■バイクで行きましょう、北海道へ|北海道ツーリングのススメ

 

14 食・浸・呑

北海道ツーリングのススメ

 

くうねるあそぶじゃありませんが

 ツーリング中の重要事項といえば、とにもかくにも食事と風呂とお酒
※お酒はまぁ人それぞれですが

 当コンテンツ的には「その手の情報は旅行・観光誌を参考に~」となりますが、これまたライダー視点で考えてみましょうか。

食事

 旨いものを食べるのを楽しみに北海道へ出かける人は間違いなく多いでしょう。
 海に囲まれた北海道、メジャーな都市の近郊には必ずと言っていいほど漁港・市場が存在します。

 ここでの食事が美味しいのは言うまでもありません。
 ウニにしろカニにしろその他海産物にしろ、海無し県に住む人間から見るとよだれの出る食べ物ばかり。
 若干の観光地価格的な部分には目をつぶって「せっかくの旅行なんだから!」と贅沢することも偶には必要ですよね。

 で、それとは別に狙い目なのが小さな漁港近くの食堂です。

 地元の人しか入らないような店は絶対価格が控えめです。そしてそれでいてメジャー店にも負けないよう凄い奴が出てくる事があったりするので侮れません。
 もちろん「なんじゃこりゃ!?」が出てくる危険性も無いわけではありませんが。

 それらを全部含め、旅先で知らない小さな店に飛び込んで「日替わり・今日のお奨め」とかを頼み、「何が出てくるかな~」とわくわくするのは本当に楽しいものです。

 もう一つのお奨めは、街道沿いの屋台・出店・仮店舗の類。
 農家のおばちゃん連中がやってるような店があったらぜひ立ち寄ってください。

 とうもろこしやらジャガイモやらメロンやら。
 茹でたて蒸かしたて採りたては本当に旨いです。味はもちろん価格的にもお手軽です。

 道の駅付属でも似たような店舗がありますが、こちらはフリーの店(?)と比べると若干観光地的であることは否めませんね。


風呂

 これまた北海道では、どこへ泊まっても必ず近くにあると言ってもいいのが温泉です。

 本当に「どうしてこんなところに?」と思う処にまでポコポコ沸いています。

 ですので、キャンプ泊でもバイクという足を持っていればお風呂に困ることはそう多くないでしょう。
 まぁバイク移動だと、帰りに濡れた髪をどうするか?が課題になりますけれど。

 宿でも内風呂とは別に、近くの温泉場まで送迎してくれるところがあります。

 泊まった宿がこれであれば是非活用しましょう。
 大風呂は気持ち良いですし、送迎なら濡れた髪を心配する必要もありません。


 北海道で「酒」というと、まずはビール、次にワイン、ウイスキーが続く感じでしょうか。

 有名で旨い日本酒・焼酎も聞きますけれど、何故かあまり「これぞ北海道!」というイメージは沸きません。
 個人的には大好きなんですけどね→日本酒、焼酎

 まぁこれもイメージ云々というより呑む状況によるのかもしれません。
 キャンプにせよ宿泊にせよ、ツーリング中は強い酒を飲んで二日酔いになるわけにはいきませんから。
#あ、でも九州行った時には焼酎しこたま飲んだなぁ・・・

 度々書いていますがビールは旨いです、ええ、サッポロクラシックも小樽ビールも。
 俺が最終日を小樽泊まりにする理由の一つに、上記ビールを飲むためというのがあったりもします。

 ワインやウイスキーなら醸造所での直買いもお奨めです。
 見学がてらゆっくり回るとちょっとした観光にもなって二度楽しめますよ。

 不思議なのは同じ銘柄のはずなのに、自宅近くの北海道フェアとかで買って飲むと「あれ?何か違う?」と思ったりすること。
 やはりお酒は造られた場所で地元のツマミと一緒に飲むのが一番美味しいってことなんでしょうね。


■俺的追記■

 これまでの話と矛盾するかもしれませんが(をい)いや、やっぱ北海道行ったら食べたいものを食べたいじゃないですか。

 だから食事をあまりケチりたくない。多少の値段には目をつぶってもいい。
 それに俺はここで不味いもの(好き嫌いではなく品質として)に当たった記憶があまりないんですよ。
(実はたった一度だけあったり。気になった方はツーレポを探してみてください)

 その中でも特にとなると…礼文島のウニと花咲の蟹と厚岸の牡蠣、それに富良野のメロンと滝川のジンギスカンと(以下略)

 今更ではありますが、多少は食に贅沢ができるだけの資金的余裕をもっておくべきかもしれません。

 そして飲食に関して追記するとすれば、それは朝飯について。

 北海道ツーリングでは、昼は旨い店を探して、夜は宿で酒で、になるわけですが、朝飯は「セイコマで軽く」になりがちなわけです。宿の朝飯を待っていると早朝からガシガシ走れませんからね。
 
 食に更なる満足を目指すのであれば(「セイコマ大好き!」を踏まえたうえで)朝食に改善の余地が残されているかもしれません。
 





 

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