<2004年3月>
■ これを待っていたんですよ。
やっとのことで形になった俺的ハーフカウル仕様。
その目的とするところは、軽量化、そして放熱量のアップ…等の機能はまったく関係なく、「俺が格好良いと思う形にする」でしかない、ど~だまいったか、はっはっは。
長年の懸案であったアンダーカウルも装着完了、現在はそこそこ満足できる仕様だと言えるだろう。
ところで、格好ばかりを気にしていた結果、心配な点もできた。それは転倒時の安全性である。
カウルには、空力向上と共に、いざというときエンジンを守るという機能もある。
カウルはボロボロになっても、エンジンさえ無事なら(フレームやフォークも関係するが…)自宅やショップまで辿り着くことが可能である。
エンジンがむき出し(という程でもないが)になるハーフカウル仕様はこの点が弱いのだ。
「んじゃエンジンを守ろう!」といって最初に思いつくのはエンジンガードだろう。
同じような理由からV-Maxにも装着しているエンジンガードだが、純正フルカウルのハヤブサに市販品が用意されているはずも無い。
代わりに、ちょい前に流行ったのがフレームスライダーだ。
フレームにステーを付け、その先にジュラコン材のガードを取り付け、いざという時エンジンやカウルを守るというこの手のパーツ、GSX-R1000やYZF-R1等のレーサーレプリカには簡単に付くのだが、隼に付けようとするとカウルに穴を開ける必要がある。
今更穴を開けるのに躊躇は無いが(笑)うちのハーフカウルはカーボン製。
FRPやABSと異なり、素人がホルソー片手にがんばっても綺麗な穴を開けられそうに無い。
穴を開けないタイプのスライダーもあるが、機能的にちょい不満。
う~む、と悩んでいたら、出たんですねぇ、待ちに待った製品が。
AGRAS(旧ミクニ)のレーシングスライダー
エンジン左側のジェネレータカバーに取り付けるガードで、パッドを取り付けるAタイプ(\8,500)と、下半分を丸々カバーするBタイプ(\15,000)が出た。
当然のように購入。
選んだのはAタイプ。はっはっは、悩んだらメカメカしい方を買うのだよ私は…
#価格が一番の要因だったというのは秘密。これくらいの金額なら昼飯を10日程抜けば…(後略)
商品が届いて早速取り付け。
取り付けはジェネレータのカバーボルトを交換するだけなので簡単なもの、わずか5分で交換終了である。
離れて眺めて見る。
結構目立ちますよ
うむ、なかなかに俺好み。メカメカしさが良いではないか(笑)
しかし、思っていたより外側へ張り出した形になった。
転倒時のガード、という性格を考えればこれで当然なのだろうが、フルバンク時に接地しないかどうかちょっと心配。まぁ俺のへなちょこ走りではあまり関係ないとは思うのだが(笑)
これくらい張り出してます
ともあれ、これでいざという時の準備はできた。
隼のジェネレータカバー(左側)は純正カウルの場合でも露出しているのでこの製品が出来たのだろう。
あとは…純正でカウルの中に入ってしまっているクラッチ(右側)用のガード、どこからか出ないかなぁ…
#それとも思い切ってワンオフで・・・