■偶にはいいんじゃないでしょうか。
「贅沢」とは一体何であろう?
高価な「物」を購入することだけが贅沢なのだろうか? 否 真の贅沢とは、物ではなく、技術・サービスに対価を支払うことである。
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…というわけで、贅沢する事にしました(笑)
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7年かけて40000kmを走った隼。
足回りの消耗部品を一通り交換し、リアサスは(ほぼ)新品に。
その結果、残ったフロントフォークの動きが少々気になるようになってしまっていたのだ。
フォークを全面オーバーホールするには丁度良い時期。
だが、さすがに倒立カートリッジのフルオーバーホールは素人(というか俺)には無理である。
実はちょっとだけ泡銭が入ったところでもあるし、ここは一発、思い切って全部ショップに頼むとしよう。
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OHをお願いしたのは、その筋では有名な「スクーデリアオクムラ」
そもそもこのショップは……なんてのは今更ここで俺ごときが書いても仕方ないので略。
ショップのメンテメニューには、個人の走りに合わせたチューンナップも用意されているのだが、今の俺には猫に小判。
純正リアサスとのマッチングも考え、スタンダードなフルメンテナンスをお願いした。
メールでやりとりして手続きを確認。
宅配便でショップへと送る為、隼からフロントフォークを引っこ抜く。
「さぁ、綺麗になって戻って来るんだぞぉ…」
またこんな姿に…
梱包に悩んでみたり
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サスペンションは1週間ほどで送り返されてきた。
フォークに同梱されていたのは、交換したパーツと消耗箇所の説明書き。
「そうか、インナーチューブが磨耗してたか…」
※研磨してもらってました。
綺麗になって帰ってきましたよ
もちろん見た目は変らない。
違うのは動作ストローク確認用にインナーチューブに付けられたOリングとステッカーくらいのものだ。
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いそいそと車体へ取り付け。
「せっかくフルオーバーホールしてもらったんだからな。ホイールのセンター出しとか締め付けトルク管理とかもちゃんとしておかないとなぁ」
装着完了
<余談>
フォークの取り付けにあたってだが。
これはセッティングには便利だが、その分普段から位置をしっかり把握しておく必要がある。 今回のような単純な取り外しの際、うかつに外すと元の位置がわからず大騒ぎする事になるのだ。
※あ~メモしておいてよかった…
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後日、さっくりとテスト走行。
まずはリアサス交換時にも行った「少し荒れたアスファルト」の道路をとことこと走る。
前回気になった「フロントのコツコツ感」は見事に消えていた。
今のセッティングは、スクーデリアオクムラの「お勧めセッティング」のままなのだが、確実に乗り心地は良くなっている。
場所を変えてちょいペースをあげてみるが感触は変わらず。
「伸び縮みの収束がスムーズに…」とかなんとか判ったような事を呟いてみる。
さて、峠と高速へはいつチェックしに行こうか。
■その後
でまぁ、その後1年半ほど走った感想を。
結果から言うとかなり良い。
というか、「新車の頃より動くようになったのでは?」と思うほどだ。
ただ、峠をそれなりのペースで走ると、結構なサスストロークを使うようになった。
※インナーチューブにOリングのマーカーが入っているので、どこまで使っているかが判る。
参考:隼 フロントフォーク
単に柔らかく(沈み込みが早く)なっているのか、違う要因があるのか?
現時点では、イニシャルをケガキ1つ分アップして様子を見ている。まぁ俺程度の腕では、正直あまりシビアなセッティングは必要ないのだけれど(笑)