☆ ナンシーを探せ! ☆
ナンシー観察記録
001~050
# 050
発見者 :ビーフ☆イーター
発見日、時刻 :2004/06/14 18:30
天候、気温 :晴天、23度くらい
該当車両 :TZR250(後方排気、赤黒)
発見者の服装 :SOのジャケット、GAPのブラックジーンズ
発見場所 :吉見百穴
種別 :偽装ナンシー
主たる泣き声 :「ななよんはち」
状況詳細 :
上記車両の納車当日、慣熟訓練をかねて知り合いと秩父へ出かけました。
帰路、休憩するため駐車場に停めて自販機でジュースを飲んでいると、クラウン(旧タイプ)が現れました。
中から現れたのは、ムラサキのポロシャツにチノパンの親父、年は60手前といったところでしょうか。
マイバイクに近づき眺めている彼の姿は、明らかに観光客がトイレ休憩でナンシーなシチュエーションです。
それを遠くから見ながら、私が知り合いに「あれはナンシーという生き物で・・・」云々と語っていると、その彼が近寄ってきました。
「あれ(TZR)、今でも作ってんの?」
ん?予想外の発言に疑念を抱きつつ話していると、彼はとどめの一言を発しました。
「おらぁ、どかのななよんはちっての乗ってんだぁ」
ぐあ!!!人は見かけによりません。
最後は私のバイクのタイヤがもう交換時期にきていることさえも看破されてしまいました。
遭遇時間 :10分
管理人より :見事な親父ライダーとの接近遭遇体験です。ガハハクラウンにポロシャツとくればナンシーに見紛うのも無理はありませんが、「盆栽」の香りは漂っていなかったでしょうか?ドカを「ドゥカ」と発音したであろうこの親父ライダーに対し「どうして998にしなかったんですか?」と問い返したならば、いかに日本の道路に750ccクラスが適しているかを滔々と語られてしまった事でしょう。「親父ライダーと盆栽は紙一重」この言葉を心に刻み楽しい2スト生活を送ってください。
# 049
発見者 :ミッチー
発見日、時刻 :5月25日の午後4時頃
天候、気温 :良かった
該当車両 :Dragstar11
発見者の服装 :不明
発見場所 :自宅前
種別 :隣人ナンシー
主たる泣き声 :「即死だね」
状況詳細 :
自宅前にて愛車のフロントホイールを磨いていた私のもとに、隣のオバちゃん(推定65歳)が近寄って来ました。
(隣家には老夫婦が住んでおり、私や夫がバイクをガレージから出したり磨いたりしていると良く寄って来ては笑顔で話しかけてきます。)
オバちゃんは我が家の玄関前にちょこんと座ると私のバイクを眺めだしました。
オバちゃん:(いつものように笑顔で)「いいねぇ~」「ピカピカだねぇ~」
私:「はぁ・・・そうですか」
オバちゃん:「こんなんで走ったら・・・」
私:「?」
オバちゃん:(爽やかな笑顔で)「即死だねぇ~」
いつものように「こんなんで走ったら・・・気持ち良いだろうねぇ~」と言われると確信していた私を秒殺したオバちゃんでした。
※ちなみにオバちゃんのダンナは「オレも免許だけはあんだけどな~」などとオーソドックスな鳴き声を発するナンシー(無害)です。
遭遇時間 :不明
管理人より :比較的無害であった隣人ナンシーから会心の一撃をくらってしまった衝撃は想像に難くありません。しかし推定65歳の隣人が「即死」なる形容詞をどこで覚えてきたのか非常に気になるところです。「隣の若夫婦と会話したい」と若者言葉を一生懸命覚えたつもりになっている可能性は高いといえるのではないでしょうか?今後はこちらもjunieやCUTiEで理論武装し、「マジムカつく~」や「チョーヤバくな~い?」に対応する必要に迫られる事でしょう。
# 048
発見者 :ぎょくと
発見日、時刻 :2004/06/09 19:45
天候、気温 :晴れ、18度
該当車両 :カブ
発見者の服装 :ワイシャツ、ネクタイのサラリーマン通勤スタイル
発見場所 :帰宅途中のガソリンスタンド
種別 :スタンドナンシー
主たる泣き声 :「すげー」
状況詳細 :
先日、給油したときの出来事。
カブ(ホンダ四輪用・Type-Rのステッカー付き)を見た店員のお兄さんが、「これってステッカー貼ったんですか?」と問いかけてきたので、「10年以上前だけどバブルの時代に全国で50台限定で発売されたスポーツモデルだよ。」と答えました。もちろん、小声で「嘘だよーん」とも。
「本当ですか!すごいなー」と嬉しそうな兄ちゃん。
さらにナンバープレート(黄色)を見て 、「ナンシーシーですか?」と鳴きました。
やった、ナンシー発見。
更に「速いんですか?」と鳴くので、「うん、スポーツモデルだからメーター振り切るよ」と答えると「すげえー」
という鳴き声を連発。
おまけに同僚と見られる雌のナンシーまで寄ってきて珍しそうにカブを眺めていました。
伝票を受け取り、「じゃあね、ありがと。」とさわやかな気持ちで店を出る。嘘言ってゴメンね兄ちゃん。
これって罪ですかね?
遭遇時間 :3分間
管理人より :スタンドナンシーというタイトルに「オラオラオラオラ(以下リピート)」という安易な発想をしてしまった私は負け組に違いありません。世界の名車であるホンダ・スーパーカブにType-Rがあったとしても何の不思議も感じられないのは万人の納得するところです。ある意味専門化であるGS兄ちゃんが納得してしまったのも無理のない事象であると言うことが出来るでしょう。今後はステッカーだけでなく、シートは赤のRECARO、ハンドルをMOMOに換え、真のType-Rを目指してください。無論その場合には、タコ棒片手にバルブの擦りあわせが必須である事は言うまでもありません。
# 047
発見者 :と~る@福岡
発見日、時刻 :2004/05/04 09:30
天候、気温 :雨天、18度
該当車両 :Vmax12
発見者の服装 :雨合羽
発見場所 :友人宅
種別 :友人嫁ナンシー
主たる泣き声 :「これなんしーしー?」
状況詳細 :
連泊のツーリングでの宿に友人宅を選択。友人とその子供達と一緒に銭湯に行く時に、ナンシーの話をして盛り上がっていました。
次の日の朝、出発時に見送りに来ていた友人の嫁さんが「これなんしーしー?」
・・・一同大爆笑していましたが本人は「???」ってな顔をしていました。
ええ、邪険に出来ないので「1200だよ」と言っておきました。どちらかと言うと友人の両親に期待していたのですがまさかの大穴でした。
追伸:涼子ちゃんネタにしてごめんなさい。m(..)m また泊めて下さい。。
遭遇時間 :3分間
管理人より :ナンシーの話題で盛り上がっているところをナンシーに襲われるというのは実はよく知られた事例でもあります。イヤホンでアブノーマルズを聞きながら走っているとタイヤから空気が抜けたり後輪がロックしてしまったりするのと同様の自然現象であると言えるでしょう。家族は次第に似てくるもの、次回宿泊の際は是非盆栽先生の話で盛り上がり、翌日友人の親父さんから鉢植えの盆栽を自慢されると言うベタベタのオチに期待大です。
# 046
発見者 :りょうちん
発見日、時刻 :2004/5/1 13:00
天候、気温 :晴れ25度
該当車両 :XJR400R
発見者の服装 :ジーンズ、安物のメッシュジャケット
発見場所 :山口
種別 :親族ナンシー(?)
主たる泣き声 :「学校に言うぞ」
状況詳細 :
どうも、高校生ライダーのりょうちんともうします(珍走じゃないよ)
GW初日、天気もよく暇だったので、ちょっと秋吉台のワインディングロードにでかけようかと準備をして愛車に跨ろうかとしたその時、うちの親父の姉さん夫婦が御来場。
当方の学校は正直バイク運行許可はありませんが、親族だし、たちの悪い近所のおばちゃんじゃないので隠す事も無いと思い、普通に受け答えしていたところ
おじ「これ誰のバイクか、りょうちんのか?」
僕「うん」
おじ「学校許可されてないやろうが、学校に言うぞ。」
僕「・・・。」轢き笑い
その場はそのまま僕は出かけたのですが、家に帰ると親父が・・・。
親父「さっき兄さん(親父から見ると義理の兄になる)から電話があったぞ・・・(以下略)
どうやら相当文句をいわれた模様。しかもこのままバイクに乗りつづけるなら本当に学校に連絡すると言われたらしい・・・。
とりあえず免許とカギを取り上げたということにして収まりました(実際は僕が持ってます)
まさか親族に・・・、という感じで正直ショックを隠し切れません。
遭遇時間 :不明
管理人より :ぶっちゃけ、これはナンシーではありません。単なる世話好き親族であると言えるでしょう。しかしながら高校生ライダーに対し「学校に言うぞ」というのはまさに逆効果、"北風と太陽"を地で行っていると思われます。本来であれば「乗りたいなら乗れ、但し人に迷惑はかけるなよ」と得々と諭すのが先人の務めであるとはいえないでしょうか?父親に告げ口するなどとはまさに言語道断、今後の動乱も避けられないに違いありません。ここはぐっと我慢して、叔父夫婦の息子が16歳になるのをてぐすねひいて待つとしましょう。
発見者 :ひろ
発見日、時刻 :2004/04/25 13:30
天候、気温 :快晴、18度
該当車両 :ZRX1100
発見者の服装 :ジーンズ、フリース
発見場所 :横浜
種別 :オカマ系ナンシー
主たる泣き声 :「ステキ」
状況詳細 :
こんにちは。
近所をふらっと走りつつ、のどが乾いたので一服がてら有名コーヒーチェーン店へ。
レジのお兄さん、外のバイクをチラッとみながら「どこかいかれるんですか?」
ほほー、有名店だけに軽い世間話も忘れないのか~などと関心していると、ふいをついて「なんし~し~ですか?」
お~!まさか屋内でナンシー捕獲とは!
「1100です」、「ステキですね~」
口調がかばちゃんチックなの気になります。なにやら逆捕獲されそうな雰囲気が。。。
「こちらでお飲みになりますか?」の言葉に思わず「できれば持ち帰りで。。。」と答えてしまいました。持ち帰れないんですけどね。
バイクに戻り、跨って、急いでハフハフ冷ましながら視線を感じつつ飲みきりましたです。
遭遇時間 :不明
管理人より :「ステキですね~」の科白に「うほっ(以下略)」という言葉が浮かんできたのは私だけではないはずです。ご近所勤めのお兄さんからの熱い視線はまさにデンジャラス、「ノッチで~す」の掛け声も空しく響くに違いありません。ジーンズ・フリース姿でこれでは、これからの薄着シーズン、いったいどんな結末が待ち受けているのでしょうか?次回は是非彼女とタンデムでお店を訪れ「私にその気はありません」と暗に示す必要があるでしょう。
# 044
発見者 :けんたろう
発見日、時刻 :長年のことで、正確には分かりません。
天候、気温 :特になし
該当車両 :ハーレーダビッドソン・ウルトラクラシック(FLHTCUI)
発見者の服装 :さまざま
発見場所 :中部地方各地
種別 :おじさん、おばさんナンシー
主たる泣き声 :「こけたら起きんやろ」「これだけがハーレーと思ってた」
状況詳細 :
長年、ハーレーに乗っておりますが、泣き声はだいたいこの2種類に峻別されます。
例1(おもむろに近づいてくるおっさん。いきなり)
お:こけたら、起きんやろ
私:いえ、このバイクにはバンパーが付いていて、こけても真横にはならないので割と簡単に起きますよ
お:ふーん。それで何ccあるの(これは定番の質問)
私:1340です
お:普通車並やなあ。燃費は悪いやろ
私:いえ、リッター20は越えますよ
お:へぇ~、案外ええんやなあ
例2(観光バスから降りてきたおばさん)
お:これ、何というオートバイ~
私:ハーレーです
お:これがハーレーなん、すっごいねえ。高いんやろ
私:これは260万円くらいでしたが、ハーレーにもいろいろあって、安いものは100万円ちょっとからありますよ
お:えー、ハーレーってこれ以外にもあるの~。これだけがハーレーと思とった
私:ハーレーには883ccのスポスタや、イージーライダーという映画に出てきたようなローラーダーという車種もありますよ
お:へぇ~ or ふーん(分かっているのか分かっていないのかよく分かりません)
おばはんに多いのが、ハーレーは風防付きのウルトラだけがハーレーと思っているパターンです。
管理人より :「何乗っているんですか?」との質問に対し、「ハーレー」や「BMW」だと通じるのに、「ホンダ」や「ヤマハ」と答えると「その何?」と聞き返されてしまうのが悲しい現実と言えるでしょう。「ハーレーといえばすなわちFLHの法則」には世の中の883オーナーから非難轟々、男男男と書いてとどろきと呼ぶ事間違いありません。イージーライダーと言えば♪ぼ~んとぅびぃわぁぁぁぁ~ぁ~ぃ♪現代日本でワイルドに行く為にはオートバイという手段は非常に有効であるといえますね。
# 043
発見者 :かっち
発見日、時刻 :2004年3月14日 12時05分頃
天候、気温 :晴れ
該当車両 :YAMAHA XJR1300
発見者の服装 :GWの黒ジャケ+革パン、地べた座り
発見場所 :前橋市R50沿いのコンビニ
種別 :老ナンシー
主たる泣き声 :「これ、いくつだぃ?」
状況詳細 :
ツーリング途中、昼食のために立ち寄ったセブンイレブンの駐車場でくつろいでいると、年の頃70歳前後のじーさんが突然現れ、鳴かれました。
ナ:「これ、いくつだぃ?」(排気量を聞いている)
か:「1300ccですよ」(き、キターッ!これが噂のナンシーかぁ)
ナ:「ふ~ん。じゃぁ、軽より大きいんだぁ」(感心模様)
か:「そうですね~」
ナ:「外車かぁ?・・あっ、ヤマハって書いてあるわ」
か:「そうですね」(おぉ、YAMAHAの文字を識別した)
ナ:「高いんだろう?」
か:「高いですねぇ。」(かっちにしてみれば安くない)
ナ:「・・・・・・・」
かっちの対応が悪かったため、あっけなく逃げられてしまった。(苦笑)
ナンシーの年格好は、70歳前後の小柄な老人で休日の場外馬券場の階段に座っていそうなおじさんでした。
もっといろいろな鳴き声を聞きたかったのに残念でなりません。
遭遇時間 :30秒
管理人より :軽自動車が1300ccより小さい事もそうですが、YAMAHAがメーカー名である事を知っているとはなかなかにレベルの高いナンシーであると言えるでしょう。観察時にナンシーを逃さないコツに相槌の打ち方があるのは周知の事実ですが、「高いんだろう?」の問いかけに対してはこの場合、「ホワイト餃子5万個分」等の具体的な描写が必要だった可能性は大と言えます。前橋といえば赤城降ろしに糸の市にグリーンドーム、当該爺様が座っているのは場外馬券場ではなく車券売り場に違いありません。
# 042
発見者 :グッチ総統
発見日、時刻 :平成16年2月16日
天候、気温 :
該当車両 :
発見者の服装 :パジャマ
発見場所 :病院のベットと喫煙室
種別 :ヘルニア軍団ナンシー
主たる泣き声 :「グッチってバイクも作ってるんだ」
状況詳細 :
昨年の暮れバイクで転倒,足を骨折入院しています。
整形外科に入院しているのですが、いろいろな怪我で入院してくる人が絶えません。年はじめはスキーの方が多いです。
今はバイクオフシーズンのためかバイク事故は私のみでしたが、喫煙室では「何でそんな怪我したの、」「いや~ヘルニアになっちゃって」なんて会話でもりあがるのです。
私が「バイクで転倒しました」と言ったところ、「大きいバイク?ハーレー」といきなりの泣き声。
入院友達ですから、親切に「違いますよ、モトグッチです」と説明しましたが、今度は、「グッチってあのブランド物の・・・」と聞き返してきます。
いちいち説明するのも面倒なので「そうです」と答えたらもう大変、「グッチのバイクがあるんだ」と皆に聞かれます。看護婦も患者の家族も・・・・・
こんな小さな話から,新種のナンシーが育っていくのでしょう。
遭遇時間 :不明
管理人より :「暮れに骨折」と聞くと忌まわしい過去が蘇ってくるのは私の不徳の致すところです。グッチといえばもちろん裕三ですが、今やYUZOのチャンバーを知るライダーはモトグッチの綴りがMOTOGUZZIである事を知るライダーより貴重だと言えるでしょう。イタリアパーツ満載の名車とはいえ世間の認識度はまだまだ低いようです。無事退院の暁には愛車のロゴをGUCCに換え、ブランド大好きお姉さん軍団の関心を惹くのも一興かもしれません。
# 041
発見者 :いがいが
発見日、時刻 :2000年6月頃
天候、気温 :不明
該当車両 :00’GSX1300R
発見者の服装 :ジャケット、Gパン
発見場所 :自宅マンション前
種別 :戦闘機乗りナンシー
?
主たる泣き声 :「これ、何キロ出るんだい?」
状況詳細 :
休日出勤のため、自宅マンション前(国道前のため、人通りは多い)で暖気をしながら一服していると、散歩中と思われる杖をついたおじいさんがやって来ました。
私は気にもとめず一服していましたが、そのおじいさんはバイクの前で立ち止まり、じーっと隼を見ています。「へーっ、こんなおじいさんでもバイクに興味があるのか・・・」と思っていると、「これ、何キロ出るんだい?」と声をかけてきました。
その頃の私は、「俺のバイクは300キロでるんだぞー!」って自慢しまくっていましたので、「このじいさん、びっくりして腰抜かすんじゃないのか」と思いつつ、自慢気に、かつさらりと「300キロはでますよ」と答えました。
がしかし、そのおじいさんは別に驚きもせず、「そんなもんか、たいしたことないな」とやや不満気な表情をしつつ、トコトコと歩いていきました。
ありゃりゃ、いつもだったら「すごいね~」とか「そんなに出るの!」と反応されて悦に入る私ですが、初めての反応にプチショックです。
もしかしたら、そのおじいさんは元戦闘機乗りで、「ワシが乗っていた飛行機の半分も出ないじゃないか」と思っていたかもしれません。
私は、十分に暖気されている事も忘れ、12.7mm機銃で撃墜された気分で、暫らくはそのおじいさんを見つめていました。。
遭遇時間 :1分間
管理人より :カウルに書かれた「隼」の文字が大東亜戦争を体験した爺様に中島キ431式戦闘機を思い出させたことは火を見るよりも明らかです。最高速500km/hオーバーを誇る飛行機に比べれば陸上を300km/hで走るバイクなど赤子同然、鼻で笑われるのも致し方の無い事だといえるでしょう。ご近所にお住まいと思われる爺様とはきっと再会の機会もあるはずです、高速道路の2人乗りが解禁になった後には是非当該爺様との300km/hタンデム走行を試みてください。
# 040
発見者 :ハットリ君
発見日、時刻 :平成16年1月18日 PM2時頃
天候、気温 :晴れ
該当車両 :98’ZX-9R
発見者の服装 :ユニクロのフリースにGパン。
発見場所 :自宅前(BIKE研究所)
種別 :近親者ナンシー
主たる泣き声 :「なんしーしー?」
状況詳細 :
自宅前にて愛車の整備をしていた所、子供を公園で遊ばせてくれていたカミさんの両親が帰ってきた。
自宅前はバラした9Rのパーツで結構な事になっていた。「すごいねぇ」と言い子供とお母さんは自宅内へ。
親父さんと2人になり若干の沈黙のあと突然、親父さんが「なんしーし?」
きたー。ナンシーだ。しかも身内・・・・。
いままで何度も排気量の説明はしたはずだが、覚えてくれないとは。
まさか身内にナンシーがいるとは・・・。
「これぜんぶばらしてくみたてられるの」と鳴かれてしまい、トドメを刺されてしまいました。
過去に何十回とナンシーとの遭遇経験がありますが、今度遭遇した時は報告しようと思っていただけに、それがまさか身内だとは夢にも思いませんでした。
遭遇時間 :5分間
管理人より :身内ナンシーではありますが、「カミさんの親父さん」という微妙な関係に戸惑う発見者の姿が目に浮かびます。「組み立てられるの?」と聞かれる程の整備というのは、軒先でのピストンリング交換かクランクのメタル交換だったのでしょうか?シリンダヘッドを組み上げた後、バルタイを取る娘の旦那の姿に親父さんは頼もしさを感じていたに違いありません。「なんしーしー?」はある意味安心できる問いかけではなかったでしょうか?カウルに書かれた9Rの文字に「このバイク、"タマ"って名前かい。かわいいねぇ」と言われた場合、返す言葉が見つからないのは自明の理と言えるでしょう。
# 039
発見者 :アッキー・ウッキー
発見日、時刻 :平成15年12月19日
天候、気温 :不明
該当車両 :ジョーカー(それなりに理由は有れど、稀なケースです)
発見者の服装 :女子高生の最先端、ハニワルック・・制服のスカートの下にジャージ(笑)
発見場所 :JR某駅駐輪場(バイク専用スペース)
種別 :励ましナンシー
主たる泣き声 :「大変だよな?」
状況詳細 :
学校の委員会(懐かしい響き)が長引いてバイトに遅れた彼女(発見者)は素早くハニワに変身し、いざ、愛車金斗雲(ジョーカー)へ正に乗車しようとしたその時!挙動不審なオヤジが近付いて来るのに気付いた!
アッキー ”このオヤジ何?キモイ・・怖い・・”
オヤジ これナンシーシー?(うすら笑いを浮かべながら)
アッキー え???50ccですけど・・?”怖い・・・”(彼女はナンシーと言う生物を知らなかった、無理も無い)
オヤジ へ~随分と大っきいスクーターだね~乗るのも大変だね~?
アッキー ??ええ、まあ??”キモ~イ!あっちに行ってよ・・・”(少し涙目)
*報告者注*確かにジョカーは大柄だが、親父を呼び寄せた理由は彼女の身長に有った!自称151cm(多分148cm位ミニモニ加入OK)彼女のライディグスタイルを一言で形容すると・・!捕らえられた宇宙人!(これまた懐かしい響き)!首無しジョーカー!(同)
オヤジ 寒いし、大変だよな?
アッキー はっ?はい?”もう~何なの~?”
オヤジ まっ大変だけど、俺も頑張るから~お姉ちゃんも頑張ってな!
アッキー ?・・・・・・”何を頑張るのよ~?”
オヤジ じゃあっ俺は行くわ!
アッキー ・・・・・・・・・
一頻り鳴き終えたオヤジは満足げに巣に戻り始め、それを半ば放心状態で見送る彼女が見た光景とは・・
当然カブか何かで巣に戻ると思われたオヤジが、バイク専用スペースに一台だけ停めてあったチャリに跨り、ゆるゆると夕暮れの街に消えて行くオヤジの姿だった。。
遭遇時間 :約10分
管理人より :名前が「アッキー」だとはいえ某芝社となんの関係もないことは火を見るよりも明らかです。当該ナンシーの目的がジョーカーの排気量を知る事だったのか女子高生と話をしたかっただけなのかは永遠の謎ですが、現役女子高生にかかってはたとえ20歳代であってもオヤジ扱いは間違いなし、当該ナンシーの年齢が客観的には何歳位だったのかは非常に興味あるところです。
尚、当「ナンシー観察記録」は原則として投稿されたままの文章を掲載させて頂いておりますが、止むを得ず若干の修正を加える事もありますのでご了承下さい。
# 038
発見者 :ぱんだまん
発見日、時刻 :2003年11月22日
天候、気温 :曇り
該当車両 :88’sBrosP2改650
発見者の服装 :クシタニのジャケットとジーンズ
発見場所 :東名阪亀山IC手前のスーパー(三重県)
種別 :買い物の嫁待ちナンシー
主たる泣き声 :「名古屋なら・・・・」
状況詳細 :
仕事をサボって6泊5日(フェリー利用のため職場直帰直行)の旅に出て3日目、名古屋友人宅に向かってるときの話です。
夕方肌寒くなってきたので、高速で友人宅に行きあったまろうかと思いつつ、手持ちが若干少なめになってきたので国道で行こうかどうしようかスーパーの駐車場で地図を見ながら悩んでいると、
「どこいくなぁ」「名古屋なら国道がええねぇ」「名古屋まで12の12だから残り30kmくらいだな」「寒いからえらかろう(きついでしょう)」と親切だが意味不明な言葉をかけてくるおじさんに遭遇。
受け流しながら聞いてると、「これなんしーしー?」 ゑぇ!!!!まさか こんなところで聞かれるとは・・・・・心の準備がまだ・・・
その後は冷静に対処し
「これなんちゅーばいく?」 「ぶろすです」
「ほぇぇぇ 外車かぁ」 「ホンダです」
「250しーしー?」 (心の声)「さっき650って言ったよね?」
「名古屋なら国道だな」 (心の声)「高速でもええやん・・・」
等々の鳴き声を発していたので、コレは記念撮影を・・・と思っていると、おじさんの嫁が登場!!嫁にせかされ捕獲寸前で逃げられました。
次回こそは記念撮影も出来ればと思ってます。
遭遇時間 :ただの親切なおじさんだと思ってたので計測不能
管理人より :仕事をサボって出かけるツーリングと隠れて食べる甘い物はいくつになってもやめられないものですが、ナンシーに出会えるとは幸運な旅行であったに違いありません。三河といえば車もバイクもまさに本場、しかしタンクに書かれた「BROS」の文字にプロダクト1が外車と勘違いされるのはいたしかたのない現実だともいえるでしょう。奥さんが「嫁」とは比較的低年齢なナンシーだったのでしょうか?今後はさりげない画像撮影の為にデジカメを取り出しやすい場所に常備する事を心がけてください。
# 037
発見者 :昌
発見日、時刻 :2003/10/17 13:10
天候、気温 :晴れ
該当車両 :VTR(250)
発見者の服装 :GWスポーツのジャケット、革パン
発見場所 :道の駅『おがわまち』
(埼玉県)
種別 :リストラオヤジナンシー
主たる泣き声 :「コレ、何cc? 500~?」
状況詳細 :
次の仕事の派遣先が決まらず、家にいても退屈なのでリフレッシュと思い、道の駅スタンプラリーに出かけました。
道の駅の写真を撮って次の道の駅に出撃しようとした矢先、50代のオヤジさんに「いい写真撮れました?」を皮切りに「このバイク結構大きいねぇ~」「コレ、何cc? 500~?」「タイヤも結構でかいんだねぇ」・・・鳴かれてしまいました(^^;)
で、何時の間にやらリストラされた話になり・・・某○産の社員だったらしく「○ーンのせいで・・・」「退職勧告が云々・・・」「若い人はまだまだ未来があるし・・・いいねぇ」とダークな裏話がてんこ盛りで30分ほど捕まりました・・・
よっぽど愚痴を聞いてくれる人を探していたのでしょう(^^;)
このまま行くとエンドレスで同じ愚痴を聞かないといけなさそうだったので、話が一区切りした所を見計らって、バイクに火を入れ出発しました。
あーあ、同じ30分だったらさっきまでいたCBR600Fのおねいさんと話したかったかな(爆)
結果的にそこには1時間ほど停泊する羽目になり・・・次の道の駅『ちちぶ』に着くのが遅れてしまいました(><)
しかし何ゆえ500~なのかは謎のままです(^^;)。
遭遇時間 :30分
管理人より :ゴーンといえばドテチンと応えるのが定説ですが、派遣先未決定時にリストラナンシーに遭遇とは不吉な予感に苛まされたに違いありません。あっという間に日本全国に広まってしまった道の駅システムは、今や単なる休憩所としてだけでなくハローワークとしての機能をも求められているのでしょうか?バイクが何故500ccに見えたのかは永遠の謎ですが、タンクに書かれた「VTR」の文字に「これ120分?」と聞かれなかったのはまさに僥倖といえるでしょう。今後、熱帯魚CBRのおねいさんに声をかける機会が再来した場合には必ず「綺麗なバイクですね、なんしーしーですか?」と尋ねねばなりません。
# 036
発見者 :ステ&ヒラケン&パル
発見日、時刻 :2003/10/16
天候、気温 :晴れのち曇り
該当車両 :SV400S、XR-BAJA、250TR
発見者の服装 :ライダージャケット、革パン、アイスクリーム
発見場所 :光徳牧場前駐車場
種別 :トレッキングナンシー(7~8名)
主たる泣き声 :「400ccは大型?」
状況詳細 :
毎回ツーリングに行く時は、心の片隅でナンシーに遭遇することを期待している訳ですが、ついにその時が訪れたのでした。
売店でアイスクリームを買ってバイクに戻ろうとしたところ、我々のバイクを眺めるおじさん2名。「これはイケル!(何が?)」と踏み、さりげなくバイクの傍に腰を下ろし、ナン
シーが鳴くのを待っていましたが、反応したのはBAJAのリアボックスに貼られた北海道のステッカー。
これはハズレかと思っていると、トレッキング中の淑女達が近づいてきました。「今度こそ!」と期待に胸を膨らませていると・・・
トレッキングナンシー:「これなんしーしー?」
(゜∀゜)キター!!
その後も「どっから来たの?」「やっぱりバイク乗る人は格好が違うねぇ」「寒くない?」等と、次々に質問と見せかけた自己完結的感想を放ってきました。
ついでに先ほどのおじさんも「昔乗ってた」とカミングアウト。更におばちゃんの一人も昔はリアシート専門で乗ってたとのこと。遂には、おじさんおばさんが入り混じって、収拾のつかない状況に。
その後は「これからドコ行くの?」「気をつけて」などとフレンドリーに会話を交わし、和気藹々とした雰囲気に。彼女達は、別れ際までノリの良いところを見せつつ、林の中へと消えて行ったのでした。
ナンシー初遭遇でドキドキしましたが、こっちも三人いましたので上手く対応できたと思います。(何の特徴も無い250TRには反応が無かったことは言うまでもありません)
同行の二人にナンシー対応を任せたので、写真撮影も成功しました!
遭遇時間 :5分程度
管理人より :発見者の「服装」に「アイスクリーム」が含まれているあたりに当該ツーリングの目的が見え隠れするような気がするのは私だけでしょうか?日光戦場ヶ原の隠れた名所である光徳牧場は、また非常に危険な場所でもあります。人気の無さに安心し、駐車場の中央にバイクを停めほっと一息ついたその瞬間、林の奥からわらわらと現れた数百人の小学生に取り囲まれて「バイクだっ!」「すっげぇ!」攻撃を受けてしまうのは決して珍しい事ではありません。団体お迎えバスの確認は必須だと言えるでしょう。トレッキングナンシーを捉えた画像は見事です。典型的なナンシーキャッチの構図は無論ですが、なにより首にかけた白いタオルが当該ナンシーの生態を見事に表現していますね。
# 035
発見者 :ひらケン
発見日、時刻 :2003/10/11
天候、気温 :曇り/晴れ
該当車両 :XR-BAJA&HORNET
発見者の服装 :R&Rのゴアジャケ(紺)、GWのジャケット(赤)
発見場所 :水沢うどん「岩戸屋」
種別 :ナンシー亜種+酔っぱらいナンシー
主たる泣き声 :甲「おれもめぐろのぜっとせぶんにのってたんだ」 乙「○×△□※ZXAS○×QR□※TD×△PYT・・・・・・・」
状況詳細 :
先日、草津方面にツーしてきました。
赤城山麓を通り、これから某漫画で一躍メジャーとなった「秋名(仮)」を走る前に上州三大うどんである水沢で食事をしていたときのこと。
食事を終えてバイクにもどろうとすると、私たちのバイクをじいいいっと眺めるオジサン発見!!「こ、これは、もしかして・・・・・・・」期待を胸に外へ。
すると、予想どおり、というか、期待通りに声をかけてくるオジサン。いきなりひとこと「ほっかいどういってきたんか」との鳴き声。立て続けに、「おれもばいくはすきでよ」「さんじゅうねんくらいまえはれーすにもでてたんだ」「さいきんのばいくはだめだな」「おれもめぐろのぜっとせぶんにのってたんだ」
と、そこへ、昼間っから真っ赤な顔のじーさん乱入。
「○×△□※ZXAS○×QR□※TD×△PYT・・・・・・・」「QR□※TD×△PYT○×△□※ZXAS○×・・・・・・・」
な、なにいってるかわからん・・・・・・・・足もとも千鳥足だし。
しかし、相棒はしっかりつかまってしまい、リリースの合図であるヘルメット着用&エンジン始動にも動じず、食いつかれたままで逆リリースに手間取っていました。
それにしても、ナンシーはどうしていつも満面の笑みなんでしょう?「怪しくないですよ、ワタシは大丈夫ですよ」と言っているようです。
そこが憎めないところですよね。
遭遇時間 :不明
管理人より :♪ツーはツーリングのツー♪と歌いたくなるような季節にはナンシーも大繁殖しています、日本3大うどんを食している時でさえ油断を怠り無くしなければなりません。ナンシーが30年前に出ていたレースが浅間火山コースなのかFISCOの30度バンクであったかは永遠の謎ですが「バイク=レースもしくは北海道」という発想は「バイク=珍走団もしくはカミナリ族」という発想より大分好ましいものだと言えるでしょう。レティクル語を話す赤ら顔ナンシーは良く観察される事例でもあります。当該人物とコミュニケーションをとるためにはこちらも命の水を服用するしかありませんが、その後バイクに乗るわけにはいかないのが唯一の難点ですね。
# 034
発見者 :としぞー
発見日、時刻 :2003/9/28
天候、気温 :曇りのち晴れ
該当車両 :V-MAX
発見者の服装 :紺スーツ
発見場所 :自宅前
種別 :ナンシー亜種「ナンボー」(仮名)
主たる泣き声 :「これナンボ?」
状況詳細 :
愛機V-MAXのオイル交換をしていると近所のオニイチャンがチャリンコを止め、「でかいねぇ…、これナンボ(いくつ)?」と聞かれました。
一瞬、値段を聞かれたのか、排気量を聞かれたのか分からず固まってしまい、思わず、「ん、せんにひゃく…」と答えたところ、焦る私におかまいなしに、「へ~、はーれー?」「おれにも乗れるかなぁ」等々、鳴きまくっていました。
リリース後、この会話を考察したところ、「なんしーしー」の鳴き声は確認出来なかったものの、[ナンシー目 ご近所科 ナンシー亜種 「ナンボー」]と位置づけ、地域により多々のナンシー亜種か存在するのではないかとの仮説を立てました。
Ak!rA様、ご検証のほどよろしくお願いいたします。
遭遇時間 :3分
管理人より :ナンボーといえば「ナンボー怒りの脱出」ですが、洗車中とあっては脱出できるはずもありません。「ナンボ=いくつ」は実はあちこちで聞く事例でもあります。「200万くらいかな?」と忍者ハッタリ君をきかせるもよし、「2m36cm」とリアルに全長を答え、相手をケムマキ君にするのも対処方の一つといえるでしょう。しかし油断してはいけません、ご近所ナンシーは何時いかなる時にも現れる危険性を孕んでいます。今後の対応の為に、MAXの乾燥重量、全幅、全高等のスペックを全て暗記しておく必要があると言えるでしょう。
# 033
発見者 :ありすがわ
発見日、時刻 :不定期
天候、気温 :大概は晴れ
該当車両 :CB750F
発見者の服装 :エプロン姿とか
発見場所 :自宅前
種別 :デジャヴナンシー
主たる泣き声 :「これナナハン言うのやろ」
状況詳細 :
隣のおばさんなんですが、「これ、ナナハン言うのやろ」「うん。そう」「へぇーすごいなぁ。こんなんで走ったら気持ちえーやろなー。へぇー」
・・・・・以降世間話モードに突入・・・・・・・
と、ここまでは普通なんですが、このひとは、ボクが洗車してるとき、出掛けようとしているとき等等、デジャヴのようにこの会話を繰り返します。
まさに入れ食いなんですよ。と、言ってもボケてるわけじゃなく、ただの挨拶なんですが。
もっと恐怖なのは、近所にこんな人が5人は居ること。
時には「子連れ」ならぬ「孫連れナンシー」のときもあります。
遭遇時間 :1分から30分
管理人より :出かけようとすると声をかけてくるご近所ナンシーはけっして珍しい存在ではありませんが、毎回同じ話をされるとなると話は別になります。これはご近所おばさん連中に「ありすがわさん=ななはん」の法則が刷り込まれている何よりの証拠であると言えるでしょう。「今日はいい天気だねぇ」が「これななはん…」に置き換わったと思えば、毎日同じ会話でも違和感はナッシング、明るい笑顔で返答できるに違いありません。ご近所へのバイクな生活の啓蒙活動、今後もがんばってくださいね。
# 032
発見者 :たのじ
発見日、時刻 :2003/9/1 AM11:50頃
天候、気温 :曇り 27度くらい
該当車両 :'02アフリカツイン、'03CB919F、'03ZXR1200,'03CB400SF
発見者の服装 :Tシャツの上にEPIC素材の上着と速乾素材のズボン(新素材好き)
発見場所 :上信越自動車道 下り横川SA
種別 :観光バスナンシー(10名程)
主たる泣き声 :「このバイク何シーシー」
状況詳細 :
なかよしツーリング仲間の新車購入記念、and紅一点のんこ隊員の新婚記念(旦那は今日は仕事です)で軽井沢から草津方面にいく途中の出来事。
皆このHPのファンなので、「大きっいバイクやねぇ~何シーシー?」って来たときは、全員でヤッターって感じでガッツポーズ!しかも「ナナハンです(キッパリ)」って答えたときのナンシー達の「やっぱしねぇ~」の声にならない声とうなずき、『ナナハンに乗ってて良かったぁぁぁぁぁ~♪』って心の中で叫んでました。
この典型的なナンシー達の生態を探るべく、他のバイクにも話をふって「あれは1200ですごい」「ちっこいけど900でこの中で一番速い」「400だけどメカが偉い」とか、わかりやすく説明しましたが、やっぱし見せかけのでかさとナナハンの響きの人気は不動!『アフリカツインに乗ってて良かったぁぁぁぁぁ~♪』
この至福の時がいつまでも永遠のものと思っていると、仲間の「そろそろ行きましょう」の言葉で現実に引き戻され、「それでは失礼します」とナンシーをリリース。見送られながら出発!後で写真を見ると、10人以上のナンシーに取り囲まれた中心に嬉しそうな私が写っていました。
因みに#026のふじあつとは仲間です。今はCB919Fに乗ってますがナンシーの反応はさっぱりですね。やっぱり「大きいナナハン」ですかね。
遭遇時間 :不明(夢の中…)

管理人より :「皆このHPのファン」の言葉に当該ツーリング倶楽部の未来に一抹の不安を覚えてしまう今日この頃ですが、大型バイク&女性ライダーはナンシーを呼ぶ最強の組み合わせであることが証明されたツーリングであると言えるでしょう。観光客ナンシーに対しバイクの排気量という概念を説明するというのは、底の抜けた柄杓で海の水をかき出すにも似た行為です。無駄だと知りつつ熱心に説明されるその英雄的な行為に、周囲のライダーが熱い感動の涙を流していたであろう事は想像に難くありません。観光バスをバックにわらわらと集まるナンシー達を捉えた画像も見事です。バイク初心者に「ナンシーとは何ぞや?」を説明する際、有効な資料になりそうですね。
# 031
発見者 :ANK
発見日、時刻 :2003/8/14 AM10:00頃
天候、気温 :曇り 20度くらい
該当車両 :Kawasaki W650
発見者の服装 :餃子オフVer4.1の写真参照(その足での道中につき)
発見場所 :東北自動車道 花輪SA
種別 :あっ、そうか!偽ナンシー
主たる泣き声 :後述
状況詳細 :
対象がバイク乗りなのでナンシーの定義からは外れていますが、余りに衝撃的だったので投稿します。
'03夏の東北行き、日本海側のツーリング日程を終え妻の実家に帰省のため、青森から岩手県久慈市に向かう途中休憩中のことです。
隣にカーカーマフラー、自家塗装ビキニカウル、アップハンというマニアックな改造をしたブロス1(偶然だが同じ650cc)が並びました。
その持ち主である初老の男性から「練馬ナンバーつけていらっしゃるけどどちらにお住まいなの~」と話しかけられ(彼は品川ナンバー)、2、3分の間、他愛も無い世間話をしました。
相手がライダー、しかも穏やかそうな人という事で全く警戒していなかったのですが、別れ際に彼はキメの鳴き声を炸裂させました。
「実は私ね、公○党を応援してるんですけど、今度11月に選挙あると思うんで是非、その際は宜しくお願いします」
ななななんと!こんなところでこの攻撃に逢うとは!(^^;
因みに上述の「種別」には裏の意味は一切ありません。間違ってもある団体のことを指してるとか、そのブロスの人がその一味にちがいないとかいう意味ではありません!
ええ、ありませんともっ!
遭遇時間 :2、3分
管理人より :「バイクに乗っている」たったそれだけの事で見知らぬ人と親しくなれるのはバイク乗りの特権ですが、ここに宗教や政治的な主義主張、営利を持ち込まれると当惑せざるを得ないのは紛れもない事実です。「同じバイク乗りじゃないですか」と迫る○○後援会への加入勧誘に対し我々はいったいどんな対応をすればよいのでしょうか?二輪車乗りを称する政治家が高速道路のタンデム走行に反対する時代です。我々も各々が確固たる信念を持ってこれに対処せねばなりません。今後は高速道路のサービスエリアの二輪車駐車場でにこやかに近づいてくるライダーの「あなたの幸せを祈らせてください」「映画に興味はありますか?」等にも断固たる態度で臨む必要があると言えるでしょう。
# 030
発見者 :KAZUMAX!
発見日、時刻 :2003/7/11 PM12:30頃
天候、気温 :曇り 28度くらい
該当車両 :YAMAHA V-MAX
発見者の服装 :シングルライダース、ジーパン
発見場所 :宮城県大河原市 交差点
種別 :信号待ち親父ナンシー
主たる泣き声 :「このバイク、何キロあんの?1トン?」
状況詳細 :
所要のため、仙台から大河原市に向かう途中の信号待ちでの事です。
いつもの様に停止線を越えて少し前に停車していた私の横に、後ろからぴったり横に寄せてくる軽トラがいました。
「なんだろ、変な人かな~?」などと内心ドキドキして目をそらしていましたが、車の窓が開いた瞬間、「このバイク、ななはん?」との声を発しました。
最初は何の事かと思い戸惑いましたが、そうかこれがナンシーか!と思い温かく「1200ccですよ」と答えてあげました。するとナンシーは少し不満そうに「ふ~ん」と答えた後、「このバイク、何キロ…」とお決まりの声を出してきたので、内心「何キロ出ることにしよう、400キロくらいにしようか…(笑)」と策を練っていたのですが、その後の声を聞いて私の作戦は脆くも崩れました。
「このバイク、何キロあんの?1トン?」
…重さかよっ!!!!
今までにないパターンの鳴き声だったため私の思考回路は停止し、「はぁ、大体そのくらいです…」などと曖昧な答えをし、信号も青になったのでその場は別れました。
おそらく彼の中では私のバイクは1トンの重さになってしまったのでしょう…
P.S. 1トンもあったら立ちゴケできないな~(笑)
遭遇時間 :20~30秒
管理人より :「なんきろでんの?」ではなく「なんきろあんの?」とはまさに恐るべきフェイントナンシーであると言えるでしょう。但し1トンが1000kgであることを当該ナンシーが認識していたかどうかは定かではありません。「1トン?」との問いかけに対し「それじゃぁあんたの乗ってる軽トラより重いよ」などとナンシーの心を傷つけるような回答をしなかったのはまさに正しい選択です。今後は即座に「その1/4くらいかな?ふっ…」とニヒルに答えられるよう日頃から鍛錬をしなければなりません。無論、タンデムもしくはキャンプ用品満載の場合には「その1/3・・・」でも可と言えるでしょう。
# 029
発見者 :えもやん
発見日、時刻 :2003/6/21 PM12:30頃
天候、気温 :晴れ 25度くらい
該当車両 :HONDA ホーネット 250
発見者の服装 :Tシャツ、ジーパン
発見場所 :霧降の滝 無料駐車場
種別 :親父ナンシー
主たる泣き声 :「このバイク、なん、しー、しー?」
状況詳細 :
古峰ヶ原街道を経て、日光市内を抜け霧降有料道路を入る前に霧降の滝を見物に行こうとバイクを駐車場に入れ、展望台にさあ出かけようというときでした。
仲間内の中に夫婦ライダーがいて、その奥さんのほうのホーネットを見て鳴きました。
『このバイク、なん、しー、しー?』
このとき、ついにキターッ!!ナンシーに遭遇!!どうやら、女性(奥さんはかなり可愛い人です)がバイクに乗っているのが珍しく反応したようです。
とりあえず、奥さんにナンシーの対応をさせ、ことの経過をじっくり観察しておりました。
親父ナンシー:「このバイク、なん、しー、しー?」
仲間(奥さん):「250CCですよ。」
親父ナンシー:「ふ~ん、結構大きいね~、ブツブツ・・・」「動かすの大変でしょう」
仲間(奥さん):「そうですね。」
親父ナンシー:「俺も若かったらな~」「運転上手なんでしょ?」
仲間(奥さん):「そんなこと無いですよ~。」
時間も迫っていたのでこの辺でリリースしました。
私:「おーい、そろそろいこっかー!!」
親父ナンシー:「ブツブツ…」
私:「あの、霧降の滝はこの先でいいんですかね?」
親父ナンシー:「ああ、この先500mくらい行ったところだよ。」
私:「ありがとうございます。」
以上状況報告でした。
このあと、ナンシーについて仲間内に説明し大笑いしてました。
今回の親父ナンシーはバイクよりも女性ライダーに反応したようです。
このときのバイクの種類としては、V-MAX、CB1300、VTR、マジェスティの計5台でした。ホーネットより大きく目立つバイクがあるのに反応しないのは、恐らく女性ライダーの珍しさのためではないかと思います。
遭遇時間 :5分
管理人より :ホーネットのななはん並のリアタイヤがナンシーを呼び寄せる一因であったことは間違いありませんが、親父ナンシーが女性ライダーに弱いというのも広く知られた事実です。休憩時に女性を先頭に押したてナンシー探索を行うというのはもはやマスツーリングでの常識といえるでしょう。リリースのタイミングも実に見事です。ナンシーのプライドを傷つける事なく逃がしてやる事が出来たに違いありません。当該ナンシーが自宅へ戻った後「今日は女の人がバイクに乗っててなぁ…」と嬉々として家族に話す事でしょう。
# 028 <その1>
発見者 :ちばこま
発見日、時刻 :03/05/18 AM10:00頃
天候、気温 :晴れ、不明
該当車両 :SUZUKI DRZ400S
発見者の服装 :OFF装備一式
発見場所 :愛媛県の国道320にある道の駅「日吉」
種別 :オフロードナンシー
主たる泣き声 :「やっぱオフロードがいいよな~」
状況詳細 :
それは四国ツーリング時に、予定も後半に差しかかった日曜日に立ち寄った道の駅での出来事でした。
いかにもジモティー(死語?)の作業着姿のお兄ちゃん(20代後半から30代前半)が、荷物満載のDRZを見て話しかけて来ました。
聞くと自分は以前はオフロードに乗っていたが、手放してしまって今はオンロードに乗っているとの事。
あたりさわりの無い会話でかわしていたのですが、しきりに「やっぱりオフロードのバイクがいいよな~」というので「ところで今は何に乗っているんですか?」と聞くと、ちょっとはにかんだような笑顔を浮かべて「前はXLRのっていたんだけど、手放してからは友達に安く譲ってもらったクラブマンに乗っているんだ。最近はあまり乗ってないけどね」といって照れくさそうに去って行きました。。
遭遇時間 :5分ほど
# 028 <その2>
発見日、時刻 :003/05/18 PM1:00頃
天候、気温 :晴れ、不明
該当車両 :SUZUKI DRZ400S
発見者の服装 :OFF装備一式
発見場所 :愛媛県の佐田岬に向かう国道197にある道の駅「伊方きらら館」
種別 :おやじナンシー
主たる泣き声 :「日本一周ですか?四国の道はお遍路さんがおるのが特徴やろ。ところで、それ何しーしー?」等々
状況詳細 :
その1と同日に佐田岬へと向かう国道沿いの道の駅での出来事です。
2、3日前にライダーズインで一緒だった女性ライダーと偶然再開し、しばらく話し込んで別れ、出発しようかと準備をしている際の出来事でした。
夫婦連れのクラウンに乗った60代後半位のおやじが突然「日本一周ですか?」と話しかけて来ました。
出発の準備をはじめようとした矢先の出来事だったので、「いや今回は四国一周なんです」と適当にあしらおうと思っていたら、「四国の道はお遍路さんがおるのが特徴やろ」などと勝手に話しだし、適当に相手をしておりました。
そろそろ、話しもつきはじめたころ再び突然「ところで、それ何しーしー?」と聞かれました。
(いやったぁ!)と心の中でガッツポーズをしながら冷静に「400ですよ」と答えたら、「あ~・・・」と分かったような分からなかったような返事をした後「じゃあ気を付けて」と言い残し去ってゆきました。
ちなみに、先の会話の中で「学生さん?」とも聞かれ、一人悦に入っていたのは言うまでもありません(笑)。
遭遇時間 :2~3分程度
管理人より :足つきの悪さでは旧DR800とタメを張る(当社比)DRZで四国の林道を爆走してきたというちばこまさんですが、その1はナンシーというより単なるオフロード大好き兄さんであった可能性が高いと思われます。XLR&クラブマンという辺りに80年代が見え隠れしますので意外に高年齢であった可能性も否定できません。対してその2は完全なナンシー、乗っている車がガハハクラウンというのもまさに「完璧」の一言に尽きるでしょう。ちばこまさんの回答が「400cc」であった為比較的容易に離れていったのだと考えられます。もし「ななはんです」と答えたならば、確実にあと30分の停滞を余儀なくされていた事でしょう。
# 027
発見者 :けーじゅ
発見日、時刻 :'02 11月
天候、気温 :雨
該当車両 :'98 SV400
発見者の服装 :レインウェア
発見場所 :中国道 美東S.A
種別 :観光客ナンシー
主たる泣き声 :「これ、450シーシー?」
状況詳細 :
雨の中高速を走り、エンジンの様子がおかしくなったためS.Aで休憩していたときに鳴かれました。
もしかしたら、「SV650と勘違い?」または「免許制度開始前ナンシー?」なのかとも思いましたが、「750シーシーか250シーシーと勘違いした」という線が強い気がします。
まったり中の発見だったら、「いえ、399ccですよ」と言って捕獲をはかっていたでしょう。。
遭遇時間 :不明
管理人より :ななはんではなく、450ccと勘違いするというのは意外にホンダドリームな世代のライダーである可能性も捨て切れません。「これ408cc?」や「これ380cc?」と同様、コアな親父ライダーである雰囲気は感じ取れなかったでしょうか。時代は進み「限定免許」の意味合いも異なりつつあります。我々もゆめゆめ「免許は中型?」と聞くことのないよう注意を怠りなくしなければなりません。
# 026
発見者 :ふじあつ
発見日、時刻 :’03 GW
天候、気温 :大雨
該当車両 :'99TDM850 と'02アフリカツイン
発見者の服装 :ゆかた
発見場所 :富山の有名温泉
種別 :仲居ナンシー
主たる泣き声 :「うちの娘婿もナナハンや~」
状況詳細 :
ゴールデンウィーク、なかよし親父(アフリカツイン)とトロッコ電車に乗りにいくツーリング中、泊まった大きなホテルの食事時。食事の世話をしてくれてる仲居のおばちゃんが・・・
おばちゃん「にーちゃんら何で(何の乗り物で)きたん?」
私「バイクです。途中大雨で大変でした」
おばちゃん「ほー・・・入り口においてあったおおきいバイクは兄ちゃんたちのか?」
私「そうですよ」
おばちゃん「大きいバイクだね!ナンシーシー?あれはナナハンだねー。うちの娘婿もナナハン乗ってるからわかるのよ~♪」
一瞬 マイナーバイクのアフリカツインがナナハンであることを知ってるバイクマニアおばばかと思いましたが・・・・・娘婿がナナハンに乗ってるという言葉で(富山の750CCバイクの普及率が、1ピコキューリーより低いという事実。おそらく400CCネーキッドか、ニンジャであろう事実から)温泉ナンシーに決定していいかな?
普通のひとの3倍ぐらい苦労してそうなおばちゃんだったので、「娘婿さんともお仲間ですねー」と、仲間意識を盛り上げておいたのは言うまでもありません。
遭遇時間 :不明
管理人より :ナンシーにとって大きいバイクがななはんであるのは太陽が東から昇るのと同じ常識ではありますが、アフリカツインの排気量が742ccである事を知るマニアである可能性も皆無とは言えません。「これはパリダカにでた奴でね~」と水を向けると「そうだね~昔は647ccでね~」などとコアな話に花が咲いた可能性も1ベクレルはあったのではないでしょうか。いずれにせよおばちゃんが次に娘婿に会ったとき「この前バイクのお客さんが来てね~」と話すだろうことを考えると心が和みますね。
# 025<その1>
発見者 :まさきち
発見日、時刻 :2003/04/19 AM9:00頃
天候、気温 :晴れ 24度
該当車両 :ヤマハXJR1300
発見者の服装 :SIMPSONのメッシュジャケットとGパン
発見場所 :湾岸幕張SA
種別 :観光客ナンシー
主たる泣き声 :「これ、すいれー?」
(このバイクは水冷式ですか?)
状況詳細 :
犬吠崎へツーリングへ行く途中、友人らと待ち合わせたSAでの出来事でした。
あまりに無防備だった自分への問いかけに、「キター!!」というキモチでいっぱいになってしまい、「いえ。空冷です。これはラジエターではなくオイルクーラーです。」と、彼にそれ以上言葉を続けさせることを許さない程に、冷静に対応してしまいました。
その、上下ジャージ姿の50歳代の男性ナンシーは、何かを思い出したようにその場を去って行きました。
「しまった!」と少し思いましたが、仕方ありません。だって、このXJR、僕のではなく友人のバイクなんですもの。
遭遇時間 :30秒ぐらい
# 025<その2>
発見日、時刻 :2003/04/19 AM11:00頃
天候、気温 :晴れ 24度
該当車両 :ヤマハXJR1300
発見者の服装 :SIMPSONのメッシュジャケットとGパン
発見場所 :潮来のコンビニ駐車場
種別 :地元民ナンシー
主たる泣き声 :「これ、いくら?」
(このバイクの値段はいくらなのですか?)
状況詳細 :
高速を降りてマッタリしているところへ、またしても不意を付かれた格好になりました。
「100万(円)はしないっすよ」という友人の言葉に、「金持ちだなぁ!オレみたいな貧乏人には買えないよ!」と、その60歳代の男性ナンシーは鳴き声を発しましたが、彼が乗って来ていたのはセルシオでした。
ナンシー:「これからどこ行くの?」
僕:「犬吠崎です」
ナンシー:「真っ直ぐな道ばっかだから、つまんねーな」
僕:「くねくね道(峠)はないんですか?」
ナンシー:「くねくね道は ねーなぁ。くねくね道はぁ・・・危ねーよぅ」
彼にとって、つまらなくない道って一体どんな道なんでしょう?
ちなみにまたしても、ナンシーに興味を持たせたのは、僕のR1000ではなく友人のバイクでした。
よく雑誌に”世界最強”と掲載されているバイクですが、ナンシーの視界にすらも入れてもらえないようです。
遭遇時間 :3分くらい
管理人より :「すいれー」という言葉を知るとは恐るべき知識を持ったナンシーですが、さすがにラジエターとオイルクーラーの違いを知るまでには至らなかったようです。旧型GSX-Rを指差し「あれは油冷です」と言った時、「幽霊?そらぁおっかねぇなぁ」のお約束が聞けるかどうか試したくてならないのは私だけでしょうか?
バブルといえばエルグランドかセルシオですが、当該ナンシーの愛車が会社の資産扱いである事は疑うまでもない事実です。R1000をXJRより目立たせるためには巨大パニアケースにエンジンガード、そしてその上に光る青いパトライトが必須なのではないでしょうか。
# 024<その1>
発見者 :たんばりん
発見日、時刻 :01'頃の夏
天候、気温 :晴れ
該当車両 :バンディット400
発見者の服装 :メッシュのバイクジャケットとGパン
発見場所 :房総のとある田舎町のGS
種別 :GSのじーさまナンシー
主たる泣き声 :「これ、2さいくるか?」
状況詳細 :
とある夏の平日に、大学の授業をサボってあてもなくバイクで走りにいった時の事です。
辿りついたのは房総の田舎町。
ガソリンスタンドに入って給油をしていると、スタンドの事務所から、店長らしき一人のじーさまが現れました。じーさまはしばし私のバイクを眺め一言・・・・
じーさま「にーちゃん、これ2さいくるか?」
私「いえ、4サイクルですが・・・」
じーさま「ほー・・・今はスズキも4サイクルを作っているのか」
しばし沈黙した後
私「今はほとんど4サイクルですよ。バイクお好きなんですか?」
じーさま「おう。昔は俺もなぁ・・・(以下略)」
そして、じーさまはとっくに給油が終わった私にはいっこうにお構いなしに延々と話を続けるのでした。
遭遇時間 :5分ぐらい
# 024<その2>
発見日、時刻 :03'の春
天候、気温 :不明
該当車両 :バンディット400
発見者の服装 :ジャージとGパン
発見場所 :自宅前
種別 :建築士ナンシー
主たる泣き声 :「これ、逆輸入?」
状況詳細 :
自宅の隣の家が改築中で、時々建築士のオジサマが見えるのですが、ある日バイクを磨いていると、その建築士さんが現れました。
挨拶を交わした後、建築士さんが私のバイクを見て
建築士「へえ。大きいねえ・・・。すごいの乗ってるねえ。」
私「いえいえ。400ccですよぉ。」
建築士「へー400! すごく馬力あるんでしょ?」
その直後、建築士さんの口から信じられない一言が・・・
「400っていうと、アレだね。ほら、逆輸入って言う奴でしょ?」
さらに建築士さんは続けます。
「いいねえ。こんなので、東名とかかっとばすと気持ちいでしょう。あこがれちゃうなあ。おじさんがもうちょっと若かったらねえ。まあ、あまり無理をせず、気をつけてね。」
いえ、逆輸入でもなければ、400ネイキッドで東名なんぞ走ってもただ苦痛なんですが・・・と思ったのですが、そこはあえて突っ込まずに、というか、突っ込む間もなく建築士さんは満足げに車に乗って帰っていってしまいました。
遭遇時間 :1分ほど
管理人より :スズキ=2サイクル。この方程式を知るじーさまは只者では無いに違いありません。さりげなく「コレダ」と囁きかけ、ぴくりと反応するようであれば本物といえるでしょう。次回は是非、全盛期のフランコ・ウンチーニの話題で盛り上がってください。
自己完結建築士氏の語りに反論する事なく頷いていたのは懸命な選択と言えるでしょう。下手に反論すれば語りは更に倍、ましてや「若かったらどうなんですか?」など挑戦的に問いかけたならば建築士氏の心に大きな傷を残したに違いありません。今後もどうか暖かな目でナンシーを見つめてあげてください。
# 023
発見者 :Pon
発見日、時刻 :’03.3.1
天候、気温 :不明
該当車両 :なし
発見者の服装 :不明
発見場所 :実家
種別 :弟なんしー
主たる泣き声 :「で、なんしーしー?」
状況詳細 :
実家でとうとうADSLを引いたので、早速弟のPCで12M通信を楽しんでいてここのページにたどり着きました。
弟:「ナンシーって何?」
P:「あ、ほらここに説明があるよ。」
弟:(観察記録など読んで)「あー、なるほどね。」
P:「そんでね、これを作った人ってこれに乗っているんだよ。」(とハヤブサの写真のページに飛ぶ)
弟:「おー、このバイクかっこいいねぇ。で、なんしーしー?」
P:「1300ccだよ…ってもしもし?」
ナンシーが何かと知っておきながら自ら乗り込む我が弟は只者ではないと思ったのでした。
ちなみに弟はゲン・チャーリー(←本人命名)乗りです。
遭遇時間 :まさかナンシーだったとは思わなかったので計測できず
管理人より :またもや身内ナンシーの登場です。自宅のPCでネットサーフィン(死語)中に見知らぬバイクの画像を発見し、思わず「これってなんしーしー?」とつぶやいてしまい慌てて誰かに聞かれなかったかと周囲を見回してしまうのはあながち珍しい事ではありません。「君、ナンシーを知らずしてナンシーを笑う事なかれ」とは中国古来の格言(倍駈故事集:民明書房刊)ですので、まずはゲン・チャーリーな弟御さんをじっくりと観察しこれからのナンシーシーズンに備えるのも一興と言えるでしょう。
# 022 <その1>
発見者 :昌
発見日、時刻 :7月下旬頃
天候、気温 :晴れていた
該当車両 :VTR250
発見者の服装 :かなりの軽装
発見場所 :実家
種別 :弟なんしー
主たる泣き声 :「兄ちゃん、あのバイクなんしーしぃ?」
状況詳細 :
弟が高1になったのでバイク免許取得計画が持ち上がり弟が私に一言「で兄ちゃん、あのバイクなんしーしぃ?」と
何と弟まで鳴いてしまったではありませんか、「250ccだよ」と返したら 「じゃあ倍の500ccに乗るわ」といきなり宣戦布告されました。
しかし弟は原付止まりです。やはり兄より優れた弟は存在しません(爆)。
遭遇時間 :不明
# 022 <その2>
発見日、時刻 :11月3日
天候、気温 :晴れていた
該当車両 :Shadow750
発見者の服装 :KADOYA-バトル-NUDA、カーゴパンツ
発見場所 :実家の共有スペース(マンションだから…)
種別 :庭師なんしー
主たる泣き声 :「これってどれくらい?ハーレーとはちゃうの?」
状況詳細 :
Shadowでお出かけしようと思い、火を入れようとしたら中庭を手入れしていた
庭師のおっちゃんに鳴かれてしまいました…
あのスタイルのバイクは総じてハーレーのようです^^;)。
遭遇時間 :5分
管理人より :身近にナンシーが生息する日常というものはきっとスリリングなものに違いありません。いきなりの宣戦布告はまさに人生下克上、末弟が兄を倒すというのは少年ジャンプの法則として広く知られるところですからゆめゆめ背中を見せることのないよう日ごろから注意を怠り無くしてください。シャドウがハーレーに見えるのはナンシーとしてはごく普通の現象といえるでしょう。但しこれが進行するとVTR250も「はーれー」と呼ばれてしまいますので、先手を打って「250cc」のステッカーを貼っておく事も必要かもしれません。
# 021 <その1>
発見者 :ANK&OYG
発見日、時刻 :2002/10/26 AM9:00頃
天候、気温 :曇り 15度くらい
該当車両 :W650/Eliminator400
発見者の服装 :ラフロのジャケット(グレイ/黒)、ジーンズ、編上げブーツ、グレイのジェット(ANK)
GWのジャケット(黒)、ブラックジーンズ、編上げブーツ、黒柄フルフェイス(OYG)
発見場所 :東名高速道路 富士川SA下り二輪駐車場
種別 :夫婦メリケンナンシー
主たる泣き声 :「きゃんにゅうすぴいくいんぐりっしゅ?」
状況詳細 :
上記の鳴き声で写真右の女性がOYGに接近していったため話を聞くと、OYGの「もーたーさいこぉぅ」に引き付けられて寄ってきたようでした。
「What size?(訳:なんしーしー?)」「ふぉうしりんだぁ?」「いずいっとふぁーすと?」等、矢継ぎ早に鳴き声を浴びせ続けてきました。
ナンシーらしからぬ 質問の切り口でしたが、聞けばマローダー800に乗っているとの事。程なくして写真右端の保安官のような白人男性登場、「夫よ。シャドウ1100
に乗っているの」との事。
「バイク乗りじゃあAk!rAさんに報告するわけにもいかんなぁ・・・」と考えながらバイク談義に花を咲かせていたその時、キメの鳴き声が炸裂しました。
「あなたたちも、もーたーさいこぉぅでキャンプに行くなら、夫のバイクみたいにトレーラーをつけるべきよ!」
遭遇時間 :約15分
# 021 <その2>
種別 :ダブワンナンシー
主たる泣き声 :「えんぢんかけてみてくださいよ」
状況詳細 :
米国人夫妻が立ち去った直後、コールテンのジャケットの中年男性が寄ってきて「これはダブルワンと同じ音ですか?」
W1の音を知らないというと 上記の鳴き声を発しました。
セルを回すと「いやぁ、だいぶ静かですねぇ、いやどうもどうも、ありがとうございます」と、何に感心したのか分かりませんが
礼を言って立ち去っていきました。
遭遇時間 :約30秒
# 021 <その3>
種別 :ソフトナンシー
主たる泣き声 :「あらぁかっこいいわねぇ」
状況詳細 :
ダブワンナンシーが立ち去った直後、赤いブラウスにサンバイザー、グラデレンズのグラサンの中年女性が寄ってきてOYGに対して「あらぁかっこいいわねぇ、
すごいわねぇ」等、返事をする隙を与えず完全に自己完結型な鳴き方をしながら立ち去っていきました。
特筆すべきはその自己完結ぶりもさることながら 全ての言葉をソフトクリームをぺろぺろ舐めながら発していたことです。
遭遇時間 :約10秒
(結論) 東名富士川SA(少なくとも下り・・・上り側は不明)は改装後、二輪駐車場と大型バスの駐車場が隣接しているという珍しい構造になり、
かつバス駐車場からトイレ・売店に行くには必ず二輪駐車場の脇を通る構造な為、全国のナンシーキャッチャーから聖地とあがめられる日も近そうです。

管理人より :奇跡の3連続ナンシーキャッチ&画像撮影に成功とはまさに「完璧」の一言に尽きるでしょう。OYGさん(画像右から3番目)をエサにナンシーを呼び寄せるとはさすが皆から「兄貴ぃ~」と慕われるANKさん(画像右から4番目)だけのことはあります。「What
size?」が「なんしーしー?」の英語訳である事が判明したのは実に画期的な出来事だと言わざるを得ません。個人的には是非「Are
you NANCY?」と問いかけていただきたかったのですが、これは無いものねだりの子守唄でしょう。だぶわんナンシーが本当にW1に音を知っていたかどうかは永遠の謎ですが、「俺もバイクのことを知っているんだぜぃ」的な自己顕示欲の匂いは隠す事ができません。ソフトナンシーについてはまったく評価不能ですが、その泣き声と行動パターンから塩沢トキをイメージしてしまった私は古い人間なのでしょうか?
# 020
発見者 :ごんたった
発見日、時刻 :10月初旬
天候、気温 :晴れていた
該当車両 :CBR600FS
発見者の服装 :ジーパン、ジージャン
発見場所 :大分県 青の洞門
種別 :観光案内人ナンシー
主たる泣き声 :「これなんしーし?」「ブラックバードって言うやつや」
状況詳細 :
青の洞門に旅行に行ったときのこと適当にバイクを置こうとしたところそのナンシーはやってきた。
「兄ちゃんそこだめ」と注意される。バイクの移動を誘導させられ移動するとなにげにナンシーが騒ぎ始めた。「これ何シーシー?」
「600です」というとナンシーは何かに気付いたようだ「あっ、おじちゃんこれしっとうわ、ブラックバードいうやつや」
どうやらCBRの文字に反応したらしい。
違うと言いたかったが「そうなんです」といい適当に話をしその場をはなれた。
どうやらそのナンシーはバイクの名前を言い当てたのが気分がよかったのかとても満足気な顔をし去っていった。
遭遇時間 :10分前後
管理人より :青の洞門といえば6号とかパスタとかを思い出してしまう今日この頃ですが、熱帯魚マシンとして知られる600Fをブラックバードと呼んでしまうとはまさに恐るべき「知ったかナンシー」です。このようなナンシーに対しては「おっちゃんちゃうで~、これぶらっくば~どよりちっちゃいんでしるば~うぃんぐいうんやで~」ときっちり教育してあげることが肝要だと言えるでしょう。そうすればそれ以後観光地の名物親父としてその名を轟かせること間違いなしです。
# 019
発見者 :北の牛男
発見日、時刻 :2002/10/10 PM3:00頃
天候、気温 :晴れ 20度くらい
該当車両 :2000年2LTカーボンマックス
発見者の服装 :南海のジャケット(赤/黒)、ジーンズ、ブーツ、黒のフルフェイス。
発見場所 :群馬県桐生市内のGスタンド
種別 :おっちゃんナンシー
主たる泣き声 :「でけぇなぁ、へっへっへっ・・」
状況詳細 :
宇都宮から清滝、足尾、草木ダムと廻り、R50から佐野、宇都宮に戻るショートの途中、
給油に立ち寄ったGスタンドで出てきた経営者と思われる50代半ばのお父さん。「おーぅら、でけぇなぁ、へっへっへっ・・。」と妙にうれしそうに話し掛けてきた。
「1000ccあんのか、これ?」と聞いてきたので 「まぁ。」と答えると 「ふぉおきゃぶか?」(意味不明)というので
「えぇ、だいたい・・」と、給油のため降りてシートを操作し、給油口をだすと
「あんらまぁ、すげぇなぁ、おいっ」と鳴きました。
6.5リッターの給油にも終始うれしそうだったので、当方何か良い事をしたような
幸せな気分でGスタンドを後にしました。
遭遇時間 :7~8分
管理人より :またもやGS親父ナンシーが出現です。「ふぉおきゃぶか?」と聞いてきたところを見ると「ソレ・タコ・デュアル」世代であることが容易に判断できるでしょう。見た目より若干若いと思われる当該ナンシー世代は「けっち」「ぜっつー」「さんぱち」などの言葉に過剰に反応する事でも知られています。一度このGSに隼で乗り付けて「キャブ?そんなモンは付いてねぇなぁ」と言ったときの反応を是非見てみたいものです。
# 018
発見者 :マッカチン
発見日、時刻 :随時
天候、気温 :主に晴れ
該当車両 :NS-1~CB400SF(旧)~RF400RV(現)
発見者の服装 :カジュアル
発見場所 :羽田空港近く多摩川沿いの自宅玄関前(をバイク置き場にしています。)
種別 :泥酔職人親父ナンシー
主たる泣き声 :「ナナハン」「でけーなすげーな」一転して「おまえしぬぞ!」
状況詳細 :
バイクを洗車したり、整備しているときに現れます。(アパートの前が鍛冶屋工場の裏で、玄関前が工場裏の一室の窓と面しているため、常に顔を合せます。)
相手はいかにもな下町の職人、仕事が終わって一杯やっているときですが酒癖が激しく、相槌打つのも一苦労です。
「オッチャン、免許全部取り消しだよ」「鍛冶屋ってのはな~」「そのマフラー溶接してやるよ」等豊富なバリエーションに富むのが特徴ですが、泥酔状態だと「そんなデッカイのは危ない!」「オメーしぬぞ!」等有り難迷惑チックなお言葉を連発!年寄りの冷や水ですか?どこか憎めない良いオッチャンです。酒癖の悪さを除いて・・・。
排気量やバイクのスペックなど説明してもスグ忘れてくれます。そう、オッチャンは実はナンシーだったのです。
遭遇時間 :1分~3時間(一緒に呑んだこと有り)
管理人より :ただでさえ相手をするのが面倒な泥酔ナンシーがご近所さんというのは非常に憂慮される事態だと言えるでしょう。酔った状態ではこちらの説明が通じるはずもなく、本格的に対抗するにはやはりこちらも泥酔するしか方法はありません。もちろん一緒に宴を囲んだ際にはお手製一品物の鍛造マフラーを作成してもらう約束をとることを忘れてはいけません。
# 017
発見者 :はくどー
発見日、時刻 :2002/9/14
天候、気温 :曇り 時々 小雨
該当車両 :ブイマックす
発見者の服装 :皮ジャケット Gパン 更にカッパ
発見場所 :守谷SA 上り トイレ前駐輪場
種別 :おっちゃんナンシー
主たる泣き声 :「な な なんしーしー?」
状況詳細 :
ビミョーな天気の中、カッパを羽織ってのバサバサ走行に疲れ果てた私は、首都圏に乗り入れる前の最後の給油の為守谷SAに滑り込んだ。
自宅を出発後に買い込んだメヒカリ(水揚げ始まっててよかった)のせいで腰が重いケツが痛い私はトイレの直ぐ近くにマシンを停めてしまった。まずかった...
「な..な..なん・・?」 不意に声をかけられた私はうまく聞き取れなかった。
どうやら「これなんししー?」と泣いているようだ。
「1200ですよー」私が応えると「ふーん。。。」 と、目線が我がMAXに戻ってゆく。私はハッとなった。。。
やはり、おっちゃんナンシーの目は右ダミーエアインテークの付近で停止すると少しすぼまり、そこからまた私に向けられた。「転んだら重そーだねぇ~」おっちゃんの目元は少しほころんでいるように見えた。
(くそ~)先々週つけたばかりの右腕のキズがうずく。。。
しばらくすると自分の目的を思い出したのか、おっちゃんナンシーは奥の建物に消えていった。後に残された自分の表情わどんなだったか今でも思い出せない...
遭遇時間 :不明
管理人より :高速道路のSAがナンシーの主たる活動場所の一つであることは周知の事実ですが、バイクの傷を指摘するほどの高等ナンシーが観察されたのは驚くべき事実であると言えるでしょう。カウル付きバイクの擦り傷ならいざしらず、V魔のダミーインテークの傷に気づくとはこのナンシー、只者ではありません。ナンシーの姿を借りた親父ライダーであった可能性も残ります。次回は是非ブレーキングからの向き変えについて当該ナンシーと激論を戦わせてください。
# 016
発見者 :雪猫
発見日、時刻 :2002/9/8
天候、気温 :曇り
該当車両 :’99 TL1000R
発見者の服装 :夏用ジャケット Gパン
発見場所 :床屋
種別 :床屋ナンシー
主たる泣き声 :「ナナゴー?」「重いでしょ?」 その他ありすぎて何が何やら
状況詳細 :
床屋の目の前にバイクを停め、店に入って椅子に案内されたところで「あれ、ナナゴー?」
と鳴き出しました。
なんとそのまま店の外に出て、しげしげと眺め始める店主。 「いえ1000ccです」と返答に「へー、重いでしょ。若い人は力あるからいいね
ー」 と、鳴き止む気配はありません。
店主の「こないだスクーターで16キロオーバーで捕まっちゃってねー」の一声を皮切りに話題は店主のおっちゃんの独壇場に。
散髪終了まで、楽しそうに鳴き続けていました。
遭遇時間 :1時間
管理人より :「ななはん?」ではなく「ナナゴー?」というところに当該ナンシーの「どう?俺ちょっと知ってるだろ」感を感じてしまうのは私だけでしょうか。床屋の椅子に座らされての昔話語りモードは逃げ場が無いだけに辛かったであろうことが想像されます。顔の上にアツアツタオルを乗せられたままではTL-RがTL-Sとどう違うかを淡々と語り相手を煙に巻く戦法もとれなかったことでしょう。次回散髪までに床屋ナンシーへの対応を考えねばなりません。
# 015
発見者 :ぴあにすと
発見日、時刻 :平成12年9月23日 9時07分頃
天候、気温 :曇り後小雨
該当車両 :YAMAHA DRAGSTAR400
発見者の服装 :綿パン、軍モノのジャケット
発見場所 :横浜市保土ヶ谷区今井町1418(環状2号線)
種別 :白バイナンシー
主たる泣き声 :「そこの二輪車止まりなさい」
状況詳細 :
仕事帰りにまだ拡張工事中だった上記の道を気分良くかっ飛ばしていたところ、突然もっとも聞きたくなかったサイレンの音と供に現れた。当然逃
げられるハズも無く大人しく路肩に停車。
奴:「はい、ここ何キロだかわかります?」 僕:「すいません」
奴:「はい、メータ~見てください」 僕:「・・・」(やっべー、30いってんかな・・・)
奴:「まぁ、広い道だから飛ばしたくなるのは分かりますけどねー」 僕:「・・・」
奴:「じゃぁ、ここにサインお願いします」 僕:「・・・」(渋々)
奴:「・・・ところで、これなんしーしーですか?」
因みに暫くしてその道は工事が終わり、制限速度が10キロほど上がりました。捕まってから一週間はしてなかったと思います。皆様もお気をつけ下さい・・・。
遭遇時間 :不明
管理人より :2年前にもかかわらず詳細まで書かれた発見日、時刻、場所に、その参照元となったであろう青もしくは赤い紙の存在を感じ取れずにはいられません。バイクのプロフェッショナルである白いVFR(想像)に乗った公務員氏にとっても250ccから1100ccまであるドラッグスターを見分けることは非常に困難な仕事だったに違いありません。何れにせよ白バイナンシーは街中で一番出会いたくないナンシーの一つと言えるでしょう。
# 014
発見者 :にんにん
発見日、時刻 :02~Aug-10
天候、気温 :快晴 35度
該当車両 :’01 CBR600F
発見者の服装 :夏用ジャケット Gパン アルパインスターのライディングシューズ
発見場所 :近所のGS
種別 :僧侶ナンシー
主たる泣き声 :「あんた女の子」「ななはん?」「転んだら起こせんだろ」
状況詳細 :
新品タイヤの皮むきに日中路面が熱くなった頃マイコースに出動。
いい感じにむけた後、明日のツーリングに備えGSスタンドへ進入すると、ほぼ同時に颯爽と反対がわの給油機へ原チャリで乗り付け、私が「ハイオク満タンで。」と店員に告げた刹那、上記鳴き声を連続で発する。
「はぁ、一応。」「いえ、600です。」「軽いので起こせますよ。」等と返答すると、「女性だけのチームで走ってんの?」と更に鳴く。
何でそう思うのかよくわからなかったが「一人でどこでも行きますが ・・・。」と返答すると「うぬぅ。」とやや苦悶?の鳴き声も捕捉。
もう少し観察を試みたかったのだが、お盆のGSの混雑に許されるハズもなくあえなく断念。
別れ際に「失礼します。」と声を掛けると「気をつけて。」と手を合わせる姿もキャッチいたしました。いささかバチ当たりな気も致しますがご報告致します。
遭遇時間 :ハイオク14リッターを入れて お金を払うまで。
管理人より :お盆といえば坊主丸儲けシーズンですが、それにしても僧侶ナンシーというのは珍しいと言わざるを得ません。「坊主は頭がヘルメットだからな、ガッハッハ」のお約束の鳴き声は果たして聞くことができたのでしょうか?「あんた女の子?」との失礼な鳴き声に対し冷静に対処できたことは賞賛に値するでしょう。女性ライダーはナンシーとの遭遇回数も多い事と思われます。珍しいナンシーが見つかったら是非また報告をお願いいたします。
# 013
発見者 :黒ガンマ
発見日、時刻 :年末年始、およびお盆の時期必ず
天候、気温 :今までは晴れが多い
該当車両 :スズキRGV-ガンマ250SP
発見者の服装 :Tシャツ&Gパン(その他、装備品に洗車セット)
発見場所 :実家の玄関前
種別 :父親ナンシー
主たる泣き声 :「いっぺん乗りたいんだがなあ・・・」「お前、俺がやりたかったことやってるんだぞ!」
状況詳細 :
実家へ帰省し、昼ごろに洗車でもしてると、家の中から出現。そしてお決まりの、
「これなんしーしーだ?」の声を発する。まあ、一応1度聞けば排気量は覚えるよう
だ・・・。
「これって2ストだろ?今高いだろ?」と比較的知的な面を見せる(とはいえ、会社の同僚からの受け売りらしいと判明)。と、バイクに跨ってみたり、エンジンかけてみたりした後、上記のセリフを連発。
免許的には、自動2輪免許時代の人間なので、免許証には「大自2」の文字が輝いている。しかし、バイク暦はカブのみ。昔はモータースポーツ(元ラリースト?)をこなしていたらしい事もあり、やは
りこういうモノは気になるらしい・・・
上記のひがみともとれる声を何度かあげた後、のしのしと家の中へと帰っていく。私のバイクを借りて乗る事をひそかに計画中であるらしい・・・。
遭遇時間 :1度の遭遇時間は約5分前後である。
管理人より :親父ナンシーではなく、父親ナンシーであるのが非常に微笑ましい点であると言えるでしょう。「いっぺん乗りたかった」の台詞には「んじゃ乗ってみれば?」と返すのが最も有効な対応であると考えられます。その場合にはヘルメットはもちろん、某バトルスーツ並みの完全装備で送り出してあげるのが息子としての勤めであると言えるでしょう。元ラリーストだけに意外に簡単に乗りこなしてしまう可能性も皆無とは言えません。特に会社で「ダイブツ」とかのニックネームを付けられている場合には要注意です。
# 012
発見者 :c556
発見日、時刻 :2002年8月21日、午後2時頃
天候、気温 :晴れ、24度
該当車両 :カワサキGPz400F
発見者の服装 :黒のタンクトップ、ジーパン
発見場所 :岐阜県自宅前
種別 :熟年ナンシー
主たる泣き声 :「最近のは…」
状況詳細 :
自宅前で洗車をしていたところに、町役場(自宅横)から出てきた70歳ぐらいのスーツを着たナンシーが。
ナンシー 「これは ななはん かい?」初のナンシー遭遇に戸惑い、少し反応が遅れてしまったが、俺
「いえ、400ccですよ」 と、平常心で対応。そしてナンシー、 「へえ~最近のはでっかいねぇ」。もう20年近く前のバイクなんだが…しかしそんなことを口に出してはいけない。
俺 「そうですねぇ、コイツのナナハンがあるんですけどフレームは同じですからね
(本当は550だが)」ナンシー 「へぇ~・・最近のは色々あるんだねぇ・・」
しまった!ナンシーにこんな事を言っても理解できない事を忘れていた!
初のナンシー遭遇と、基本的に暇だった俺はナンシーを逃したくはなかった。しかしナンシーは自分から語り初めてくれた!
「昔も俺は陸王ってのに乗っていてねぇ・・」 キター!!間髪入れず俺、
「へぇ~お金持ちだったんですねぇ」 ナンシー 「いや、仕事で乗ってたんだよ」
なんだ?その仕事が気になってしょうがない! しかしナンシーは車でお迎えが来てしまいそこで逃してしまった。
遭遇時間 :2分弱
管理人より :初のナンシー接近遭遇にも関わらず、基本に則った対応ができた事はさすがと言わずにはおれません。400と550はもちろん、Z400GPとGPz400の違いがわかるのはもはや35歳以上の親父ライダーだけと言えるでしょう。仕事で乗る陸王というのは非常に気になるところですが、公用車であった可能性もありますので当該ナンシーの今後の取り扱いには十分注意して下さい。
# 011
発見者 :にゅんいち
発見日、時刻 :8月盆の正午頃
天候、気温 :うだるような暑い頃
該当車両 :ハヤブサ他多数のスポーツマシン
発見者の服装 :ツナギのみ
発見場所 :O歌山県龍神スカイライン内アジサイ園
種別 :威嚇ナンシー
主たる泣き声 :「兄ちゃんあまり飛ばしなや~」
状況詳細 :
上記峠にて午前中からサスのセッティングをかねてそこそこのペースで走行していまして。そろそろ昼ご飯でもしよかと常連の方と談笑していましたら、す~とO歌山県警白黒公用車が入ってきました。そして助手席の青色の服を着用したおっちゃんが泣き始めました。
「兄ちゃんらのバイクは速そうやな~」「ここで何キロでんの?」「お!ハヤブサやんけ!こんなん公道走ったらあかんなあ~」などなどこちらの視線を無視するように威嚇してきます。
「おっちゃんやったら今からは走らへんな~」と意味深な泣き声を発しながら出ていきました。
その後何人かのライダーが「はみだし」や「スピード」などでそのナンシーのエジキになったことはいうまでもありません。毎度ながらこちらとのコミニュケーションはありませんでした。(笑)。
遭遇時間 :1分(その後走行でその白黒公用車とはなんどかすれ違いました)
管理人より :何を隠そう白黒公用車に乗るおっちゃんたちはバイク好きである事が多いようです。はぐれナンシーなどと同様の対応をすると思いがけない反撃を受けることがあるので注意してください。また、あちらから声をかけてくるというのはある意味好意的であると考えても良さそうです。それにしてもこのアジサイ園、奈良県にあるのかO歌山県にあるのか、非常に気になるところです。
# 010
発見者 :Ak!rA
発見日、時刻 :8月上旬の週末の午後
天候、気温 :気温高し、ただし夕立の気配あり
該当車両 :スズキGSX1300R隼他リッターマシン数台
発見者の服装 :夏ジャケット&Gパンの軽装
発見場所 :群馬県の某道の駅
種別 :観光客ナンシー
主たる泣き声 :「コレはどれくらいあんでぃ?」
状況詳細 :マスツーリングの途中、道の駅での休憩時に遭遇。
家族と共にワンボックスから降りてきた後、一人我々のバイクの後ろに腕組みして佇み、しばし首をひねった後上記鳴き声を発する。
同行のメンバーが「ほとんどリッターですよ」と答えたものの、「リッター」の意味がわからなかったであろうことは明白。
初の画像撮影に成功。
遭遇時間 :3分

# 009
発見者 :CBにょろ
発見日、時刻 :ほぼ毎日
天候、気温 :雨の降っていない日
該当車両 :HONDA CB400Four
発見者の服装 :Tシャツ+Gパン or 会社の制服
発見場所 :会社の駐輪場
種別 :上司ナンシー
主たる泣き声 :「コレはナンシーシーだ?」(偉そうに)
状況詳細 :自分はバイク通勤です。朝会社に着いたときや昼休み、帰り間際など近くを通った上司はたいてい話し掛けてきます。
まず近寄ってきて「ほぉ~・・・これはナンシーシーなんだ?」と、先日説明したのにすっかり忘れてやがります。
一通りこちらの説明が終わると「俺も昔は・・・」と標準型の鳴き声を発声。
最近は「今年もどこか行くのか?」という鳴き声に変化してきています。。
遭遇時間 :毎回ほぼ5分程度
管理人より :400ccとはいえ、スポークホイールに4本マフラーのCB400Fourは大変にナンシーを呼び寄せやすいバイクだと言えるでしょう。興味こそあれ、スペック等の面倒な事を覚えるつもりは毛頭ないというのはナンシーに共通した習性のようです。毎日遭遇するナンシーというのはなかなかにわずらわしいものですが、日によって「400ccです」「500ccです」「600cc…」と増やしていき、ナンシーがどの時点で疑問を持つか調査するのも大変興味深い事だといえるでしょう。
# 008
発見者 :すしわか
発見日、時刻 :失念(^^;)
天候、気温 :晴れだったと思ふ
該当車両 :SUZUKI ACROSS
発見者の服装 :Tシャツ+Gジャン&Gパンの軽装
発見場所 :ちょい乗りで出かけた時の給油時
種別 :GSナンシー
主たる泣き声 :「どこから?」
状況詳細 :またも給油時のお話です。アクロスはタンク部がメットインスペースなため
燃料タンクはシート下にあり、給油口はテールランプの上にあります。そのため、給油時には目の前でリッドを開けてあげないとあんちゃんの8割
はリッドの場所がわからずに「すいません、どこから入れるんですか?」とオ
ロオロします。
「これ、なんてバイクですか?」から始まり、お決まりの「何しーしー」ですか?と聞かれました。興味を示してくれるのは嬉しいのですが、あまり知られていないマイナーバイクであることを痛感する一瞬でもあります(笑)。
遭遇時間 :5分
管理人より :給油口がわからずガソリンスタンドの店員がおろおろするというのはV-Maxでもよく見られる現象です。ヘルメットのシールドを上げずに「レギュラー、満タン、カードで」とクールに言い放ち、給油ガンを持った店員が戸惑いながら給油口の位置を聞こうと口を開きかけた瞬間を狙ってパカリと開いてやるのは大変に気持ちの良いものです。マイナーマイクの宿命ではなく特権だと考えてお楽しみください。
# 007
発見者 :すしわか
発見日、時刻 :失念(^^;)
天候、気温 :晴れ
該当車両 :SUZUKI ACROSS
発見者の服装 :Tシャツ+Gジャン&Gパンの軽装
発見場所 :ちょい乗りで出かけた時の給油時
種別 :GSナンシー
主たる泣き声 :「900ししー?」
状況詳細 :あても無く都内をぐるぐる走り回った後、燃料半分を示す黄色のランプが点いたので早めの給油をしようとスタンドを見つけて入りました。
「へぇ、このバイク900しーしーもあるんだぁ」とスタンドの40代くら
いのおっちゃん。へっ?と一瞬呆けてしまいましたが、すぐにその理由がわかりました。
アク ロスのサイドカウルにはX913というロゴがついてます。アクロスのⅩナンバーなのですが、それを排気量表示と勘違いしたようです。たしかにまぎわら
しいっちゃまぎわらしいですね(笑)。
遭遇時間 :5分
管理人より :ガソリンスタンドというのは確かにナンシー探索の好ポイントではあるのですが、他の客ではなくスタンドのおっちゃんがナンシーというのは実に珍しい現象であると言えるでしょう。また「バイクに書いてある数字を排気量だと考える」という事実は新たな発見といえます。これを証明するため。次回はカッティングシートで「1800」の文字を作成し、ナンシーの反応を伺ってください。
# 006
発見者 :ジャジャママ
発見日、時刻 :2002年6月21日
天候、気温 :晴れ
該当車両 :ヤマハYZF1000
発見者の服装 :夏用の革ジャケットにTシャツ、Gパン
発見場所 :熊本の某私立校
種別 :学園ナンシー
主たる泣き声 :「これナンシーシー?」他
状況詳細 :ちょっと変わった、ナンシーの生息場所を紹介。それは、学校や塾といった教育現場。
私の息子は熊本の某私立校の寮生。福岡から熊本まで愛車(ヤマハYZF1000)
を駈って息子に会いに行きます。
校内に乗り入れたとたんナンシーの群れに遭遇・・・学生から先生まで。
「これナンシーシー?」という定番の泣き声から始まって、「大きいねぇ。」「うちの親がバイクは死ぬからいけないって…。」「うちの親も乗ればいいのに…。」挙句
に「死ぬなよ~」などなど。
校内のチャイムとともにいっせいに退散していきます。捕捉時間はたいてい10分。
子供の立場もお構いなしに夏用の革ジャケットにTシャツ、Gパンというスタイル。
最初は白い目で見ていた先生方も「実は私も乗ってるんです。」なんて意外なコミュニケーションもあったりします。そんなきっかけで子供の心配も事相談しやすい先生もできました。
遭遇時間 :およそ10分程度
管理人より :実に勇ましい九州の母さんライダーからの投稿です。YZFはR1でしょうか?それともサンダーエース?いずれにしてもその状況では十代の若者が群がってくることは避けられないでしょう。またこれは極秘情報ですが「教師にはバイク好きが多い法則」がまことしやかに伝えられています。バイクをきっかけにしたコミュニケーション、いや、実に羨ましい事ですね。
# 005
発見者 :にゅんいち
発見日、時刻 :2002年6月の日曜日正午ごろ
天候、気温 :快晴
該当車両 :GSX1300R隼
発見者の服装 :ジーパンにメッシュジャケット
発見場所 :奈良県吉野郡西吉野村、あじさいえん駐車場
種別 :集団ナンシー(おっちゃん、おばちゃん、子供多数)
主たる泣き声 :おおすぎてなにがなんやらサッパリ
状況詳細 :
家路に帰路途中上記駐車上で休憩中、缶コーヒなんぞを飲みながらその日であったGSXR1000のあんちゃんと談笑中大きな観光バスが駐車場に止まり中からおよそ高野山(和歌山の大きなお寺)に参拝してきたであろう多数(50人くらい)のおっちゃんおばちゃんがトイレのため下車してきた。
心のなかでは「ナンシー捕獲でかも。。。」とほくそ笑っていたのは内緒である。
トイレを済ましたその一団はワラワラと観光バスにもどると思いきや私達の方に近ずき次々に泣き始めたのである。ナンシーの集団合唱のように・・・
「ナンシーシーや?」「これハーレー」「おお!1300や」「メーターすごいで」などなど・・
我々は「もうどうにでもして~~」って感じ、結局観光客集団ナンシーは我々と一言も会話を成立させることなくさっていきました。
おそるべき観光客集団ナンシー。でも暴虐ナンシーにはいたらなかっほっとしました。。
遭遇時間 :およそ10分程度だったように記憶しています
管理人より :まさに典型的な集団ナンシーだと言えるでしょう。50人に囲まれてしまってはライダーに出来ることは静かに見守る事のみです。参拝帰りと言うことで「ありがたいありがたい」と隼に手を合わせるナンシーの姿があったであろうことも容易に想像がつきます。
# 004
発見者 :beachmat
発見日、時刻 :2002年6月8日、朝8時
天候、気温 :晴れ、20度?
該当車両 :トライアンフ スピードトリプル
発見者の服装 :夏ジャケット、ジーパン
発見場所 :碓氷バイパスのずっと先、新幹線の止まる駅前
種別 :売店ナンシー
主たる泣き声 :「おしいね」
状況詳細 :初めてのツーリング、余裕があるんだか無いんだか、朝から「早めにお土産でも買っておきましょう」とのこのこ駅前にて物色後、ちょっと早めに店を開けてくれた方(年の頃40代前半の女性)がひょいと顔を出し、「黒くておっ
きなバイクだね、なんしーしー?」
私「955シーシーですよ。(色は関係あるのか?)」と答えると、
「へ~!ナナハンより大きいんだ。」
私「え え え。」
「955しーしー。1000じゃないんだ、おしいね。」
私「お・・・・・・。」
これからこんな事が続かない様見えない星に願うのでした。 まけないぞ。
遭遇時間 :1分ぐらい
管理人より :売店ナンシーという非常に珍しい生態報告ありがとうございます。955ccがナナハンより大きいことを知っているとは驚くべき知識をもったナンシーだと言えるでしょう。もし同じようにV-Maxを「1197ccです」と正確に答えた場合、やはり「おしいね」と答えてくれるのかどうかが非常に興味深いところです。これに懲りずに更なるナンシーの調査よろしくお願いいたします。
# 003
発見者 :JJ
発見日、時刻 :2002年6月、深夜
天候、気温 :薄曇り、25度前後の蒸し暑い夜
該当車両 :カワサキKSR-2
発見者の服装 :皮パン、メッシュジャケットの夏装備
発見場所 :愛知県西部の山中、ショップ主催の蛍を見に行こうツアー中
種別 :(多分)親子ナンシー
主たる泣き声 :「いいなあ、いいなあ」
状況詳細 :
上記ツアー中に休憩場所にて遭遇。
(暗くてよくわからなかったけど)40代後半の母親と10代半ばの息子の二人連れ。おそらく地元の人が村おこしの為に駆り出されたと推測される。(遭遇場所は蛍の里、などと言う看板で売り出し
中の田舎)。
スポーツスター、ビューエル、V-maxと様々な大型車には目もくれず、発見者の乗るKSRに近寄り上記鳴き声を発する。
その他にも『コレで大型に着いてけるんッスか?』などと言ういささか失敬な鳴き声も捕捉。
また、『わんっすか、つーっすか?』(それは50ccですか、それとも80ccですか)等
の鳴き声も捕捉された。
ナンバーを見れば一目瞭然のはずであるが、年少ナンシーは 意外に市町村ナンバーの存在を認識できないものであると言う具体例として記録された。
いちなみに母親の方は発見者の ジャケット(カドヤ製サイバーネイション赤)が随分と気に入ったらしく、『良い着
物着てるねー』を連発。き、着物…。
遭遇時間 :約15分(体感上は約150分)
管理人より :母子という実に珍しいナンシーの捕獲おめでとうございます。40台の女性というのは「母モード」の時には問題ないのですが、複数集まった場合、突然「集団小母さんナンシー」と化す場合がありますので十分注意してください。また、若年層ナンシーの「・・・っすか?」が全国的な鳴き声であることの証明も着実に進んだと言えるのではないでしょうか。
# 001
発見者 :Ak!rA
発見日、時刻 :2002年5月、午前
天候、気温 :快晴、20度前後の絶好の行楽日
該当車両 :スズキGSX1300R隼
発見者の服装 :夏ジャケット&Gパンの軽装
発見場所、状況:栃木県北部の比較的広いコンビニの駐車場、休日の為客多数
種別 :親子ナンシー
主たる泣き声 :「すごいねぇ、おおきぃねぇ」
状況詳細 :
ツーリングの待ち合わせ時に遭遇。
30代後半と思われる父親と、4,5歳の幼児(♂)の2人連れ。家族で行楽へ向かう途中と思われる。
コンビニの袋を抱えたまま隼の後方に座り込み、上記鳴き声を発する。
他に「おおきなばいくだねぇ」の鳴き声あり。
父親がシートカウル上の「1300」の文字を見て何か言いたそうな顔をするものの、結局こちらへの問いかけはなし。
遭遇時間 :3分
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