☆ ツーリング紀行 ☆
四国ツーリング記2000
<2000年5月2日>
四国上陸!
日の出と共に起きてこそキャンプでしょう! そう言いつつも起床は5:30am。う~む、朝日にはちょっと遅れたかな? 夕べの残りのパスタとコーヒーの朝食を採る。 荷物を畳んで管理所へ挨拶。さあ、出発だ。 昨日のお散歩ルートを逆に回って神戸淡路鳴門自動車道へ。 ベンチでコーヒーを飲んでいると、その臭いを嗅ぎ付けてか、足元に黒猫が寄り付いてくる。足に首を擦り付けながら甘えた声でニャーと鳴く。 PAを出る時、ふと思いついて左手のグローブを外しておく。 橋の手前でまたうめく。ううむ、これまた大きな橋だ。 |
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鳴門北ICで高速を降り、海峡脇の県道をのんびりと走る。 頭上に架かるつり橋、海岸沿いまで迫る山々、いいねえ、四国だねえ・・・ 国道11号に合流。北へ向かって走っていると「鳴戸公園」の看板。ツーリングマップルには「攻め込むコーナーもあり、アップダウンも楽しい」とある。よおし、んじゃ一丁行ってみますか・・・ 湾をぐるっと回り込むと、急にアップダウンが激しくなる。 荷物満載のV-Maxは相変わらず猛烈な後輪過重。安定感はあるが曲がらない(爆) 数キロに渡るワィンディグの終点は「鳴戸公園」。大鳴戸橋の徳島側の基部だ。 R11まで戻って先へ進む。 牟礼町あたりでR11を一旦外れて、県道36号で竹居観音岬までぐるっと遠回り。ヘルメットのシールドを開け、狭い海岸沿いの路をとことこと走る。 |
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R11へと戻ったら、真っ直ぐ走って高松市へ。 平日ということもあり、さすがに市内は交通量がある。 中心街へ向かってゆるゆると走る。何故混雑した市内を走るのか?ふふふ、それはもう「本場讃岐うどん」のために決まっているじゃないですか! 去年も使ったツーリングマップル四国版、その高松のページにボールペンで黒々と書かれた「香川県庁裏、うどん、さか枝」の文字。確か去年どこかのGSで聞いて、行こうと思って行けなかったお店なのだ。 店の前にバイクを停めて中に入る。 列の流れは猛烈に早い、あっという間にカウンター前まで進む。 ここまで進んでふと気付く、「で、出汁は?」 |
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ともあれ(笑)無事出し汁をかけてうどんは完成、席を探す。客の回転が早いからすぐに座ることが出来る。 「いっただっきま~す!」 コシの入りまくったうどん、薄く見えるがコクのある出汁、そして意外にも油っぽくないかきあげ。 「う、美味い・・・」他の常連客にも負けないスピードで喰らい尽くす。う~い、これで260円かぁ、うちの会社の近くにもできないかなぁ?こういう店。 満足して店を出る。 |
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満腹したところで、高松のフェリー埠頭で休憩。 さて、これからどうしようか?宿はもちろん、ルートも決めていないのだ。 ぼーっと地図を眺めているうちに思いつく、「ここまで来たんだ、瀬戸大橋を渡ってやろう!」 そうと決まれば話は早い。 高速に乗ってしばらく走るとそこはもう橋の上、もう驚くまいと思っていたけど、これまたまたまた(笑)大きな橋だ。 ゆっくりと渡る瀬戸大橋、なにせ通行料がバカ高なのだ(爆)、ちゃっちゃと渡っちゃぁお天道様に申し訳が立たない。 途中、ループ橋をぐるっと回って与島PAに立ち寄ってみる。 |
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瀬戸大橋を渡れば、そこはもう山陽、岡山県。
高速道路をとっとと降りて国道430号。 寄島町あたり。丁度引き潮の時刻だったようで、遠くまで広がる干潟。 県道沿いにふと現われたのは「かぶとがに博物館」 国道に出、毎度おなじみの給油。 GSの片隅で地図を広げる。 「よし、運試し」と1軒のYHにTELしてみる。「あ、空いてますよ、大丈夫、夕食も用意できます。」との広島(愛媛?)弁。 山陽自動車道を爆走(笑) さすがは高速(笑)、あっという間にしまなみ街道(西瀬戸自動車道)の起点へ到着。 生口島西岸、YHはすぐに見つかった。 |
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<本日の走行距離=約200マイル=約320KM><本日の給油回数=2回><本日の教訓=バブル高速三昧>