■ガレージを立てませんか?|小市民的ガレージライフ

 

04: 電気と水

電気

 

あるとないでは大違い

 ガレージにあると良いもの……を数え始めるときりがなくなるのですが、間違いなく必要なものがあります。

 それは「電気と水」です。

電気

 「バイクを置いておくだけだし照明なんてなくていい、懐中電灯でいい」と思う人もいるかもしれません。でも「ガレージ」として使うのであれば明かりは間違いなく必要です。

 照明のないガレージでは日中の作業もままなりません。夜は無論言うまでもなし。

 メンテナンスに至っては、明かり無しでできることはごくごく限られてしまいます。
 そして懐中電灯の類って、「使いたい時に限って電池切れ」なんですよね。

 ガレージには100Vの電源をひいて、きちんとした蛍光灯を「ちょっと明るすぎるかな?」くらいに準備しておきましょう。

 他の明かり的には、内側でも外側にでもセンサー付きの照明が付けられればとても便利です。
 真夜中にツーリング帰りのへとへとの体で、バッグの中の鍵と懐中電灯を探さなくて済みますから。

 もちろん、電気は照明だけに使うものではありません。

 後々「扇風機が欲しい」とか「音楽(ラジオ)を聞きたい」とかの欲望がむらむらと湧き上がることは間違いなし。
 最近では「パソコン・タブレットが……」や「WIFI機器を……」などもあることでしょう。

 これは普段、我々がいかに電気に頼って生活しているのかを思い知らされる時でもあります。
 これらの欲望に素直に従える環境をあらかじめ準備しておくことは、快適なガレージライフをおくる為の重要事項です。

 電気は母屋からコードリール等で引くという事もできなくはないですが、後々を考慮し、できるだけ恒久的で安全な方法をとることをお奨めします。

 水

 ガレージには水場も大切です。

 洗車時は当然として、それ以外にも水を使う機会は数多くあります。


 一番にはもちろん「手を洗う」こと。

 油汚れは洗剤で落とすとしても、最終的には水洗いが必要です。
 「ちょっとトイレへ」「ちょっとパソコンで調べて…」って時にもまず手を洗わなきゃいけません。

 ブレーキフルードを使ったメンテの後始末、真夏の緊急水分補給(←結構笑い事じゃないんです)等々、ガレージにおいて手軽に水が使える環境は必須と言っていいでしょう。
 もちろんガレージの「中」に水道がある必要はありませんけれどね。

建てる前に確認を

 というわけで、新規で建てる場合はもちろん、既存の場所をガレージとして利用する場合にも、

・電気が引かれている(引ける)かどうか
・水場が近くにある(作れる)かどうか

を必ず確認するようにして下さい。

 本当はトイレも近くになると大変に便利なんですが……これは無いものねだりでしょうね。

 

でまぁ、うちの場合なんですが。

 電気は引いてあります。もちろんブレーカー付きで。詳しくはアレでして…(と口を濁す)

 さすがに常設コンセントはありませんが、明かり以外に使えるようあちこちへ引き回してあります。

 照明以外に一番使うのはラジオかな?あとは扇風機(サーキュレーター)と電動工具とコンプレッサー。

 水場はガレージ外で。でもまぁ入り口のすぐ近くなので不便はありません。

 そしてさすがにトイレは遠くになります。
 





 

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