YAMAHA SEROW 225WE (4JG6) セロー

☆ メンテナンス編 ☆

マップケース&キャリア加工記


長距離ツーリングへの対応ですね

 加工   インプレ 


<2010年4月>加工 (blog記載の内容に加筆修正)

  ロングツーリングが控えていますから

 …というわけで、GWの四国ツーリングに向けて準備を開始。
 今回はマップケースとキャリア部を弄ってみた。

■マップケース:

 以前セロー用にと買ったハンドルバッグ。

 けっして悪くはないのだけれど、何度か書いているように地図が横だとやっぱり見にくい。加えて文字がよく見えない。
 地名が読みにくいのは困るし、やっぱ地図は北が上じゃないとねぇ。

 で、いろいろ探すと地図が縦に入るケースもあるにはある。
 だが構造が単純なわりに価格は3000円以上、なのでとりあえず自作してみたのだ。

 今使っているツーリングマップルのサイズはA5。
 これと同じサイズのプラスチックケースを100円ショップで買ってくる。

 裏面に切れ目を入れて、これまた100円ショップで買ってきたベルクロでハンドルパッドにくくり付け。

 はい、総額200円でマップルケースの出来上がりっと。


こういう奴を


こう付けて
#しまった、肝心のベルクロ画像取り忘れた…けどわかりますよね?

 地図の厚みでちょい膨れてしまうのはご愛嬌。
 完全透明じゃないので文字がちょっと見にくいのだけれど、それでも横になっているよりは全然マシだ。

 軽く河原を走ってみたところ、蓋留めは意外に丈夫でハズれる気配なし。国道でちょいスピードを出しても問題なしだった。
 まぁ念のため、ダートとか高速では保険にゴムをかけるようにしよう。

 雨の時の耐水性は…隙間が空いてるのでダメかな?

■キャリア:

 もう一つはキャリア。
 もちろんキャリアそのものを加工するのではなく、大荷物用に座面を拡大するのだ。

 
 去年の北海道ツーリング等、例のデカバックを後ろに積んで林道を走ると、バッグがずりずり動いてきて走りにくくなることが多かった。
 また中身が少ないと、歪んでキャリアの横に垂れ下がったりもした。
 これをなんとかしてやりたい。

 いろいろ考えて、キャリアよりは大きく、バッグ底よりはちょい小さい金属ネットをこれまた100円ショップで(300円だったけど)購入、タイラップでキャリアに取り付けてみた。

 ボルト等でがっちり固定ではなくタイラップにしたのは転倒時を考慮してのこと。
 ネットと一緒にキャリアやフレームが曲がっちゃったら洒落にならないからねぇ…

 ズレ防止には背中側に留め具を追加。
 これまたタイラップ留めしたけれど、こっちはがっちり固定でも良かったかも。


固定は遊びをもって

 さて、これでより快適に走れるかどうかお立会い。 
 



<2010年5月>インプレ

  実走の結果はと言えば

 …というわけで、四国ツーリングで実際に使ってみた感想を。

■マップケース:

 良い。正直こんなに使い勝手が良いとは思わなかった。

 とにもかくにも地図は縦置きに限る。繰り返しになるがやっぱ地図は北が上じゃないとねぇ。
 文字の読みやすさも予想通りだった。

 そしてページの入替がやりやすい。
 ハードケースなのでさくっと開閉できるからだ。
 グローブをした手でも、信号待ちで迷わずページチェンジできるのは実に便利だった。
#保険のゴムバンドを付けていてもさほど邪魔にならない。

 半透明ゆえの見難さは確かにあるが、気になるほどではなし。

 心配していた給油時も、バーパッドごと持ち上げれば(回せば)邪魔になることはなかった。
 もちろんメーターパネルの視認性への影響もなし。

 改善要素としては、もう少し厚みがあるとより出し入れが楽だろう。
 更によりぴったり閉まるものがあれば多少の雨でも慌てる事はなさそうだ。
#今の仕様だと簡単に浸水する(笑)
 そしてもちろんより透明に近ければ文句なし。

 今後折を見てそんな素材を探してみようと思っている。

■キャリア:

 機能的には便利に使うことができた。
 バッグがズレてこない・サイドが下がることもないのは予想通りで○

 だが、今回のものは耐久性的に×印だ。

 剣山林道を爆走(?)中、一番ズレて欲しくない時にネットが壊れてしまった。
 所詮100円ショップの製品ともいえるが、隼のデカキャリアでは同じ品で問題なかったことを考えると、やはり振動の大きさによる影響なのだろう。


それはもうあちこちがバキバキと

 現地ではとりあえず「タイラップを山のように使って」補修。一応帰りまではそれで持ってくれはした。

 やはりもっと強度の高いもののほうがよさそう。
 鉄材だと重くなるのでそれなりの厚みのあるベニア板での作成を考えてはいるが、雨を考えると木材を使うのは少々気がひける。
 雨に強く、軽くて丈夫な素材があると良いのだけれど。

#あとは価格的に…って、結局隼のキャリア作成のときと同じか(笑)



Copyright 2010 Akira
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