☆ RGV250ガンマ ☆
レストア日記
◇その9◇ リアホイール洗浄
さあ、リアホイール周りを片付けてしまおう。
現在、リアホイールの動きはかなり重い。原因はチェーンかベアリングか・・・ま、とりあえず洗ってからの判断だ。
まずはチェーン。これは結構問題児。(笑)
なにしろ汚れが酷い。積もりに積もった泥とホコリで真っ黒、チェーンの原型がよくわからないくらいに(笑)汚れているのだ。
さて、このまま使えるのだろうか?高価なパーツだけに再使用したいところだが、洗浄して状況を見てから買い換えるかどうかを決める事にする。
とにかくチェーンクリーナーを「イヤというほど」使って洗浄。(もちろんOリング対応のクリーナー)
洗ってウエスで拭く。またクリーナーを吹いて…を数回繰り返してなんとか「チェーンらしく」なる(笑)
あらためてチェーンルブを吹き潤滑。う~む、とりあえず大きなサビとか段付きとかは見当たらない。なんとか使えるかな?このチェーン。
リアホイールを外すため、ボルトを緩める。シャフトを引き抜くと何故かシャフト表面はパサパサでまったくオイルを塗った後が見当たらない。何故なんだろう?取り付け時にはたっぷりグリスを塗ってやらないといけないな…
ホイールを外して洗う。フロントと同様に洗剤を付けてブラシでガシガシと洗う。こちらはフロントと異なりチェーンから飛んだ(と見られる)オイルでべとべと。洗うのは大変だがサビは少ない、怪我の功名といったところだろうか?(笑)
リアブレーキのキャリパーも洗っておこう。キャリパーのカバーを外しパッドを取り出す。どれどれと覗くと…「うわっ、パッドが全然ないや…」
どうやら片効きしていたようで、内側のパッドはそこそこ残っているのだが外側のパッドはベースプレート寸前まで減っている。このまま使ったら間違いなくディスクを痛めてしまうだろう。これは新品を購入するしかないようだ。
キャリパー本体をフロントと同様に洗剤を付けて洗う。ピストンを押し出して洗うのも同様、しかし片効きしていただけあってこちらのピストンは汚れの他にサビも浮いているようだ。(キャリパーがディスクの下部に取り付けられているという構造が影響しているのかもしれない)洗って拭いてサビ落としを塗る。う~む、さすがに完全にサビを落とすのは難しい、指で触ってざらつきがそこそこになった程度で妥協してシリコングリスを塗る。まあピストンの押し戻しはスムーズにいったので良しとするか…
ブレーキキャリパー固定用ロッドのサビを落とし、スイングアームをCRC-556で磨く。やっぱりアルミ地金部が綺麗になると気持ち良いなあ、スイングアームにサビがみられないのはやっぱり飛び散るオイルのせいなのだろうか?
リアタイヤ周辺はこんなところ。リアホイールの取り付けとチェックはニュータイヤを購入してからにしよう。