☆ YAMAHA VMAX (VMX17) ☆

(オーナー編)

ハイテク機能インプレッション


<2009年6月>

 まだまだ判っていない事も多いんですけど

 新機構、電子制御、電気仕掛け(?)てんこ盛りの新型VMAX。
 それらハイテク機器の動作や印象はどうなのか、現在の率直な感想を書いてみよう!

…と、上から目線で書いてみましたが(笑)なにしろまだ2000kmしか走っていません。
 インプレというより「こんな感じ」と思っていただければ幸いです。

■ 速度リミッター
 
 ごく自然に効く。昔のリミッターように急に減速してしまうようなことはない。
 富士スピードウエイでの全開加速でも、加速しなくなって「あれ?そうかリミッターか…」と気づく程度だ。

#その昔、GSX400Rでリミッターが効いた時にはガクガクしたっけなぁ…(と遠い目をする)

 速度が落ちた後のリカバリも自然で違和感なし。
 
 それにしてもこのリミッターはもったいない。
 隼の怒涛の加速を知る身としては、是非VMAXの高速域からの更なる加速も感じてみたいと思う。

■ ABS(アンチロックブレーキシステム)

 比較的早めに効く。

 前輪の場合、パニック的にガッと握ると、一度タイヤがギュッと鳴った後、コクコクとした手ごたえが伝わってくる。
 通常のフルブレーキング(遊びを殺してからの握りこみ)だと結構ネバるが、ロックするかな?よりちょい手前で効く気がする。
 まぁこの方が安全なのだろう。
 
 前輪より後輪の方が効き易いのは、セッティングというよりは構造的な物だろうか。
 日光いろは坂の下りのようなシチュエーションでは、そう飛ばしていないつもりだが作動する事が多かった。

■ スリッパークラッチ
 
 シフトダウン時の後輪のロック(ホッピング)を防ぐ為に付けられたスリッパークラッチ。
 これは残念なことに未体験。

 いや、だって、無理矢理シフトロックとかさせるとギアに傷をつけそうで……(汗)

 これまたいろは坂下りの場合、隼を買ったばかりの時には結構リアロックを誘発していた。
 これが新VMAXで起きないのは、シフトワークを慎重にしているせいか、後輪過重が大きいのか、それともまさか…密かにスリッパークラッチが効いているって事はないよなぁ?

■ YCC-T(電子制御スロットル)
 
 新MAXのスロットルワイヤーはインテークに直結してはいない。
 この開度と他の情報を合わせて演算し、実際のスロットルバルブの開度が決定されるのだ。

…の割にじぇんじぇん違和感なし

 何も考えずごく普通に乗ることが出来る。
 スロットルレスポンスが遅れるような印象はゼロ。きびきび開ければきびきび走る。
 例の4000rpm付近のまったりさはわざと演出されているのだろう。

■ YCC-I(可変インテーク)

 旧V-BOOSTに対応するのがこのYCC-I。
 回転数により物理的なインテーク長を変えてトルクを稼ごうとする機能だが…なにせ作動するのは6500rpmから上だ。

 3速6000rpmで180km/h出てしまうので、「効くかな?」あたりでリミッターとなる。
 それ以下のギアでは可変もへったくれ(?)もなく一気に吹けあがってしまう。
 2,3速では可変もへったくれもなく一気に吹け上がってしまうし、それ以上のギアでは常にリミッターが気になってしまう。

 具体的な感想は、速度リミッターを解除しないと体感できそうにない。

 「そうか、やはりリミッターか…」

※ヤヴァい、結局何一つきちんとインプレできていない気がしてきた……orz

 

<了>


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