。
日曜日で宿泊客が少ないせいだろうか?ホテルのフロントに頼んだら、屋根下駐車場にMAXを夕方まで置いておくことを快諾してくれた。多謝多謝。
とりあえず荷物を取りまとめ積載。折り畳み傘を引っ張り出す。
ブーツのバックルを緩めて…と。自分の足で歩くというのは人間には大切な行為だよねぇ(←昨日の佐多岬で泣き言は?)
宮崎駅までふらふらと歩き、ほぅほうと感心しながら一回りする。
♪雨は降るぅ~
駅前の繁華街で、入り口にモンキー(Z50)の飾ってある喫茶店へと入り、遅めのモーニングセットで一服する。
喫茶店で一番重要なのは、やっぱりコーヒーが旨い事だよな。
路地裏の小物屋やら古着屋やらを見て回る。
バイクツーリングの時苦労するのはやはり土産、「持って帰る」事を考えるとかさばるものは買えないのだ。
積載量に余裕があれば…って現状を見るにそれは無理な相談ですな。
一通り見物した後はなぜか映画館へ突入。「キルビル2」を鑑賞し「狭いよ暗いよ」とガクブルする。(後で1も見よう、うんそうしよう)
午後のけだるい時間帯は漫画喫茶へとしけ込んでみる。
う~む、GANTZって初めて読んだけど、こんなに人が死ぬ漫画をアニメ化していいものだろうか?
午後5時。駐車場で完全雨装備へと変身し、たっぷりと堪能した(?)宮崎の街に別れを告げる。
晴れていれば素晴らしい景色であろう日南海岸、雨&日暮れとあって薄ぼんやりとしか見えないのが残念だ。
日向まではほんの70km、坊主のフロントタイヤを気にしながらまったりと走り、フェリー埠頭手前のファミレスで夕食。
九州での最後の食事がファミレスってのはちょいといただけないが、雨具の脱ぎ着を考えると横着したくなるものだ。
ちなみに宮崎近辺でよく見かけるこの某ファミレス、設定価格が妙に低い。関東で言えば「ガスト」だろうか?価格に惹かれてついつい品数を頼んでしまう、うむ、営業戦略に見事に嵌ってますな。
8時過ぎ、フェリー埠頭へ到着。
月曜だからか雨だからか、またも乗客は極小、バイクはわずかに6台。
真っ暗な中積み込まれ、ちょいと遅れたものの10時過ぎには出航となる。
さらば九州また来る日まで。
2等寝台のベッドに横になりながら考える。
帰ったら第一にタイヤ交換。これだけ雨の中を走ったのだからスロットルワイヤーへの注油とレバー関係のグリスアップもしなければならないだろう。
何より錆びが心配だからまずは洗車か、あとはええと・・・あ、土産の芋(焼酎)買うの忘れた・・・
<総走行距離=約955マイル=約1528km><総給油回数=14回><本日の教訓=さぁて、次は・・・>