■だた帰るわけにはいきません
あけて(略)
「お~っし、アルコールは1mgも(略)
これでこそ昨夜の飲み会をビール一筋で(ry…もういいですか、そうですか)
天気は今日も微妙な雰囲気。
降ってはいないが怪しい雲が見え隠れ。ま、今日は帰るだけだからいいんだけどさ。
★
さて、帰るだけとはいえせっかく岡山までやって来たのだ。このまま何も食べずに(?)帰るわけにはいかないだろう。
実は食べてみたいものがある。ここ赤穂からそう遠くない日生の「カキオコ」だ。
※カキオコ=この地方名物の牡蠣のお好み焼き。来年辺りから流行りのB級グルメとして売り出そうとしているらしい。詳しくはGoogleででも(笑)
昨夜、ビールジョッキを抱えてテーブルに突っ伏し「くわぁきうぉこぉ~」と叫んだところ、こたろーさんから「いったことぅあるぅ~」との返事が帰ってきた。
ならばと今日の道案内をお願いしてしまった。
★
ナンシー化した宿の主人に見送られ、2台のVMAXで出発する。
平日(月曜)の朝だが国道250はさほど混んではいない。空はちょい霧雨っぽいが合羽を着るほどではなし。まったりとVMAXを進ませる。
日生までは20分ほどだった。
海産物センター(?)「五味の市」にバイクを停めて、まずは開いたばかりの市場を覗いてみる。
牡蠣の旬は冬、残念なことに今は土産用の牡蠣は見当たらなかった。
市場に無いわけではないが、まだまだ小ぶりで売りに出すほどではないようだった。
こたろーさん曰く「旬の時期なら一斗缶に入って売られている」とのこと。
※後に確認したら、この日は牡蠣が解禁になってわずか2日後だった。
それでもそれらしい(?)土産を買い、今度はカキオコ!と歩いて街中へと向かう。
瀬戸内の小さな漁港町だが、意外に大勢の人が歩いていてびっくり。平日だから観光客ではなさそうだ。
今日は空いてますが休日はいっぱいになるんでしょう
★
さて、この周辺にカキオコを扱う店は何軒もあるのだけれど、今はまだまだ時間が早い(10時前)。
この時間に営業している店はさほど多くないようだ、町の観光サイトからダウンロードしていった案内図をもとにうろついてみる。
入ったのはこちらのお店。
看板と暖簾は「たこ焼き・おでん・焼きソバ・お好み焼き」だけれど、カキオコが有名になれば今後変わるかもしれない(笑)
※今も別途ノボリが立ってはいるけれど
営業を始めたばかり(というかはじめる前だったかも?)で、客は我々2人のみ。中にはでっかいおばちゃんとアルバイトらしいアジア系お姉さん。
「んじゃカキオコね!」と焼いてもらう。
タネ敷いてキャベツ載せて。なるほど、牡蠣はまだ小さいが「これでもか」というくらい盛ってくれた。
普通のお好み焼きと違うのはじっくり焼くところだろうか。牡蠣を下にひっくり返してたっぷり10分は待つ。
「どうぞ」と言われて喰う。
うん、旨い。牡蠣の味がしっかり出てる。解禁したての小さい牡蠣でこれだから、旬の大牡蠣だとさぞかし食べでがあることだろう。
★
食べながらおばちゃんと世間話。
俺の着ていたTシャツを見て「その浅草カドヤってのは東京かい?」と聞かれたので「そうですよ~雷門のある浅草です~」と答えてみる。
そうか、中国地方からすれば、東京と栃木なんて隣同士に見えるんだろうな。
「旨かった!また来る!」と店を出る。
よーし、これで岡山まででかけてきた「かい」に+1っと。
★
駐車場のVMAXへと戻ったまさにその時、空から大粒の雨が落ちてきた。
ありゃ、とうとう降り出したか。でもまぁ、歩いてる最中降って来なくて何よりですな。(ポジティブシンキング)
11:00am、がっちりと雨具を完全装備して出発する。
備前ICから高速へ。一昨日寄った龍野西SAで給油。雨の降り続く中国道を走る。
そういえば、高速道路で他のVMAXの後ろを走るのは初めてかもしれない。
小刻みに動くスイングアームと排気音、あ~、やっぱVMAXって格好いいな…
★
西宮名塩SAで給油&小休止。
この付近は工事で大渋滞中、だが相変わらずの雨空だし、慌てない慌てない。
その先、大山崎IC(だったかな?)で高速を降りるこたろーさんとクラクション&ハンドサインでお別れする。
いやいやお世話になりました、んじゃ次は静岡で(謎)
ここからは一昨日と同じ一人旅。
天気もいまひとつだし、帰るだけだし、これまた一昨日と同じルート&給油ポイントで帰るとしましょうかね。
★
ルートも立ち寄るSAも決まっていると走るのが気楽で良い。
まずはと京滋バイパスへ鼻先を向ける。ジャンクションの路面継ぎ目は雨だとツルツルになるので要注意。
京滋から新名神、混雑はないだがペースは上げない。1.1KSから1.2KSをキープして走る。
土山SAで給油。給油量を確認して推定が確信へと変わる。
うん、これは後で別コンテンツにまとめるとしよう。
#ま、R-ECUの燃費ネタってことで
★
名神高速へと入ると雨は上がり路面はドライへ変わった。
よしよしと御在所SAへ入ったのが15時前。「上りも仮設駐車場か…」とバイクを停め雨具を脱ぐ…と、「うわ、股間がびしょ濡れだぁっ!」
そういえば「なんか冷たいな?」とは感じていた。だがまさかここまで濡れていたとは気づかなかった。
確かに強い雨のところも走りはしたけれどこれは酷すぎる。
シール漏れだろうから帰ったらとりあえずガムテープで補修するとして、それでも駄目なら下だけ買い替えだな…
#びしょ濡れ画像もあるけど自粛
股間を乾かしがてらロング休憩。
遅めの昼飯(?)はラーメン。これは来る時のようなハズレではなく一安心。
落ち着いたところでスターバックスへと入り、トールラテのWエスプレッソとシナモンロールを片手に窓際の席でたそがれてみる。
「うん、飯を食って落ち着いた。まだ股間は濡れているがな!」
★
どうやら雨は上がってくれた様子。だが合羽は着ておこう、途中降らないとは限らないし、これから日が暮れれば気温も下がるだろうし。
伊勢湾岸道から東名高速へ。
さすがに交通量は増えてきた。トラックに囲まれて淡々と走る。(燃費計測継続中)
17時過ぎ、浜名湖SA、給油、周囲が次第に暗くなる。
その先、突然渋滞が始まり焦るが、対向車線の事故の見物渋滞だった。
軽自動車の横転事故のようで消防車多数。対向車線は当然のように大渋滞だった。
18:30、富士川SA給油
ここまで結構な距離を走ってきたがこれまた疲れない&眠くない。やはり前夜きっちり寝られた影響は大きいようだ。
側道から巡回のパトカーが合流してくる。
ナンバーは「・999」、そこまでやったのなら・110にすればいいのになと思う。
秦野中井を通過。
「ああ、ここまで戻ってきたか…」って、まさか秦野中井を近所に感じるとは思わなかった(笑)
★
給油だけでさくっと出発…はしない。だってほら、東京料金所の通過が20時以降だと料金が30%オフになるわけで。
#長距離だと結構違うからねぇ
時間調整にコーヒーとメロンパン。ん~、派手に宣伝してたけどそれほどでもないな→メロンパン。
出発前、再度合羽を着るかどうか悩む。
雨は降らなかったし気温もさほど低くない。今からなら着なくても…という時、突然空からパラっと雨が吹いて(降ってではない)くる。
「これはあれだな、空が『着とけよ』って言ってくれてるんだろうな」
★
20時過ぎ、雨具完全装備で出発する。
予定通り30%オフで東京料金所を通過する。
首都高の混雑はほぼなし。山手トンネルの中が異常に暑いのも来る時同様。
東北道へと乗り込み、蓮田SAは給油のみで即出発。
そして走り出して5分とたたないうちに土砂降りの雨の中へと突入する。「うわ~い!」
それはもう見事な豪雨だった。本当に「バケツをひっくり返したような」雨量で、昨日のサーキットの雨が可愛らしく感じられるほどである。
「いや~、これ雨具つけてなかったらどんな事になっていたのやら…」
こっそり教えてくれてありがとねと空を仰いでみたりする。
★
栃木県へと入ると雨は次第に止んできた。
自宅近くで最後の給油を済ませ、自宅への到着はほぼ予想通りの22時半となる。
「うひ~、帰ってきたぞぉ~」
土砂降りの雨とはいえ、さすがに洗車の代わりにはならず。
泥だらけのVMAXだけど、さすがにこれからの洗車は勘弁してくれよ(笑)
★
3日間の総走行距離は約1700km。だがVMAXの快適さに助けられてあまり「疲れた」という感じはしなかった。
「あ~楽しかった。次は何時行けるかな?西の方へ」
<本日の走行距離=800km><給油回数=8回><ホント楽しい3日間でした、「これで晴れてれば」は言いっこなしで(笑)>