☆ ツーリング紀行 ☆
チェック方々ご近所快走記


すいません、今回の画像はこれ1枚なんです・・・ 
 


<2007年6月>

ま、理由なんてなんでもいいんですけどね

 訳ありで(笑)唐突に平日休暇が取れる。

 突然の話なので予定は何も無い。
 朝、歯を磨きながら天気予報を見ると、今日の降水確率は0%、最高気温は30度。

 「ん~、こりゃぁバイクで出かけるしかないな」

 隼をガレージから引っ張り出す。
 
 先にやった燃料ポンプの洗浄、そしてフロントフォークのオーバーホール
 今日はこれらの確認がまとめてできる・・・のかな?

 空気圧チェック。前後2.4確認。

 始動はもちろんセル一発。

 先日のポンプ清掃の際、ついでにとお決まりのスロットルバルブ洗浄も行っておいたのだが、そのせいかアイドリングがちょい高い。
 暖機後、いつもの1300rpmに合わせたら、さて出発してみようか。

 特にあてもなく国道へと出る。

 今日は気温が高くなりそうだからとりあえずは日光へ向かうとしてその次は・・・ま、慌てずあとで考えるか。

 走り出した隼は絶好調だった。

 ベアリング、前後サス、ダンパー。
 全て新しくorメンテされた足回りで、乗り心地は極上。
 しかもなぜかエンジンがびゅんびゅん回るのだ。
 それはもう、ヘルメットの中で「これ、新車に負けないんじゃないか?」と呟いてしまったほど。
 いや、もちろん贔屓目なんだろうけどさ(笑)

 宇都宮北道路を大きな声では言えない速度で走りぬけ、日光街道からいろは坂。
 
 真っ青な空に新緑が映える。
 じわり下がった気温に、ジャケットのベンチレーションを1箇所だけ閉じてみる。

 久しぶりのいろは坂は、メンテしたサスペンションの慣らしを兼ねて…ってのはいいよね、ここまで50kmくらい慣らししたしね。

 2速、3速、そして4速。
 「結構上の回転数」を使って山を駆け上がる。

 やはり乗り心地は良い。そして曲がる。
 フロントからぐいぐいインに入ってくる感じは新車の頃のそれである。「むぅ、やっぱ違うもんだな。メンテすると」

 登って下って1周完了。もちろんもう1、2周してもいいのだが、今日はせっかくの平日ツーリング。
 「そうだ、先日のオフロードツーリングルートの復習にでも行ってみるかな?」
※もちろんオフロード部分は抜きで。

 日光市街まで戻って霧降高原。
 
 平日の日中だからガラガラに空いている…はずが、結構な数のバイクが走っていてびっくりする。
 「へぇ、平日も休める人って結構いるんだねぇ」(←お前だお前)

 「快晴の」旧霧降高原有料道路というのは久しぶり。
 もったいないのでゆっくりと走る。

 こちらも緑が深い。風がそよそよと吹き、遠くで牛が草を食んでいる。

 ぼ~っと走っていると眠くなりそう、ヘルメットの中で大声で布袋寅泰を歌いながら走る。

 これまた結構埋まっている駐車場にびっくりしながら大笹牧場をスルー、川俣方面へと降りていく。

 時刻は丁度お昼。

 知人が「蕎麦が旨いですよ」と言っていた店を見つけ、昼飯をとる。

 オーダーはもりそば大盛り
 価格はそこそこ、味は合格点。うん、これなら大盛りじゃなく「盛り2枚」にするんだったな。

 県道の峠を土呂部方面へと駆け上がる。

 「あれ?こここんなに狭かったっけ?セローで走った時とはずいぶんイメージが違うな。やっぱ車体の大きさかねぇ?」

 リーンアウトでヘアピンをやり過ごし、峠を越えて湯西川方面へ。
 
 かつて秘境だった湯西川温泉も、今はデカいバスが行き来する観光地と化している。

 バス用に無理やり広げた県道の反対側では、現在広いバイパスとトンネルを建設中。
 「しかしどうなんだろうねぇ…綺麗な川ぶっ潰して道路作って観光地にってのはねぇ…」

 道の駅湯西川で小休止。
 足湯に漬かる人を眺めながらアイスクリームを舐める。

 川治温泉から龍王峡。県道使って矢板まで降りるのはいつものルート。
 いつものスタンドで満タンにして、ガレージへ収めた隼の外装を「フクピカ」で軽く拭いてやる。「やれやれお疲れ様でした…」

 さっくり走った距離はトータル350km。
 距離はさほどじゃないけどちょいと疲れたかも。
 やっぱアレかな?久しぶりの隼に気合を入れすぎたかな?(笑)
 
 
 




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