■02:はじめてのバイク用グローブ|本音で語る・はじめてのバイク用品

 

02:はじめてのバイク用グローブ

02:はじめてのバイク用グローブ

 

結構迷います

 お次はグローブ。

 山ほど種類があって皆同じに見えたりもしますが、実際に使うといろいろ違いがあるんです。

専用品か汎用品か

/ 王道・定番・一般論 /

・バイク専用品が一番。
・汎用の品(作業用)でも大丈夫だができれば革製のものを。

///  俺的本音  ///

 でまぁ、どこを切り口にするか悩んだんですが、いろいろ関連するのでこの「専用か汎用か」ってところから。

 はじめての……だと、王道のとおり良いのは判ってても、なかなか「バイク専用グローブ」ってのを買う気にならないのが本音な気がするんですよ。
 「俺にはまだ早いんじゃないか?」「とにかく革の手袋なら良いんだろ?」とかね。

 バイクのグローブを「グリップが滑らないように」って点だけで考えればそのとおり。
 ぶっちゃけ作業用でも、なんならイボ付き軍手だって似たようなものだ。

 んでもね、ちっとだけ語らせてもらうと、専用品には大きな利点がある。
 それが「バイクを走らせていて楽」ってことなんですな。

 バイク用を見てもらうと判るんですが、手のひらの小指球から手根あたりにかけて、あて革とかパッドとか、場合によっては固いプロテクタとかが付いている。

パッド
ここですね

 これがあるとねぇ、乗っててホントに楽なんだ。

 「グリップの握り方が」とか「ハンドルへの体重のかけ方が」とかいろいろ小難しい事は置いといて、とにかくこれが付いていると楽に走れる・疲れが減るのは間違いなし。
 特に初心者なら違いは歴然。ここだけでも専用品を買う価値があるってものです。

 ああ、だから例えバイク専用をうたっていても、ここが強化されてないグローブは「はじめての」としては俺はお勧めできないんですがね。

シーズン・種類・素材

/ 王道・定番・一般論 /

・季節によって使うグローブを替えた方が良い。
・夏用、冬用、3シーズン用。
・基本革製のものを。

///  俺的本音  ///

 ホントにねぇ、TOP画像にもあるとおり、グローブってのは1種類(1双)じゃどうにもならんのですわ。

 どうしてもってんなら3シーズン用が一番汎用性が高いんですが、真夏に使うと汗でびしょ濡れになる。そして冬には寒くて使えない。結局王道にある3種類が最低必要になるんでね。
※ま、冬は走らねぇって選択肢もなくはないんですが。

 夏用は革じゃなくメッシュ生地の奴が多いですな。
 風通しが良くて涼しいのは間違いなし。濡れても滑りにくいし比較的早く乾くので雨の中でも使うことができる。
 とくにここ数年の恐ろしい暑さを考えると、夏には夏専用グローブ以外の選択肢は無し。
 夏にバイク買った人はまずこのタイプを買ってくださいな。

 弱点は耐久性ですかねぇ?革手袋ってのはそうそう劣化しないんですが、メッシュのは数シーズンであちこちホツれてくるんでね。

 冬用を買うならとにかく防寒優先で。
 冬にバイクに乗っていて一番辛いのは指先が冷えること。そして一番温めにくいにもまた指先だ。
 そして後でも書きますが、「防水」な事も必ず確認してくださいな。

 弱点は操作性。これは素材が厚いから仕方ない。
 だからもしスキー・スノボ用とかを流用しようって人はこの点を入念に確認しなきゃ駄目ですぜ。レバー操作で引っ掛かって事故なんて起こしたら元も子もないんでね。

 3シーズン用
 まぁこれぞ「バイク用」って感じですかね。季節的にも一番長く使うので、最初に買うのはやっぱりこのタイプの場合が一番多いでしょうな。

 素材的には革が良い。そして操作性を考えると「薄くて柔らかい革」ってのが一番良い。
 グローブには牛革製が多いと思うんですが、羊皮とかカンガルーとかのもある。これ、装着した印象がかなり違うので一度試着することお勧めします。まぁお値段はそれなりになっちまいますがね。

 機能的には夏用と冬用の中間ではあるんだが、夏寄りと冬寄りで結構な違いがある。
 なんで俺なんかは、ロングツーリングには3シーズン用を複数持ち歩く事になるわけですよ。真夏でも山の上行くとメッシュじゃ寒くて!なんてことも多いからねぇ。

 弱点は特にないんですが、あえて言うならメンテナンスかな。
 基本洗えないんで、汗でびしょ濡れになったりするといろいろ面倒なもんです。

安全性・プロテクション

/ 王道・定番・一般論 /

・安全を考えて引張強度の強い素材を。
・各所に当て皮、ガードの付いたものを。

///  俺的本音  ///

 これもまぁいろいろあるんですが、最初に書きたいのは「グローブに完璧な安全性を求めるべきではない」って事。

 いえね、転ぶとケガするんですよ。どんなに高いグローブ装着しててもね。

 小指なんか簡単に変な方向に曲がってポキンっていっちゃう。
 だから下手なプロテクションより、単純に厚い素材(冬グローブ)の方が安全だったりもする。

レーシンググローブ
レーシンググローブの場合、小指だけが変な方向にいかないように薬指と結ばれていたりとか

 でも「だから高い専用グローブなんて不要!」なんて言う気はさらさら無い。
 安全性が上がるのは間違いないし、何より「乗ってて楽」ですからねぇ。

 んでそれを踏まえたうえで、プロテクション的に考えるのは先に書いた「手のひら側のパッド・プロテクタ」に加えて、「甲側の尺骨辺りががっちりカバー」されていること。

 ぶつかった、路面で擦ったって時にゴリゴリされるのが大抵この辺りなんでね。

尺骨
尺骨周辺、特に夏グローブでは注意

 そうそう、最近流行りの拳のプロテクションは、俺的には安全性とは別だと思ってます。
 単純に「格好いい」ですねぇ。ま、格好良いは正義ですから俺も選んでますけどね。

デザイン・サイズ感

/ 王道・定番・一般論 /

・自分が気に入ったものを。
・バイクのカラー、デザインに合わせるとなお良し。
・迷ったら大きめを選択。

///  俺的本音  ///

 これもヘルメット同様、「好きなカラー・柄を買え」なんですけどね。

 覚えておくと良いのは、着てるウエアとは違うカラー・柄にしておくと、周囲からグローブが良く見えるって事ですな。

 ハンドサインにせよピースサインにせよ、黒いウエアに黒いグローブよりは、派手なグローブの方が相手側から良く見える・より目立つ。
 これを良しとするかどうかはライダーによって違うでしょうが、頭の隅に入れておくと良いですよ。

 買う時は必ず実店舗で実物を試着してから……ってのもヘルメットと同様。

 ホントねぇ、これもメーカーによってサイズ感が違うんですよ。
 例えば俺はRSタイチだとLでピッタリなんですが、ラフアンドロードだとLLじゃないときつく。そして更に製品によっても違ったりしますからね。

 あと、これは聞いた話でしかないんですが、女性は爪の関係で大きめ・指が長めのグローブを選ぶべきとか、レディース用は既にそうなっているとか。
 ま、これも「実物を試着」すれば問題なしですけどね。

特殊なグローブ

/ 王道・定番・一般論 /

・雨の日はレイングローブ
・寒い日は電熱グローブ。

///  俺的本音  ///

 難しいんだよねぇ、雨の日のグローブは。

 大きく分けるなら、雨の日専用の防水レイングローブと、普通のグローブの上に被せるオーバーグローブ。

 もちろんレイングローブの方が操作性がいいのは間違いなし。
 んでも季節・気温が違うと使いにくいので複数揃える必要があったりとか。

 オーバーグローブなら年中使えはするけれど、操作性は期待できない。

 「はじめての」的には、「とりあえず安いオーバーグローブを1つ持っておくと便利」ですかねぇ。
 出先での突然の雨に備える的な意味でね。

 そして、気を付けなきゃいけないのは冬の時期。
 冬のグローブは厚いのでオーバーグローブが使えない場合が多い。加えて冬に手が濡れるとエラいことになる。
 だから冬グローブだけは、それ自体が防水の奴を選んでくださいな。

 んで、冬に一番暖かいのが電熱グローブなのは間違いなく。

 種類も増えたし、バッテリーも標準化されつつあるようだし、これから主流になるかもですな。
 ええ、俺も試してみようとは思ってますよ、もうちょい手軽に買えるようになればねえ。

その他

 とまぁ、一通り語ったその後で。

 最初に「専用品が良い!」って書いておいてナンですが、経験を積んだら汎用品を試してみるのも悪くないと思うんですよ。

 種類多いし、お手軽価格だし。
 通勤とかスクーターとか、操作性を若干犠牲にしても付け心地を優先させたい場合もあるだろうし。

 ただ、きちんとした(?)ツーリングに出るとき用として、必ず専用品を用意するようにしてくださいな。
 買っておいて後悔することはまず無いと思うんでね。


 
戻る 表紙へ戻る