☆ RGV250ガンマ ☆
レストア日記
◇その3◇ サビ取り~の1。
とにかく気になるサビ、全部落すのは相当に大変そうだ。しかし最近では良いケミカル品(化学薬品)がいろいろ出まわっているので、昔のように「真鍮ブラシ&サンドペーパー」攻撃(笑)はしなくて済みそうだ。あちこちから情報を集め、サビ落しケミカルを2種類購入する。
一つは「スーパーテック BB-1」
これはV-Maxのアルミホイールのサビ落しにも使った、実績のある一品。スプレーで拭きつけ、放置した後水洗いすればOKというお手軽さだ。(軽くブラッシングすると効果倍増)しかも環境に優しいとのふれ込みで「米国海軍ご用達」との事。ゴムやプラスチックも傷めないし、広範囲のサビに便利だ。(塗装面に使えないのが難点だが)
上記BB-1は部分的なサビへの塗布が難しいので、こちら用にと、
「花咲かG ラストリムーバー(サビ取り)」も購入する。
これはNIFTYSERVE(パソコン通信)のバイクフォーラムで評判の良かった「花咲かG」シリーズの一品。こちらも塗布して放って置いてふき取るだけという手軽さ。やはりプラスチックやゴムには影響しないので安心だ。
ホイールやエンジン、フロントフォークのアウターチューブ等の大物は別途行う事にして、とりあえずインナーチューブでテストしてみる。
初めて使う「花咲かG」。ペットボトルの底を切って皿を作り、そこへ少量の溶液を取り出す。古歯ブラシを刷毛代わりにポツポツとサビの浮いたインナーチューブに塗る。意外に粘度があり垂れにくいよういだ。強酸性との事でかすかにツンとくる匂いもあるがさほどでもない。待つこと10分。ウエスでふき取ると…をを、きれいに取れるではないか!
大きなサビはさすがに多少跡が残るが、小さく浮いていたサビは跡形も無く取れる。う~む、これは使えるかも。
調子に乗ってステッププレートやハンドルのバーエンドにも塗ってみる。うむ、上等上等、ステッププレートとかの「完全にサビの浮いた」物はどうしても後が残ってしまうのでそう綺麗にはならないが、効能書きにある「サビ止め効果」に期待して塗っておく。本当にサビが酷い場所はヒマが出来たら外してバフがけでもしてやる事にしよう。(何時になることやら・・・)
ちなみにこの液体、拭き残しがあると白く変色してしまうようだ。「花咲かG」は狭い範囲ずつ塗り、ふき取るのが正解らしい。
後でエンジンも磨かねば・・・