■ツーリングレポート VMAX1700 静岡、山梨

 

2014 VMAXオーナーズミーティング参加記


祝!5周年

 

 

garage Ak!rA

 

<2014年7月>

祝!サーキット復活

 毎年恒例、ヤマハ主催VMAXオーナーズミーティング

 今年はVMAX発売5周年を記念してFSW開催が復活となる。
 「やった~また富士スピードウェイを走れるぞ~」

 そして「そうか、もう5年か。ホント月日の経つのは早いよな」(そう、歳を重ねると特にねえ)

 当日朝。空は曇り。路面ウエット
 「不思議だよなー、今日は西の雨男は大人しくしてるはずなのになー、東の雨男のせいかなー」とごそごそと雨具をつける。

 降ってはいないので水はね防止に下だけ履けば充分なのだけれど、何しろルートは高速道路。
 突然降りだしても途中で止まれないのでケチらず上も着ていこう。


もちろん荷物にもカバーを

 曇りではあるが気温は高い。「暑い~蒸れる~」と出発する。
 そして着て出たのはどうやら正解だったようで、東北道の埼玉県付近でぱらぱら降られても慌てずに済んだ。

 蓮田SAでの朝飯はなぜか牛丼。あ~なんか牛丼食うのって久しぶりな気が。

 首都高はわりといい天気だった。「SA出る時雨具脱いでくれば良かったかな?気温も更に上がってきたしな」
 どうせペースは上げられないので合羽の前をがばりと開けて走る。

 夏休みの初日で三連休の開始日。覚悟していたけれど混雑は少なくC2もするりと抜けられた。山手トンネル内の熱さはいつもどおり。

 東名高速はさすがに混んでいた。
 オラオラオラとすり抜ける。途中追い越したVMAXは3台くらい。多分今日の参加者の方だろう。

 足柄SAで休憩&給油、そして御殿場で降りてFSWまではすんなり着いたのに、何故か東ゲートから反対方向に走ってしまいFSWの周囲をぐるり一周してしまう。いったい何やってんだか、俺。


 2年ぶりのFSWのオナミは相変わらずのVIP待遇だった。

 あれこれ案内されてVMAXをピット内へ。やれやれと荷物と雨具を片付ける。

 時間がまだ早いのでユーザーは数人のみ。
 空は晴れてはいないが雲は薄い。今日は90台前後の申し込みとのこと、この天気だとドタキャンはどれくらいあるのだろうか?


到着ぅ~


 時間の経過と共に続々とVMAXが集まってくる。この分ならどうやらドタキャンの心配はさほどなさそうだ。

 今回はサブイベントは特に無い(*1)ので昼まではいろいろと見て回る。

*1) と思っていたら、恒例のオーナー記念撮影があったようでして。
  う~ん、案内に気づかなかったんだよな、俺。おかげで今回はプロ撮影の写真は無し orz


タイムスケジュール見直したらちゃんと載ってました(当然)

 VMAXで溢れかえるピット内。

 発売5年経つと個性的な車両も増えてくる。輸入パーツやオリジナル品(?)もちらりほらり。
 「いやー参考になるわー、ホントこういうの観られるだけでも来る価値あるよなー」


ぐるりと…


…全部VMAX


そして著名人によるサイン会も

 ぶらぶら歩いていると「Ak!rAさんですか?」と声を掛けてくれる人がいるのが嬉しいところ。

 あ、今年もうちのWEBサイトを見て新型VMAX購入を決めた!という人が2人程いたので、仲介手数料を俺のスイスの秘密口座へ振り込みお願いいたします>ヤマハの方々

 昼が近づいたところでミーティングルームに集合。

 いつものメーカーの方々のあれこれ話中、「マイナーチェンジするのであればどんな…」的な話題が出てびっくりする。
 でもそうだよな、もう5年なんだものな。(再)

※VMAXのマイナーチェンジについては俺も一家言あるので(?)あとでBLOGに書いてみようと思っていたり。
 あ、もちろんヤマハの方にも直接話させていただいてますけどね。(←但し夜の宴会場で酔っ払いながら)

 5周年記念ということで用意されていたVMAXケーキ(トップ画像)がお披露目されたらお楽しみのお昼ご飯。

 「今回は肉系が多くて嬉しかったー、でもサラダがシーザーズだったのは残念んー」(←苦手)

 デザートには先のVMAXケーキもおいしくいただきました。


会場はこんな雰囲気で


お代わり自由は素晴らしい・・・

 お昼休みタイム(?)にはパネルプレゼントのじゃんけん大会があるも、例によって俺には関係なし。(←くじ運ゼロ)

 そしてせっかくの機会なので、この時間を使ってVOC(VMAX17オーナーズクラブ)の宣伝をさせていただいたりもする。


一番奥のは今だに俺の部屋に飾ってある2009年のヤマハカレンダーの表紙なんだよな…


「ふははは、愚民どもよ平伏すがよい」
(せっかくのVIPルームなので記念撮影)


 好き勝手にわいわいやってたら「あれ?降ってきた?」

 空からとうとう無常の雨が。
 うっすら乾いていた路面もあっという間にウエットに。むー、これからメインの走行だというのにこれは残念だな・・・

 走行前のブリーフィング。

 雨だからどうしようかと悩んだのだけれど、せっかく重い思いをして持ってきたので皮ツナギに着替えてみる。
 だがどうやらこれは正解だったようで、装備によって振り分けられる走行枠でいつもの1クラス(頑張って走りましょうクラス)に入ることができた。
 うはは、雨だからとパッド入りジーンズ+ファブリックジャケット姿のままじゃなくて良かったぜい。


最近着る機会も少ないしね


お待ちかねのゲートオープン

 ざっと降った雨は小康状態へと変わる。路面はフルウエットのままなのでツナギの上から合羽をもこもこと着込む。

 VMAXにまたがってピットロード上へ。
 ポジションは先頭、つまりインストラクタの方の直後というベストな位置。さーて、んじゃ1本目行ってみましょうか。


1本目はこんな雰囲気(これは別チーム)

 コースイン、イントラさんのあとについてゆっくり1コーナーを回る。
 ゆっくりというのは「それはもうゆっくり」
 これだけ遅いと車体が安定しなくてかえって難しく感じたりもする。

 コースを思い出しながらインフィールドをゆっくりと回る。
 「そうそう、晴れてるとこの1コーナーの先に凄い景色が広がるんだよねぇ…」

 ぐるり回った後、最終コーナー手前でイントラさんがふっとペースを上げたので慌てて付いて行く。
 直線に出たら、前回を思い出して3拍あけて・・・全開!
 3速からの加速だけれど、脱出速度が遅いので速度はさほどでもなし。けれど。
 「うっひゃ~、んでもやっぱ怖いぃ~」

 雨の全開走行はそれはもう気を使う。以前も言ったけど、一般道じゃこんな経験絶対にできないからねぇ。
#できないというかしたくないというか。

 中途半端な加速ではあるけれど、直線半ばでイントラさんに追いついてしまう。体を起こしてエアブレーキ使って減速する。

 インフィールドはこれまたゆっくりと。
 それでも多少はペース上がったかな?イントラさんのYZF-R1の走りはさすがに滑らかでそれを感じさせないのだけれど。

 2週目の直線もほぼ同様の感じ。最高速は240km/hを越えた辺りだった。
 「もう少し長く加速できればなー」と思って気がついた。つまり、最終コーナー手前でイントラさんがペース上げたのって「間を空けてたっぷり全開にしてくださいね」ってことだったんじゃぁないだろうか?

 今更気づいても遅くて1本目終了。
 うー失敗した失敗した。慌ててついていくんじゃなくて素直に間を空ければよかった。

 ピットへと戻る。濡れたピットの路面はものすごく滑るからスロットル開け閉めしないように要注意っと。
 ぷはぁとヘルメットを脱いでおねぇさんから冷えたおしぼりを受け取る。(VIP待遇)


そして水分補給
「利休殿、そちらは綾鷹でござるぞ!」(謎)


そして他チームの走りを見学


 2本目。雨は上がってくれた。なので合羽を脱いでツナギ姿に。

 路面のウエット具合もずいぶんと減った。そのせいかイントラさんのインフィールドのペースもやや上がる。

 とはいえペースがペースなので、ヘアピン以外ではイントラさんはブレーキをかけていない。(ブレーキランプが点かない)
 エンジンブレーキとシフトダウンだけでするりとコーナーに進入していく。

 ならばと俺も真似してノーブレーキで。ところがこれだと追いついてしまう

 どう考えてもエンブレはイントラさんのR1より俺のVMAXの方が強いはず。そしてイントラさんが俺より低いギア使ってるとは思えない。
 シフトチェンジをじっくりと観察して、同じタイミングで同じようにスロットルを戻すも状況変わらず。う~む、どうしてなのだろう?
 ともあれ、濡れ濡れスロー走行のインフィールドであれこれ試しながら走るのはなかなか面白い体験だった。

 直線は、1本目の経験を踏まえてちょい間を空けて255km/hというあたり。
 前回とほぼ同じだけど、現在の俺の体調(秘密)を考えるとこれくらいが妥当かな。

 そして2週目の最終コーナー立ち上がり。
 後ろから見ていて「お、結構いいペース」と思ったイントラさんのR1のリアがズバっと滑ってカウンターステア。
 「う~怖い怖い。見ているこっちが怖くなるぅ~」
#あんなに溝の無いタイヤなのになあ、リカバリさすがだよなぁ


2本目は合羽を脱いで
(撮影:56号氏)


ポジションウインカーにしておくと目立つので便利
(撮影:56号氏)

 2本目終了、ぷはぁと(略)おしぼり(略)

 走った走った…なのだけれど、正直もう少し走りたい
 走行時間は1チーム20分なのだけれど、ウエット路面のせいか今日走れたのは1本3周*2本。

 1本につきせめてあと2周、ドライなら+3周はしたいところ。
 時間、費用、いろいろあるとは思うのだけれど、次回FSW時には是非ご検討よろしくです>ヤマハさん。


 ABCチームが全部帰ってきて走行終了。最後はお約束のコース上で記念撮影。
 ついでに俺も記念撮影。


今年もこの掲示が


いろいろなメディアの方から撮影されたのを撮影しかえしたりとか


例によって一人ではしゃいでみたりとか

 「くっそー、走行がもう1時間後だったらセミウエットまで戻ってたのになー」とボヤきながら夕刻、解散。

 ヤマハの方々に見送られてサーキットを出る。

 天気が多少残念ではあったけど、今年も来たかいがあったオナミだった。
 なんてったって、ウエットのサーキットで250km/h以上の全開カマさせてくれる走行会なんてのは他では聞いたこともないわけでして。

 さあて、んじゃこれから帰り・・・ではなく、オーナーズクラブ主催のお泊り会に向かわねば!

#例によってこのお泊り会では裏話多数なれどここには書けず。まぁいずれ何かの機会にでも。


ま、メインは宴会なんですけどね


※当時の模様はヤマハブログでも紹介されてますので是非どーぞ


本日の走行距離:650kmくらい(いいかげん)
本日の教訓:次回こそは晴天で!


 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。



 

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