■出し入れ優先で
ガレージが出来上がり、使うようになってから一番大切な事は、もしかするとバイクの置き方かも知れません。
何故ならバイクって「出すの面倒だなぁ」と思うと乗るモチベーションが下がるんですよね。
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バイクの配置
バイクはできるだけ、入れやすく出しやすいよう置くべきです。
「何かを動かさないと入れられない・出せない」のではバイク専用ガレージの意味がありません。
ですから、入り口に近い場所に入り口に垂直に置くのが一番。
「真っ直ぐ入れて真っ直ぐ出せるように」ということですね。
真っ直ぐに置く事により、日々のメンテナンスも楽になります。
前後タイヤのオフセットやチェーンライン等、車体の前後から確認したい事は結構多いもの。
「スタンドを掛ける」「オイル量を確認する」時の際にも車体が真っ直ぐなのは重要ですね。
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前後の傾斜
前にも書きましたが、ガレージの床は奥側を高く作りましょう。
そして、その奥に頭を向けてオートバイを停めましょう。
「バイクは斜面に沿って上に向けて停めるの法則」は一般道でもガレージ内でも同様。
「さっくり入れられる」&「サイドスタンドが外れにくい」のメリットは先に書いたとおりです。
余談ですが、「バイク駐車場」を謳っているところでもこの構造になっていないところが多くあります。
置き場の向きと斜面がバラバラだったり、前が下がって作られていたり。
「バイクに乗った事のない人が設計しているだろうなぁ」と思ってしまう駐車場、結構ありますよ。
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自分が使いやすい置き方を
入り口やスペースの関係で真っ直ぐに置けない場合もあるでしょう。奥が低くなってしまう場合もあるでしょう。
それはそれで仕方なし、実用性はいま一つですが、「ナナメに置く方が見た目格好良いし」「バックでしまう方が出やすいし」とポジティブに考えましょう。
そして、できる範囲で使いやすい・出入りしやすい置き方を考えてみてください。
繰り返しになりますが、「バイクを出すのが面倒だなぁ」と思うと、乗る機会が減りますからね。
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■でまぁ、うちの場合なんですが。
ガレージの半分、シャッター(入口)側を駐車・整備スペースとしてバイクを並べています。
もちろん真っ直ぐに。
3m幅だと3台は並べて置けますが、そのまま整備となるとちょい狭く感じるのも事実です。
なので重整備(?)の際には、整備車両をガレージの真ん中へ持ってきます。
ここが一番周りに物を広げやすいものですから。
奥側半分はパーツ等の保管と加工スペース……と格好良く書いて見ましたが、作業デスクや棚が雑然と置かれています。
そしてこの部分が物置化しつつあるのは否めません。
モノってほんと増えますね、作った当時はスカスカだったんですけどね……(後述)
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