YAMAHA V-Max

☆ メンテナンス編 ☆

割ピン交換記


いや、ちょっといいものを見つけたものですから。

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 タイヤ交換のついでに。

 来るべきゴールデンウィーク。もうちょっとはイケそうなリアタイヤだが、長距離ツーリングの前に交換しておいたほうが良いだろうとショップに注文を出しておく。
※銘柄はいつものとおり、ブリヂストン EXEDRA G526 V規格

 某日、ショップにホイールを持ち込んで(←工賃が安くなる)交換を依頼。
 交換作業の間、ショップ内をうろつく。セール中との事でタイヤ代分の600円ほどの割引券が手元にある。「なにか小物でも買って行こうかな・・・」

 そういえばホイールを外した時、ナットにつける割ピンが大分疲れていた。本来は再使用しない割ピンだが、素人メンテの時にはそうもいかず2回3回と使いまわしている。さほどの金額ではないし、良い機会だから買っていこうと探していると・・・

 普通の割ピンの脇に、ホンダの片持ちスイングアーム用ピンが売っている。
 POSH製で、名称は「リアホイールベータピン」
 対象車種はNSR(250)にNC30/45(VFR)、「ノーマルの割ピンと交換するだけでワークスルックに!」との売り文句のとおり、なかなかに格好が良い。
 ふ~ん、と見ていて思う。「これ、V魔に付かないかな?」

 単なる思い付きである。合う根拠はまったくない。わざわざ対象車種が明記してあるところをみても、専用品と考えるのが妥当なところである。
 しかし、信頼の置ける「眼ノギス」(←今命名した)によればなんとなく合いそう、しかも価格は手持ちの割引券とぴったりの600円。「ま、所詮泡銭さ…」とニヒルにつぶやき購入してしまう。

 現物あわせ。

 どれどれと購入したピンと共に、新品タイヤの入ったリアホイールをガレージへと持ち帰る。
 ホイールの取り付けは手馴れたものだ。各部をグリスアップし、さくさくと取り付けていく。
 ホイールをはめてブレーキキャリパを付けてトルクロッド付けてアクスルシャフト通してナットを締めて・・・くるくると軽快に回るリアホイールを確認。うむ、結構結構。

 さて、最後に問題の割ピンだ。(←割らないから割ピンじゃないのか?)

 ぶすりと差し込むと、なんと、計ったようにドンピシャリ
 くるりと90度回すと、カチリとナットにはまり込む。
 う~む、恐るべし「眼ノギス」、変な自信を持ってしまうぞ(笑)

 ともあれ、なかなかに格好良く仕上がった。価格はちょっとお高めだがお勧めのパーツである。
 ちなみに後期型のV-Maxに割ピンは…ついていないんだっけ?


「ベータピン」って言うらしいです。


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