☆ ツーリング紀行 ☆
2001年餃子の旅記
「食欲、業を征す」 名言だとは思いませんか?
<2001年7月下旬>
今年もやらせて頂きます。
今年の梅雨は例年より大分早く明けた。梅雨明けとくればツーリング、去年に引き続き、「梅雨明けおめでとう第2回餃子オフツーリング」(←何故タイトルと違うんだ?)の開催が決定される。 当日朝の空はやや薄曇り、夏のツーリングとしては絶好の天候である。まさに晴れ男の面目躍如といったところだが、ここ1ヶ月程ず~っと晴れつづけているだけにあまり威張れた話ではない。 自宅から集合場所の東北道矢板IC近辺までは僅か30分程、場所が自由に設定できるのも幹事の特権の一つである。 集合時刻が近付くにつれ、参加者が次第に集まり始めた。 ・・・というわけで、今回の参加者は(自分も含め)総勢なんと16人、地味~ぃに募集した割には大盛況である。 |
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出発進行!
全員が揃ったところで「まぁ気楽にいきましょう」と声をかけ、出発となる。 それにしてもなにせ16台。列が長くなるのは避けようがなく、またそれを気にしていては走れない。 途中、下りの極細ヘアピンで肝を冷やし、浮いた砂にビビりながら走る。 わいわい騒ぎながら藤原町のコンビニへ到着する。 |
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本日のSS(スペシャルステージ)
さあ、次はいよいよ今回のメインコース「日塩もみじライン」だ。 幸いにして今日の交通量は少ない。「頂上の駐車場に集合ねぇ」と皆に伝えてコースインする。 相変わらず路面は綺麗、木漏れ日も実に心地良い。 互いのバイク見学にバイク談義。車座になってのバカ話に声をあげて笑う。 どれ、せっかくだしもう1本行っておくか・・・おつきあいはカクチさんの隼とつちもとさんのV-MAX。駐車場を出る前に、思い付いて隼のFフォークの圧側を1段強めておく。(以前1段弱めたのでこれで標準に戻った事になる) 山の緑を楽しみながらのらりくらりと峠を2/3程下ったところでUターン、登りにかかる。 駐車場で皆と合流、たっぷりと峠(&ダベり)を堪能した一同は山を下る。 |
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昼飯は大切です。
目的地は街道沿いの小さな店。奇跡的に16人が一度に入店することができた。 「スープ入りやきそば」それはスープに入ったやきそばである。麺はやきそば用の縮れ麺、これを野菜、鶏肉などと共に炒めた後(←想像)、ラーメン風のスープに入れて頂くのである。 見た目はラーメンだが味はやきそばというこの食物、好き嫌いがはっきり分かれるのだが、皆には比較的好評のよう。紹介した側としてはほっと一息である。 |
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走れ走れ
塩原からはまたもや林道、例の「頭文字D」ルートへと抜ける。 極細の林道を駆け上がる。 路面は広くなるがアップダウンは厳しい(その昔、路面が荒れていた頃は酷い道だった…) ルートのちょうど中間、路肩の駐車場で後続を待つ。 Uターンして峠を下る。「単独か?それとも対向車とか?」不安を胸をよぎる。 八方が原経由の県民の森ルート。一旦細くなった道はまたまた広がり、山あいを縫ってうねうねと走る。う~む、気持ち良いぞぉ… 麓でバイクにはガソリン、人間には水分をしっかり補充し再出発。さぁ、ちょっと遅くなったけど、最後のお楽しみ「宇都宮餃子」を目指してもう一走りだ。 |
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そしてまた食え!
幸いな事に宇都宮市街地の渋滞はさほどではなかった。 店を出ると空にはなにやら怪しい黒い雲が。栃木県名物「雷様」("らいさま"とルビ)の出番のようだ。 いやぁ、楽しいツーリングであった。 さて、気付けばますます怪しくなってきた空。南(東京方面)へ向かうには大丈夫そうだが・・・危ないのは俺だ。 |
<本日の走行距離=約230KM><本日の教訓=あ~、楽しかった。>