YAMAHA V-Max

☆ メンテナンス編 ☆

シートとりあえず交換記


<2003年7月> 
 

 痛いものは痛い

 尻が痛いのだ。
 
 突然なんだと言われそうだが、最近V魔に長距離乗ると尻が痛いのである。

 長距離といってもせいぜい200km程度、それも途中休憩ありでである。
 数年前なら3~400kmのちょい乗り(?)に出かけてもなんともなかったのに不思議な事だ。
 
 友人に話すと「太ったからだ」「歳だ」と笑われた。
 「ちがうもんね~11年乗ったV魔のシートがヘタってきたに違いないんだもんね~」
 というわけでシート交換となる。(←長い前振りだな、をい)

 さて、V-Maxの市販シートといえば有名どころは
 コルビンシート
 デイトナの純正交換タイプシート
であろう。

 あちこちで話を聞くと、確かにコルビンは座り心地も良く長距離でも疲れないが、足つきの悪化(シート幅が広い)、給油時の手間増大(前後一体型で給油口が狭い)、荷物積載量減少(給油口を塞げないので)…等の問題点も多いらしい。
 そして何より目の玉が飛び出るような価格がネックである。

 デイトナのものは、純正交換タイプだけに目だったデメリットはほとんど無い。
 但し長距離時の疲れについては未知数、さらにコルビン程ではないものの、目の玉が半分くらい出てしまう価格である。

 「仕方がない、純正の程度の良い中古を探すか・・・」
 
 毎度お馴染みYAHOOオークションで探すものの、手を出せそうな価格の出物が無い。
 「なんでみんな中古にそんな大金積めるんだよぉ…」とめそめそ泣いているところへ、お馴染みきんやさんが降臨する。

 「お前の探しているのはこんなシートかぇ?」

 あ、ありがとうございますぅ~助かりますぅ~(^^)

 というわけで譲って頂いたのは'97式用の純正シート。
 年式からすると6年ものだが、さほど使っていなかったらしく、生地にもスポンジにもヘタりは感じられない。
 上下2色の配色も元のシートとほぼ同じ、取り付けても違和感はないだろう。

 いそいそと交換作業。完全ボルトオンはあたりまえである。
 「へ~シート台座のABS樹脂は白なんだ。'90は黒色だったんだけどな」
 座ってみると、なるほどちょいと硬く感じる。それだけ今までのシートがヘタっていたという事なのだろう。

 取り外した旧シートは、あらためて眺めてみると年相応の疲れはあるものの、破れもほつれもなく実にきれいである。
 う~む、コレ、ただしまっておくだけではもったいないなぁ・・・

<というわけで続く>



戻る V-Maxへ戻る