■04:はじめてのバイク用プロテクタ|本音で語る・はじめてのバイク用品

 

04:はじめてのバイク用プロテクタ

04:はじめてのバイク用プロテクタ

 

無いと不安で仕方なく

 次なる用品は、プロテクター・プロテクション・パッド・ガード。安全のためには必須の装備です。

 本来はバイク・ライディングウエアとして語るべきかもしれませんが、ここではウエア・パンツの付属分は省いて、単体でのプロテクターについてということで。

 もちろん、ロードレースやモトクロス的な特殊な状況は除きます。

必要な種類

/ 王道・定番・一般論 /

・膝(ニー)、脛(シン)、肘(エルボー)、背(バック、脊髄)、胸(ブレスト)、それぞれが必要。
・特に胸は大切、バイク事故の死亡原因で頭の次に高いのが胸。

///  俺的本音  ///

 さてさて、最初に本音を言っちまいますが、プロテクタの類は最終的には個人の考え方次第なんですよ。
 後でもう一度書きますが、どこまでやっても完璧って事はないんでね。

 なのでここではコンテンツの趣旨通り、とにかく「はじめての」な場合についてってことで。

 まず、最初に買ってほしいのはニーシンパッド(膝、脛)
 俺的にもこいつは必須アイテムだ。

 ブーツのコンテンツにも書いたとおり、バイクでコケて下半身やっちまうとどうにもならなくなる。帰ってこられなくなる。
 だからがっちりガードする必要がある。初心者なら尚更ねぇ。

 立ちごけで挟まるのが足・踝だとすれば、転んで一発目に路面にガツンって当たるのが膝の皿。

 このね、一発目のガツンってのがとにかく危ない。その場がなんとかなったとしても関節ってのは後でいろいろ出てきたりする。
 だからとにもかくにも「がっちりガード」して欲しいわけですよ。

 外付けのニーシンパッドってのは、ゴムベルトで脚に留めるタイプが多い。

 パンツの外側から着ける人も多いんだが、俺は内側取付け派。まぁこれには「格好良い(と思っている)」以外の意味はないんですがね。

 パッドの材質には固いのと柔らかいのとあるんですが、まぁお好きな奴を。
 「CE2」とかの表示があると更に安心できるんだが、これは念のためって事でね。

 そんな規格云々よりはできるだけ幅広くカバーできることを重要視した方がいい。
 当たる・擦れるってのは横側の場合も多いんでね。

ニーシンパッド
こんな薄い奴にも何度助けられたことか

 ともあれ、どんな奴でもとにかく「走るときには付ける」ことが最重要。
 ホントにね、一度あの膝がアスファルトにガツンって当たる音聞いちゃうと、もうこれ無しには走れませんぜ。

 ああ、言うまでもないですが、厚さ固さとは別に「バイク用」ってあるのが大前提。
 サバイバルゲーム用とかとは、目的も対象になる速度も違うんでね。

 次にエルボー(肘)と王道には無ぇんですがショルダー(肩)

 これらを別体で付ける人は少ないかな?ライディングウエア側に入ってることが多いんでね。

 肘はいざって時はそこそこ逃げてくれるし、肩は変に固いと鎖骨を折りやすいなんて話もある。

 だから無いなら無いで済ますこともできる。
 てもまぁ、膝同様転んで最初の「ガツン」と、後のズザザザザへの対応として保険的に付けとくと安心ですな。


 脊髄パッド(背中)

 そう、これこそホントに「いざって時の保険」用なわけです。

 脊椎はぶつけて損傷すると、半身不随とかになっちまう可能性がある。
 バイク乗りとしては、いや、そうじゃなくても致命的だから、打つ可能性が少なくともカバーしときたい。
 背中ってのは普段はあまり意識しない場所ではあるんですがね。

 そんなに重要ではあるけれど、その昔、脊椎パッドはレース用としてしか聞かなかった。
 街中乗るのに付ける・ウエアに入れられるようになったのは俺的には最近なイメージなんですがね。

 ってなわけで、これも背負うタイプの別体もありますが、「はじめての」的にはちと荷が重い。

 やっぱ、ウエア・ジャケットの背中にこれ用ポケットがあったら忘れず入れとく、くらいがちょうど良いいですかね。今はゴツくなくて気軽に入れておける奴も多いんでね。

 ブレストガード(胸)

 最近の流行り……って言っちゃいけないんでしょうが。

 これも昔はオフロード以外じゃ聞かなかった奴ですが、安全意識が高まった近年ではほぼ標準的になってきてますな。

 ここで語るべき別体の奴はゴツくてちょい敷居が高いんですが、最近、各社の仕様が共通化されていろいろなウエアに装着できるようになってきた。
 メーカー問わず装着可能ってのは間違いなく便利、そして結果的に財布にも優しくなるわけですよ。

 胸にパッドを入れることによる着心地の変化とかウエアサイズへの影響とかはありますが、付けりゃ安心なのは間違いなし。
 何より、王道にあるとおり胸部打撲による……なんてのを防ぐためには重要ですからねえ。

全体論

/ 王道・定番・一般論 /

・初心者ならできるだけ数多くのプロテクタを。より安全を目指すべし。

///  俺的本音  ///

 ってなわけで最後にもう一度繰り返すんですけどね。
 プロテクタの類は、ホント、考え方次第なんですよ。

 この手の安全対策ってのはどこまでやってもきりがない。100%にはならない。
 いくら対策しても実際に怪我すりゃ足りなかったって言うし、ヤったことない人はそこまで必要ないと言うし。

 TPOってのも大切だ。

 ロングツーリングに出る時と街中ちょい乗りで必要なプロテクタが違うのは当然のこと。

 これも「バイクで走るならどこでも一緒!どう走っても危険がある!」とか言い始めると、近所のGSに給油に行くのにバトルスーツを着るハメになっちまう。
 ま、個人的には「バトルスーツでGSへもアリなんじゃ?」と思わないでもないですけどね。

※知らない方は「バトルスーツ カドヤ」とかで検索してみて下さいな。

 全ては以前に書いたのと同じ、「自分がどこに線を引くか」

 だから「お前はバイクにTシャツ1枚では乗らないのか?」と聞かれれば、答えは「乗る、でも状況による」になる。

 人気の無い・交通量の少ない場所で暑けりゃTシャツ1枚になるし、危いと思えばどんなに暑くてもジャケット・プロテクタを装着する。

 そして万が一Tシャツで事故っちまって怪我をしたら仕方ないと諦める。たまたま自分の引いた線の外側だったわけだからねえ。

 この「線の引き方」は人によって違うし正解は無い。自分で考えて決めるしかない。

 ま、その引き方を考えるにあたって、このコンテンツが参考になればと思ってますがね。

※例によって過去アップした関連コンテンツは下記のとおり。これも何かの参考にということで。

>・ニーシンパッド・プロテクタ(ポケットタイプ)3種比較記

>・パッド・プロテクタ交換記

>・ニーシンガード考察記


 
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