YAMAHA SEROW 225WE (4JG6)

☆ メンテナンス編 ☆

オイル漏れチェック記


掃除してから画像撮ればよかったな・・・
 

<2008年4月>

  こんなところから漏れてます。

 オイル漏れといえば以前書いたここ。そしてもちろんそれ以外にもある。

 買った時から「じわり滲み」していたのがシリンダ(トップ画像○印)からのオイル漏れ。これが最近大きくなってきた。

 気づくとクランクケースの上に垂れた跡があるし、信号待ちしているとオイルが焼ける匂いが鼻につく。
 これまた一度チェックしておいたほうが良いだろう。


最近は指につくほどに

 ボルトから漏れているのなら、まずやることはとにかく増し締め
 ところがこの漏れている箇所のボルト、すぐ上にシリンダのフィンがあってヘキサレンチが入らない。
 「おかしいなぁ?なんでこんな造りになってるのかなぁ?」

 あれこれ調べて判る。
 なんのことはない、このフィンはカムチェーンカバーについていたのだ。(つまり外せるということ)

 そうかと判れば作業開始。

 まずは周囲をCRC556で清掃。
 カムチェーンカバーは2本の+ネジで留まっている。いかにもナメそうなので慎重に・・・と思っていたが、それほど苦労せずに外す事が出来た。
 ふうん、焼きついたりしてないんだ・・・

 カバーをそっと外す。
 中はなるほどカムチェーン。サビや汚れは無く一安心。


外れました。
#本当はタンク外してからやるべきなんだろうな・・・

 さぁてこれでボルトに工具を・・・というところで気づく。
 先のボルトはシリンダの固定用なので、どうやらオイルは回っていなさそう、となるとどこから漏れてるんだ?
 
 なんとなく、外したカムカバーの隙間から漏れており、それがボルトへ伝っていったように思える。
 ボルトはガチガチで緩みは無し。
 対してカムカバーは、内側のOリングがぺったりと潰れていてあまり機能していなさそう。
 「やっぱこっちが本命かぁ?」

 エンジン側とカバー側、双方の汚れを綺麗に拭き取る。
 Oリングは一度外してしげしげと眺め、ひっくり返して付け直す。「ま、おまじないおまじない・・・」

 再取り付けの締め付けトルクは程々に。
 緩みによる漏れも怖いが、ネジ切ってしまうほうがもっと始末が悪いのだ。

 エンジンを始動してチェック。
 とりあえずは大丈夫そうだが、実際のところは走ってみないとわからないだろう。
 
 「ま、どちらにしてもOリングは交換しておいたほうが良さそうだなぁ・・・」

#他のゴムパーツもみておかないと。

 



Copyright 2007 Akira
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