今ならもっと簡単に
■VMAX1700でやってみました
またまた思い出して書いてみるのだけれど。
V-Max1200オーナーの悩みで共通しているのは、表記ダミーインテークのアルミ錆だろう。
総アルミのインテークに掘られたYAMAHAロゴは凄く恰好良いのだけれど、いかんせん角が多すぎる。
結果、この角のコーティングが剥がれ、水分が入り込み、白錆となり、更に内側へじわじわと浸食していくのだ。
※なのでヤマハロゴ部だけでなく、ボルト取付穴とかも危ない。
この白錆。中古で売られている(というか今は中古しかないけれど)ほぼ全てのV-Maxにあてはまるような気がしている。
もちろん黒色塗装されていれば大丈夫……でもないのが悩ましいところだ。
さて、で、それへの対処なのだけれど。
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俺が所有していたV-Max1200、インテークの右側は自分でいろいろ加工していた。(TOP画像)
事故車両のインテークを譲り受け(なので一部ヒビがある)、クリア塗装を全て剥がし、指紋が消えるほど紙やすりで磨き、アルミ用クリアを吹いた。
これで以後はほぼ錆知らず。屋内保管だったしワックスを厚塗りしていた影響もあるだろう。
左側はノーマルママだったので小錆が。しかしこれもワックス厚塗りで浸食を防いでいた。
で、だ。
実はVMAX1700のインテークも(よせばいいいのに)あれこれ弄っている。そしてその時の処理がとてもうまくいったのだ。
「ふむ、もしかして、今のケミカルを使えば先代V-Maxのインテークも綺麗に簡単に仕上げられるんじゃなかろうか?」
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手順に特別な所はない。剥がして、磨いて、保護するのは昔と同様だ。
クリア塗装のはがし
リムーバーでぺろりと剥ける。本当に簡単に剥がせる。
かつて紙やすりでシコシコ頑張ったのが夢のような楽さ。何しろ液を塗ってラップを巻いて待つだけで良いのだから。
磨き
磨く・錆落としは手で紙やすりが良いと思う。電動バフは慣れないと難しそうだし、何より「自分でやった」感がある。
紙やすりも今はスポンジタイプのものがあるのでこれまた楽。
ロゴ等の細かい部分は(使える人なら)リューターが便利だろう。
そしてもしかすると、この時YAMAHAロゴの部分の角を若干落としておくと、後の耐久性がアップするかも。
文字のソリッド感が削がれてしまうかもしれないけどね。
塗装
塗装はまずミッチャクロンで下処理して、上は2液ウレタンクリアで。
昔はこの下処理剤が無くて「素人にはアルミの塗装は難しい」と言われていたはず。俺が塗装した時にもあれこれ探し回った気がする。
そしてウレタンはびっくりするほど厚く、丈夫に綺麗に仕上がる。
使い切りタイプだが充分にその価値はあるだろう。
ウレタンは使い切ってしまったので
これらの材料は一部を除き昔からあったはずなのだけれど、今の方がはるかに簡単に使えるようになっているように思う。
そして、これだけ全部やっても費用は1万円でおつりがくる。
プロに頼める人はさておき、「小遣い少ないんだよ!」な人は試してみてはどうだろう。
もちろん、時間があって天気の良い時期を狙って。
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