■ せっかく持っているわけですから
新型VMAXのバッテリーは、先代VMAXの純正バッテリーと比べるととても丈夫である。(←当然です)
先代の時はバッテリーにはずいぶん苦労したものだ。
簡単に充電できるように延長コードを伸ばし、 秋月バッテリーに換え、「いつでも出発!」できるよう頑張っていた。
新型VMAXにはその辺りの心配はない。
1ヶ月以上乗らなくてもなんなくセルは回り、簡単にエンジンが始動する。
電装品が多いこともあり、バッテリーの容量には結構余裕がある雰囲気だ。
とはいえ、冬場は乗る機会が減るものだ。
電装品が多いということは、それだけ電気に頼る部分が多いということ。
余計な心配しなくて済むようにバッテリーはいつでも満充電にしておきたい。せっかくフロー充電できる充電器を持っているわけでもあるし。
大活躍中のこの充電器、セローに使うときにはバッテリー端子をワニ口クリップで咥えさせる。
ところが新型VMAXのバッテリー端子は、またまた嫌なところにある。ダミータンクカバーを取らないと端子が現れないのだ。
ダミータンクカバーを外すにはボルトを7本も(+シートで2本)外さなければならないし、外したパーツの取扱いにも気を使う。
何より、「充電完了してるからすぐ出発!」ができない。
それではと、先代同様充電用の延長コードを考えて・・・「そうだ、オプティメイトの充電コードがあるんじゃん!」
充電器に付属されていた延長コード。
先代では短くて使う気になれなかったのだけれど、新型になら…使えるかな?
端子に付けるコード(ヒューズ・防水カバー付き)とその更に延長コード
現れた端子はこんな感じ。
左がプラスで右がマイナス
★
それぞれにコードを接続してみる。
プラス側についている赤いゴムカバーには切れ目を入れて、延長コードが出る部分を付けてやろう。
切れ目を入れないとカバーが付きませんから
★
あとは適当なところに配線とヒューズをタイラップで固定して、はい完成っと。
さて、せっかく繋いでみたものの、コードはやはり短かった。
先代同様給油口まで引くことはもちろん、サイドカバーまでも届きそうに無い。
だが変に延長はせずに、このまま使うことにする。
結果、コードの端子はシート下に収まることになる。充電にはシートを外さなければ(ボルト2本)いけなくなるが、充電する機会はそう多くないはずだし、いたずら防止にもなるだろう。
★
配線を指差し確認。キーをひねってVMAXの始動チェック。
何事もなく安心したところで早速充電を開始する。
「を、やっぱちょい減ってたか(黄色ランプ)2週間しか放っておかなかったんだけどなぁ…」
防水端子ってのが安心できますね
★
<了>