■ 自分なりの工夫をば
とにかく荷物を乗せるところの無い新型VMAX。
小物の類はバッグに頼らざるを得ないのだが、リアバッグの場合フックの類が皆無なのでバッグベースやらなにやらは直接リアシート(タンデムシート)に取り付けるしかない。
#キャリアでも付いていない限りはね、へっへっへ。
結果、リアシートを取り外す機会は結構多いのだ。
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タンデムシートの取り外し方法自体は簡単だ。
給油時同様フロントシートの背もたれを開け、ボルトを2本外すだけで良い。
ところがこのボルト2本が曲者なのだ。
とにかく付いている位置が悪い。
水平方向で奥まった場所にあり、しかも手前にはフロントシートをロックするためのフックがある。
ボルトはヘキサボルトなのだが、普通の長さの六角レンチでは届かず、かといって長めのものだとフックにぶつかってしまう。
かなり奥の方に付いてます
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しかもボルト自体が短い。緩んで安心していると取り落としてしまう。
そしてそのボルトが落ちる先は、決まってリアフェンダーの中。
ボルト1本の為にリアフェンダーを外すのは結構頭にくる作業である。
#ヤマハの整備の方でさえ「落として困る!」と嘆いていた(実話)
というわけで、できるだけお金のかからない解決方法をいくつか考えてみた。
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■その1、まずはこれ、長めのボルトにナットを2個カマせる方法。
これにより、ネジ頭が表に近くなるので六角レンチの掛かりがよくなる。
かつ、全長が長く、つまみやすくなるので取り落とす可能性も減る。
俺が使ったのはM6-30mmのボルト。ホームセンターで100円未満だろう。
ナットはダブルナットにしてあるので勝手に緩む可能性は低いが、念のため接着剤等で固定しておくと良いかもしれない。
左が純正、長さの違いは歴然です。
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■その2、次がこれ、アルミの手回しボルト。
このシートボルトに締め付けトルクは必要ない。
力のかかる方向(垂直方向)へのネジ込みではないので、単にシートが動かないよう固定できればそれで良いのだ。
そこで、手回しできる大きな座面のボルトを購入してみた。
手回しなので固定・解除が簡単になる。そして取り落としの危険性も少ない。
俺はオークションで手に入れたが、これまた1個200円未満だった。
アルミ製なので強度は期待できませんが
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■その3、最後はこれ、クイックリリースピン。
取り付けトルクが不要なのをいいことに、ベータピンで留めてしまおうという技(?)だ。
実はこれはまだ理論(?)だけ。
とりあえずイメージ図だけでも乗せておこう。
相変わらずセンスがありませんが
イメージは伝わりますかね?
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問題はボルトに穴を開けられるかどうかだが、その2で使ったアルミボルトなら加工できるはずだ。
ベータピンとゴムには落下防止用のワイヤーをつけて置くと良いだろう。
クイックリリースピンというと、既に市販品もある。
だが、市販のクイックリリースピン(ベータピンなし)には、逆向きの負荷(シートを後ろにズラすような力)がかかったら走っている最中外れてしまった!&リアシートが飛んでいってしまった!という事例があったそうだ。
やはりなんらかのストッパーは不可欠だと思う。
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ちなみに現在の俺の仕様は手堅い■その1。
これだけでもずいぶんと使い勝手が良くなっている。
ボルトがかなり手前に来ますからね
2014/12追記:新バージョンもできました。
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