☆ RGV250ガンマ ☆
レストア日記
◇その8◇ ハンドル周辺
フロント周りがなんとか一段落、ゆっくりとハンドル周りを整備しよう。 まずはステアリングヘッド周りにハンドル、レバー類を固定して行く事にする。
ハンドルバー本体の固定は純正位置のまま、固定用ボルトがあるので迷う事はない。
スイッチボックスやメーターパネルの外観は「アーマオール」で磨いてツヤを出す。乗っていて一番目につく場所だから、ここを綺麗にしておく意味は大きいのだ。(笑)
クラッチレバーを外し、先日購入してきた「ワイヤーインジェクター」を使ってクラッチワイヤーに注油,、エンジン右側のワイヤー先端からオイルが出てくるまで入念に行う。これでも渋いようだったら、後で思い切って交換してしまおう。
クラッチレバー本体は「家捜し」の際発掘された(笑)新品レバーと交換、うむ、やはり新しいレバーは美しい(笑)。外したレバーはサビ取りをしてCRC-556をたっぷり付けて予備用にとビニール袋へしまい込んでおく。
ブレーキレバーも同様の処理。こちらはアジャスタタイプなので部品点数も多いが、バラして各部に注油、組み立てして取り付ける。本当はマスタシリンダも分解したいのだがプッシュ部のゴムを破いてしまいそうなので今回は断念しよう。(状態も良好そうだし…と言い訳(笑))
各レバーの高さと位置を自分の好みに合わせる。(ちょっと高めが好みなのだ)
レバー固定用ボルトの締めこみ具合は「操作してもレバーが動かない範囲でぎりぎりに緩めた」くらい。こうしておくと、「転倒したときにレバーが逃げてくれる」ので折れないのだ。(もちろん転倒の度合いによるけど(笑))
レバー位置に満足がいったら(笑)ブレーキのエア抜きを行う。(このためにホイール&ブレーキを仮組みしておいたのだ)
このバイク、Fブレーキにはきちんとステンレスメッシュのホースが入っている。(「ここが唯一の改造点」とは前オーナー談)それは良いのだが「だったらマスタシリンダのバンジョーボルトもエア抜きタイプ使えよなあ…」と一人ぶつぶつとつぶやく(←だから高望みしすぎだって)
教科書通り(笑)マスタシリンダから遠いほうのキャリパーからエア抜きを行う。
別体タンクから古いオイルを「ある程度」抜いておき、新しいオイルを足しながらエア抜きする。オイルはヤマハ純正のDOT4(V-Max用(笑))、古いオイルとはメーカーが違うけど主成分は同じだしグレードも一緒、問題はないはずだ。
これでハンドル周辺の整備は終了。あえて言うならスロットルワイヤーが残っているけど、これはあとでキャブ側から注油してやるつもりだ。ワイヤー関係はオイルポンプやら排気デバイスとかの調整の時に一括してみてやる事にする。
とりあえずはまとまったハンドル周り