■それぞれ長短ありますけど
ガレージの作り方(作られ方)には2種類あると思います。
駐車場扱い(=床下)にするか、部屋扱い(=床上)にするかです。
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床下
床下タイプのメリットは、バイクの出し入れも整備も、全て気楽にできる事。
雨のツーリングから帰ってきても即座にしまいこめますし、ドロドロのオフ車でも問題なし。
いや、まぁこれは「問題なし」とまでは言い切れませんが。
ガレージの中でオイルやらクーラントやらの交換もOK。
「こぼれた!汚れた!」となっても水で洗い流せますからね。
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デメリットはホコリと湿気です。
入り口は大抵の場合シャッターになりますが、どうしてもホコリが入り込みます。
湿気も同様。なので正直、ヘルメット・ウエアの類はあまり置いておきたくありません。
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床上
きちんと基礎を立てて(床面を持ち上げて)作る床上タイプの場合は上記の逆になります。
・綺麗に(格好良く)使いたい・しまっておきたい。
・バイク用品(ウエア含む)は全てここに格納しておきたい。
・液体を使うメンテは外でやる。(できる場所がある)
・予算はそこそこある。
……こんな方はこちらの方が良いでしょう。「小市民的」かどうかはさておくとして。
床上の場合、入り口は「登る」ことになるのでスロープ等の設置も必要となりますね。
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どちらにするか
床下・床上どちらが良いか?は難しいところです。
実際的には、ガレージを立てる(取れる)場所の大きさと予算で決定されてしまうでしょう。
ですが、私同様素人のサンデーライダー・サンデーメンテナンスであれば、床下タイプの方が汎用性がある気がしています。
掃除や環境の面で何かと雑に扱えますしね。
理想を言うなら両タイプのハイブリッドタイプでしょう。
半分床下(バイク置き場、メンテ場所)半分床上(用品備品置き場、くつろぎ場)のような感じに。
途中に仕切りがあって、ホコリと湿気をシャットアウトできれば完璧です。
床上部分にソファーでもおけば素敵な書斎に早変わり。
まぁ、贅沢言うときりがありませんけれどね。
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■でまぁ、うちの場合なんですが。
うちは床下タイプです。
庭を掘って鉄筋入れてコンクリートを流して、その上に既製品(組み立て式)の物置きを立てました。
施工費削減の為、アルバイトで雇った大工さん2人(内緒)と私で立てました。コンクリートも個別にミキサーを頼んだり(内緒)とか。
既製品だけに立ち上がりは早かったです。コンクリートが固まってから、完成まで2日間でしたね。
ガレージが建ってしばらくすると、あちこち手直し・補修・改修がしたくなるものです。
この時、構造を知っておくとなにかと便利なもの。
なので、建築を業者に任せる場合でも、作業には立ち会われると良いと思います。
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