■午後にやっとメインルートを
12:00前、ファガスの森:
食堂で昼飯にカレーをオーダーする。
田舎風のカレーにはご飯がたっぷり。このところ小食の俺だが、今の腹具合なら余裕で完食だぜい。
パンフレットも頂きました
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それっと走り出す。
相変わらず交通量はそこそこある。
普通のオフ車はもちろん、Dトラッカー(タイヤ大丈夫か?)やトリッカー(給油大丈夫か?)、あるいはお珍しやTDR軍団(50~80あたりまえ)と様々。いや、みんな好きなんだねぇ。
そこから60kmに渡る剣山スーパー林道は、だらだら書くときりがないので画像メインで紹介っと。
剣山最高地点…だったはず
標識の文字が読めなかったんですよ
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ダートとはいえ、ペースは結構上げられます
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高城山レーダー基地まで伸びるレールが唐突に
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「風の広場」は樫戸丸登山口の広場
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自然・人工合わせて、結構な数の滝があります
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これだけ道がいいとねぇ…
ま、荒れたところもありますが
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対向車も多いですよ
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終点近くには記念碑あり
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調子に乗って走っていたら、ネットがばきばき折れました。
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14:30、ぶはぁと国道195との合流点へ到着する。
いやー走った走った。尻が割れるほど走った。天気も最高、こりゃ良い時に来れたよなぁ。(←明日だったらもっと良かったのにね)
そういえば、国道へ出るちょい手前から、小さなゼッケンを付けた対向車が数多く走って来ていた。
そして同じゼッケンを付けた車両(WR)が合流点に止まっている。
話を聞くと、この辺りで結構大きなイベントがあり、ゼッケンはその参加者らしい。ふぅん、さすがはゴールデンウィークだねぇ…
※TBI: Tour de BlueIsland というイベントらしいです。
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「ったく、林道でホコリだらけになっちまったぜぃ!」とボヤキながら(←本当は嬉しい)R195を走る。
あ、ちょい雲が出てきたな、でもまぁ、雨が降るほどではないだろう。
壊れてしまったキャリアネットを補修すべく、国道沿いのコメリ(ホームセンター)へと入る。
タイラップ(結束バンド)を1袋買って補修。よしこれで明日からも大丈夫。
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ゆっくり走って高知市手前。
「おお、路面電車が走ってら」
すぐ脇を走っていきます
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何度か見ている路面電車だが、こうして併走するとやっぱり何か変な感じがする。
郊外では一応「線路」なのだけれど、道路との区切りが無いのが不思議だ。
線路を横断する部分も踏切ではなく、単に段差が埋められているだけ。「見た目危なくも思えるんだけどねぇ」
実際にはスピードが路線バス並なので怖いことはない。
そして車両の先頭にはひらがなで「ごめん」の文字。これが実に可愛い(←土佐電鉄の「後免」線なので)
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高知市内への到着は17時。
予約してあるビジネスホテルへバイクを進める。
屋根下駐車場へセローを停め、ぽんぽんとシートを叩き荷物を下ろす。
風呂入って着替えて…さて、飯だ飯。
ホテルからほど近い商店街のアーケード。その中にある「ひろめ市場」を覗きに行く。
最近有名になった(?)メジャースポットだけに結構な賑わいだ。入り口にある案内板をしげしげと眺めてみる。
「ふうん、こりゃ面白いシステムだわ」
数十軒の店舗が入っている大きなフロア。
そのあちこちに、大きなテーブルと椅子がわんさかと置かれている。
どうやら勝手にそこへ座って自由に飲み食いできるらしい。
食べ物はどこの店舗のものでも大丈夫。自分で買いに行ってもいいし、頼めば持ってきてもくれるらしいのだ。(テーブルに番号が付いている)
夕飯には少し早い時間ではあるが、既に大勢の人達(大半は地元の人と思われる)が席を埋めていた。
面白いシステムではあるのだけれど、正直一人で飲むにはちょっと辛い。
席をキープしておいて食べ物を買ってくるのが難しいからだ。
考えて、とある店の店内に席を取る。
この場合、このお店のものしか食べられない(融通はききそうだったけど)のだが…「いいのよ、俺、カツオが食べられればさ」
オーダーはもちろん、生ビールとカツオのタタキ。
「ビール旨ぇ!カツオ旨ぇ!」
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しかしなんだろう、このタタキは。脂が乗っていてコクがあるのにまったく生臭くない。
地元だからか獲れたてだからか…ええい!もうプラシーボだろうがなんだろうが、今旨く喰えりゃそれでいいのよ!
中生3杯とカツオ2皿、箸休めの手羽先込みのお値段は、ノシャップでのウニ丼1杯と丁度同じくらいだった。
「たっぷり走った後のビールは効くよなぁ」とふらふらホテルへ戻る。
昨夜に比べれば寝るにはまだまだ早い時間。
だけど今日はたっぷりと寝て、明日の走りに備えるぜよ!(←竜馬風)
だから酔ってるのに夜の市電なんか綺麗に撮れないって…
<本日の走行距離=290km><給油回数=1回><教訓:「行き止まりの挽歌」って栗本薫の小説があったなぁ>