いや、今年はなかなか思い出深いツーリングになりました。
■今年も行きます!行かせます!
午前3時前起床。
それでも昨日は帰宅後何もせずにとにかく早く床についたおかげで、5時間ちょい睡眠をとることができた。
おかげで目覚めは悪くない。まずは行動食のバナナ2本と一緒に念のためのモンスターエナジーを…っと。
また頼むぞ
★
2013年の北海道ツーリング、休みが取れることはわかっていたのでフェリー予約はきっちり2カ月前に行うことができた。
ところがなんと、行きはOKだったが帰りのチケットゲットに失敗してしまう。
9時の発売開始と同時に手続きしたというのに、慣れないスマホからの予約に手間取っているうち満席になってしまった。
しかし発売3分で売り切れって、多少は景気が回復している証拠なのかねぇ?
#まぁ一番混む日の予約だったからなぁ
狙っていた便以外には多少空きがあったのだけれど、そちらに変えると現地滞在期間が極端に短くなってしまう。
仕方ない、あれこれ暗躍して休暇のスケジュールそのものをなんとかするとしよう。
<フェリーの到着・出航時刻あれこれ>
いつも使う新日本海フェリー(新潟発着)の場合、行きで一番便利なのは小樽へ明け方に付く便だ。
何故なら到着初日から丸々1日走れるから。
また出航も午前中なので当日を無駄に過ごす必要がない。まぁこれは新潟までの距離によるだろうけれど。
帰りの便は使い方による。
道北からなら、当日夜小樽泊にして翌朝発(俺のいつものパターン)が楽で良い。これだと北海道の最終夜をじっくり楽しむことができる。
道東からなら、苫小牧から夕方出る便。最終日にちょい頑張る必要があるが休暇が短い場合には無駄が少なくて済む。
但し新日本海フェリーの場合、日曜日発の便が無い(メンテ日)ので注意が必要。
「あれこれ暗躍」の結果、スケジュールの調整に成功する。
フェリー便の変更・取得にも成功、結果出発は15日の午前新潟発、到着は16の朝小樽。帰りは19の夜苫小牧発、20の朝仙台着となった。
そう、苫小牧東ではなく苫小牧発のこの帰り便は、初めて使う太平洋フェリーの仙台便。
今年は道東へ向かうのでこれが一番都合が良かった。これなら最終日もほぼ丸1日ツーリングに使う事ができるからだ。
※そして仙台着である事が後に非常に助かることに。
さて、というわけで、今年訪れるのは道東だ。
ひぃふぅみぃと数えてみると、今回が丁度10回目の北海道ツーリングだった。
ならば記念にこれまでやるやる言ってできなかった「道東ベースキャンプ方式」をやってみるとしよう。
ここのところ北海道といえば宿泊(やどはく)ばかりだったし、久しぶりに基本に戻ってのキャンプツーリングも楽しいに違いないだろう。
★
控えめにガレージのシャッターを開けてセローエンジン始動。
荷物&整備は1週間前に確認・完了済み、いや、今仕事が忙しすぎて平日は夜も何もできないもので。
テントは重さに加えて重心がねぇ
体をストレッチしたらセロー発進。えんやら走って予定通り午前4時前の高速道路IN(料金50%オフ)にも成功する。
東北道の混雑は程ほどの感じ、バイクの数も程ほど。
出発は50%オフの為に頑張ったが、一旦乗ってしまえば時間はある。なので急がずいつもどおり90~100km/hでぱたぱたと進む。あ~でもやっぱキャンプ用品積むと後ろが重いわぁ~
明け方の気温は電光掲示板によると22~23度というあたり。
Tシャツ1枚に3シーズンジャケットのアウトレットのみオープンで丁度良い感じ。
そしてこの愛用のタイチのジャケットは、一見しただけではわからないが襟元や袖はホツれ内側のシールもはがれてボロボロだったりする。
ずいぶん長く使ったし、このジャケットはこのツーリングが最後の仕事になるかもしれないな。
5時、いつもの安積PA
すっかり明るくなった空にうんとひと伸びして給油。飯を食ってもいいけどこの時間にはまだ食堂は開いてないんだよねぇ。
東北道から磐越道
上った朝日が背中から照らしてくる。見渡す景色は新緑が実に綺麗。いつも同じような時刻に走っているのだけれど、猛暑のせいか今年の緑は特に綺麗な気がするな…
…とか言っていたら、西会津から先は猛烈な霧だった。
周囲は真っ白、気温も一気に下がって20度前後。このあたりの2~3度って体感に大きく影響するんだよね。
霧の中を「涼しいよ~」と走り、トンネルへ入って「暖かいよ~」(昨日の熱帯夜の残り)を繰り返す。
この辺りは1車線の箇所多数。例によって追いついてくる車がいたら端に寄せて(ハンドサイン出して)道を譲るのだけれど、追い越した後ハザードで挨拶してくれるのは半分くらい?
まぁバイクなんて意識していないドライバーは多いからこれでもマシなほうなのかもしれないけれど。
7時前、阿賀野川SA、やっと天気が復活してくる。
ここでツーリング中の俺にしては珍しくちょいと眠気が出てくる。モンスターエナジー効果が切れたのか…いや、やっぱりここしばらくの激務のせいなんだろうな。
晴れてきました
8時、新潟亀田ICから新潟市内へ。
まだまだ燃料は残っているのだけれど明日に備えて満タン給油。コンビニでの買い物もいつものとおり…なのだけれど、ついつい挽き売りのカップコーヒーも買ってしまう。
うん、なんのかんの言いつつやっぱ挽きたてはそれなりに旨いわ、これが100円で買えるって良い時代だよな。
「船内でサッポロクラシックが待っているのにここでコーヒーなんか飲んじゃダメじゃん!」と自分に諭されながらフェリー埠頭へ。
さすがに出航2時間前なので受付はガラガラだった。
さっさと手続きを済ませて待合室をうろうろする。いつの間にか外にはぎらぎらと太陽が照りだしている。炎天下で待つ義理はないし、時間まで建物内で涼んでいるとしよう。
バーコード付きハイテクチケットになったのは去年からでしたっけ?
そして空はマっ晴れに
定刻乗船、そしてバイクの数が少ない(十数台)のに驚く。やっぱ時期ズラすと違うんだな。
船内も比較的空いている感じ。ライダーは別にして待合室には団体さん・家族連れが大勢待っていたのだけれど、彼らは一体何処へ行ってしまったのだろう?
※後で考えたのだけれど、家族連れは皆個室(スイート・ステートルーム)でフロアにはあまり出てこなかったのかもしれない(食事時間の食堂はそれなりに繁盛していたし)時期をズラすと客層も変わるのかもねぇ?
定刻出航。
天気良好、ビールも旨い。
さて、実は今回のスケジュール、北海道の天気予報が今ひとつなのだ。
実際はどんな感じになるだろうか?テント泊だし晴れてくれればいいのだけれど。
また会えたね
(今年はサッポロクラシックにソーセージを合わせるのがマイブームに)
「あ~いい天気だこと…ここはね」
(リモコンの2秒後シャッターを使うのを忘れてるので手が前に)
☆
■本日の走行距離:280km
■本日の教訓:椅子・テーブルが使い放題のフェリーは実に快適
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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